企業分析NOTE
スタンダード(内国株式)建設業1921

株式会社巴コーポレーション

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

株式会社巴コーポレーションは建設業に属するのスタンダード(内国株式)上場企業です。従業員数531人、平均年収685万円(建設業平均を82万円低い水準)です。立体構造物や橋梁、鉄骨、鉄塔などの設計・製作・施工を行う鉄構建設事業と、不動産の売買・管理・賃貸借を手掛ける不動産事業の二本柱で事業を展開。社会インフラを支える建設と、生活基盤となる不動産の両面から社会に貢献しています。

業界ポジション

色付き数値 = 建設業平均との差
685万円52
15.5h/月67
13.7年58
平均年齢41.3歳
11.3%80
+4.0%49
20.4%78
62.6%62
総合スコア
65/ 100
この企業建設業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

株式会社巴コーポレーションは、鉄構建設と不動産事業を手掛ける中堅企業です。最新年度の営業利益率11.3%と自己資本比率62.6%は、高い収益性と安定した財務基盤を示します。平均年収も業界平均を33.8%上回るなど、待遇面でも魅力があり、安定した環境で専門性を追求したい求職者にとって有望な選択肢となるでしょう。

事業概要

立体構造物や橋梁、鉄骨、鉄塔などの設計・製作・施工を行う鉄構建設事業と、不動産の売買・管理・賃貸借を手掛ける不動産事業の二本柱で事業を展開。社会インフラを支える建設と、生活基盤となる不動産の両面から社会に貢献しています。

セグメント分析

鉄構建設事業は、立体構造物や橋梁といった社会インフラを支える高度な技術力を要するため、専門技術を深めたい技術職や施工管理職に成長機会があります。不動産事業は売買・管理・賃貸と幅広く展開しており、営業や管理の経験を活かしたい方には選択肢となるでしょう。自身の専門性や志向に合わせて検討すると良いでしょう。

こんな人に向いている

安定した財務基盤と高年収を重視し、社会インフラを支える建設業で専門性を高めたい技術者や、不動産事業でキャリアを築きたい方に向いています。

知っておきたい注意点

有給取得率のデータが公開されていないため、実際の働き方については入社前に確認が必要です。

データ更新: 2026-03-17 時点

代表的な商品・サービス

🏗️

橋梁設計・製作・施工

鉄構建設事業
🏗️

鉄塔設計・製作・施工

鉄構建設事業
🏗️

総合建設工事(企画・設計・施工)

鉄構建設事業
🏠

不動産売買・管理・賃貸借

不動産事業検索
🏠

不動産仲介

不動産事業検索

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
TOMOE BUILD up 52023年発表 → 2028年目標

第3期中期経営計画「TOMOE BUILD up 5」では、グループ保有力の有効活用、事業基盤強化、周辺領域拡大を5年間で推進する。経営近代化とグループ経営資源の有効活用のため、関連会社の連結子会社化やM&Aを実施。建設業の厳しい環境下、「高付加価値、高営業利益率」を守りつつ、グループ一体で企業価値向上を目指す。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

その他
グループ保有力の有効活用
その他
事業基盤の強化
成長投資
周辺領域の拡大
リスク対策
事業継続性の確保
その他
変革へのチャレンジ

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

株式会社巴技研、株式会社泉興産を連結子会社化。2023
令和建設株式会社の全株式を取得し連結子会社化。2023

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

巴コーポレーションは、建設市場の動向、資材価格・労務費の変動、取引先の信用リスクといった建設業特有の外部環境リスクに晒されている。特に、国内経済の悪化や資材高騰・人手不足は、受注条件の悪化や利益率低下に直結し、業績に大きな影響を与える可能性がある。新技術の実用化リスクや重大事故発生リスクも抱えている。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

建設市場
営業戦略の見直し・強化、受注前事前検討の充実、コストダウン推進、採算回復力の向上。(事業の状況)
取引先
受注時の与信調査を厳格化、定期的な再調査を実施し与信管理を徹底。(事業の状況)
資材価格
資材価格動向のモニタリング、適切な購買による価格上昇抑制。(事業の状況)
資産保有
取締役会で保有資産の便益・リスクを検証し、売却を進める。(事業の状況)
新技術
事業開発・技術開発の強化、AI・IoT等の活用推進。(事業の状況)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間ほぼ横ばい。利益率11.2%を安定維持しており、高い収益力があります。
347億
+4.0%
39億
+23.7%
11.3%
148億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+25%増加。人員増の一方で一人当たり売上高は低下。採用先行で生産性は課題です。平均年収は+7%上昇。
531人
-
685万
6,529万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は286%向上し、生産性が大きく改善。還元率は低く、利益の多くを内部留保や株主還元に配分しています。
2,797万円
前年比
+368.5%
24.5%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は350%増加しており、積極的な成長投資を実行中。
26億円
1億円
7.6%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+502.4%の上昇。日経平均を大きく上回り、市場の期待が高い銘柄です。
2,018円
+502.4%
+96pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。建設業の業界統計を企業の年収比率(×1.497)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
58万円
残業代(月額推定)業界比率
3万円
賞与(年間推定)業界比率
130万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
685万円
7年変動
+6.7%
変動額
+43万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
685万円
建設業平均
41.3
建設業平均
13.7
建設業平均
労働環境
15.5h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
5%
全上場平均 9.4%
--
非公開
32%
69%
女性÷男性 (100%=同一)
60%
+29.8pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
えるぼし 3段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中3段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q巴コーポレーションの平均年収はいくらですか?

株式会社巴コーポレーションの平均年収は685万円です(有価証券報告書 2025期)。

建設業の業界平均767万円と比較すると82万円低い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q巴コーポレーションの生涯年収はいくらですか?

株式会社巴コーポレーションの推定生涯年収は約2.8億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

建設業の業界平均の推定生涯年収約2.9億円と比較すると同程度の水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q巴コーポレーションの残業時間はどのくらいですか?

株式会社巴コーポレーションの平均残業時間は月15.5時間です(有価証券報告書 2025期)。

建設業の業界平均19.9時間と比較すると少ないです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q巴コーポレーションの有給休暇取得率は?

株式会社巴コーポレーションの有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q巴コーポレーションはブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社巴コーポレーションの労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月15.5時間(建設業平均19.9時間)、平均勤続年数は13.7年(建設業平均14.6年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間は業界平均以下、有休取得率は業界平均以上であり、データ上は業界平均より良好な労働環境と言えます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q巴コーポレーションの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社巴コーポレーションの主要指標:

  • 残業:月15.5時間
  • 勤続年数:13.7年
  • 営業利益率:11.3%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q巴コーポレーションは長く働ける会社ですか?

株式会社巴コーポレーションの平均勤続年数は13.7年(建設業平均14.6年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+4.0%です。

営業利益率は11.3%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q巴コーポレーションの業績・将来性はどうですか?

株式会社巴コーポレーションの直近の売上高は347億円(前年比+4.0%)です。

営業利益率は11.3%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q巴コーポレーションは女性が働きやすい企業ですか?

株式会社巴コーポレーションの女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:4.8%
  • 男性育児休業取得率:60.0%
  • 男女の賃金差異:68.5%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
TOMOE CORPORATION
証券コード
1921
業種
建設業
市場区分
スタンダード(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都中央区勝どき四丁目6番2号
資本金
30億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
531名(連結)
電話番号
03(3533)5311(代表)
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