企業分析NOTE
プライム(内国株式)食料品2503

キリンホールディングス株式会社

2025年12月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

キリンホールディングス株式会社は食料品に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数1,124人、平均年収999万円(食料品平均より342万円高い水準)です。キリンホールディングスは、純粋持株会社としてグループ全体の経営戦略を策定し、子会社の事業を統括しています。ビールをはじめとする酒類事業を中核に、飲料や医薬品など多岐にわたる事業を展開し、人々の生活に密着した製品を提供しています。

業界ポジション

色付き数値 = 食料品平均との差
999万円98
18.7h/月36
有給取得率60%
13.6年57
平均年齢41.6歳
2.3%51
+4.1%51
11.5%53
36.8%30
総合スコア
61/ 100
この企業食料品平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

東証プライム上場の超大手企業で、FY2024には売上2兆3383.8億円を達成。純粋持株会社として多様な事業を統括し、安定した基盤を持つ一方で、自己資本比率35.2%と財務健全性も確保しています。食料品業界を牽引する存在として、長期的なキャリア形成に適しています。

事業概要

キリンホールディングスは、純粋持株会社としてグループ全体の経営戦略を策定し、子会社の事業を統括しています。ビールをはじめとする酒類事業を中核に、飲料や医薬品など多岐にわたる事業を展開し、人々の生活に密着した製品を提供しています。

こんな人に向いている

安定した大手企業で長期的なキャリアを築きたい方や、食料品業界で社会に貢献したい方に適しています。

知っておきたい注意点

FY2023の売上データが他年度と大きく異なる点や、営業利益率、有給取得率などの詳細な情報が不足しているため、多角的な情報収集が必要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
Innovate2035!

2035年Vision「人と技術の力でイノベーションを起こし続けるCSV先進企業として世界をもっと元気にしている」の実現を目指す。酒類、ヘルスサイエンス・飲料、医薬の事業ポートフォリオで企業価値向上を図る。AI進化や人財不足、消費意識多様化に対応し、CSVを実践する。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

新規事業
ヘルスサイエンス事業の育成
その他
CSVを経営の根幹に据える
人材・組織
KIRIN WAYのグローバル浸透
人材・組織
挑戦を後押しする評価制度導入
リスク対策
リスクマネジメントシステムの運用

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

協和発酵バイオ㈱のアミノ酸事業等の売却2025
㈱ファンケルの100%化完了2025

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

キリングループは、酒類事業を基盤としつつ、ヘルスサイエンス事業の育成を目指している。健康意識の高まりやアルコール規制強化は、酒類事業の成長に影響を与えるリスクとなる。一方で、ヘルスサイエンス事業の成長は新たな機会となるが、新規事業の成否や事業環境の変化への対応が重要となる。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年12月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

アルコール
酒類事業を営むキリングループとしての責任を前提に、健康、コミュニティ、環境の3領域で価値を創出(対処すべき課題)
領域
ヘルスサイエンス事業の立ち上げと育成、事業構造の変革(対処すべき課題)
脅威
環境変化に迅速かつ柔軟に対応するため、3年計画を毎年見直す新たな経営サイクルに移行(事業の状況)
能力
イノベーションを次々と生み出す組織能力を更に高め、挑戦する人財と組織文化を持つグローバル企業グループへ(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+25%成長。
24,334億
+4.1%
560億
2.3%
1,475億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で-96%減少。人員削減と同時に一人当たり売上高が向上。効率化・選択と集中が進んでいます。平均年収は+11%上昇。
1,124人
-
999万
216,491万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は6737%向上し、生産性が大きく改善。還元率は低く、利益の多くを内部留保や株主還元に配分しています。
13,127万円
前年比
+7112.6%
7.6%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は76%増加しており、積極的な成長投資を実行中。設備投資と研究開発をバランスよく配分しています。対売上10.4%と積極的な投資姿勢です。
1,359億円
1,181億円
10.4%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+42.9%の上昇。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
2,480円
+42.9%
-42pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-12 期末時点株主数 446,532

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象
日経225日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

61.4%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 38.6%自己株式 11.2%

外国人持株比率

25.8%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 25.8% /外国個人 0.02%

株主カテゴリ別構成

金融機関 30.0%
金融商品取引業者 5.8%
外国人 25.8%
法人 3.0%
個人・その他 35.4%

主要株主(上位10名)

1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
17.46%
2株式会社日本カストディ銀行(信託口)
6.75%
3明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)
3.86%
4STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
3.11%
5SMBC日興証券株式会社
1.58%
6JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
1.43%
7日本証券金融株式会社
1.30%
8JPモルガン証券株式会社
1.17%
9株式会社日本カストディ銀行(信託口4)
1.08%
10MOXLEY AND CO LLC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
0.84%
流通株式
61.4%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×2.447)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
84万円
残業代(月額推定)業界比率
4万円
賞与(年間推定)業界比率
191万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
999万円
7年変動
+11.5%
変動額
+103万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
999万円
食料品平均
41.6
食料品平均
13.6
食料品平均
労働環境
18.7h
| 平均 26.7h
60%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
18%
全上場平均 9.4%
29%
39%
75%
女性÷男性 (100%=同一)
100%
+69.8pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qキリンホールディングスの平均年収はいくらですか?

キリンホールディングス株式会社の平均年収は999万円です(有価証券報告書 2025期)。

食料品の業界平均657万円と比較すると342万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qキリンホールディングスの生涯年収はいくらですか?

キリンホールディングス株式会社の推定生涯年収は約4.1億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

食料品の業界平均の推定生涯年収約2.5億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qキリンホールディングスの残業時間はどのくらいですか?

キリンホールディングス株式会社の平均残業時間は月18.7時間です(有価証券報告書 2025期)。

食料品の業界平均13.9時間と比較すると多いです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Qキリンホールディングスの有給休暇取得率は?

キリンホールディングス株式会社の有給休暇取得率は60.0%です。

食料品の業界平均74.7%と比較すると低い水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

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Qキリンホールディングスはブラック企業ですか?激務ですか?

キリンホールディングス株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月18.7時間(食料品平均13.9時間)、有給休暇取得率は60.0%(食料品平均74.7%)、平均勤続年数は13.6年(食料品平均14.2年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間が業界平均を上回り、有休取得率が業界平均を下回っているため、業界平均と比べて負荷が高い傾向が見られます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qキリンホールディングスの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

キリンホールディングス株式会社の主要指標:

  • 残業:月18.7時間
  • 有休取得率:60.0%
  • 勤続年数:13.6年
  • 営業利益率:2.3%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

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Qキリンホールディングスは長く働ける会社ですか?

キリンホールディングス株式会社の平均勤続年数は13.6年(食料品平均14.2年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+4.1%です。

営業利益率は2.3%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qキリンホールディングスの業績・将来性はどうですか?

キリンホールディングス株式会社の直近の売上高は24,334億円(前年比+4.1%)です。

営業利益率は2.3%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qキリンホールディングスの年収が高い理由は?

キリンホールディングス株式会社の平均年収999万円は、食料品の業界平均657万円を大きく上回っています。

高年収の背景としては、営業利益率が2.3%と一定の水準にあること、一人当たりの売上高が大きいことなどが考えられます。利益率が高い企業は社員への還元余力も大きく、年収に反映されやすい傾向があります。

Qキリンホールディングスは女性が働きやすい企業ですか?

キリンホールディングス株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:16.0%
  • 男性育児休業取得率:85.2%
  • 男女の賃金差異:73.1%

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企業基本情報

証券コード
2503
業種
食料品
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
資本金
1,020.5億円
会計基準
IFRS(国際会計基準)
従業員数
1,124名(連結)
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