企業分析NOTE
プライム(内国株式)金属製品3436

株式会社SUMCO

2025年12月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

株式会社SUMCOは金属製品に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数5,065人、平均年収641万円(金属製品平均より19万円高い水準)です。株式会社SUMCOは、スマートフォンやパソコン、AIなどに不可欠な半導体の「基板」となるシリコンウェーハを製造・販売しています。半導体メーカーが効率良く高性能な半導体を作るための、重要な材料を提供している企業です。

業界ポジション

色付き数値 = 金属製品平均との差
641万円46
8.8h/月72
14.0年59
平均年齢42.7歳
-1.8%51
-15.7%41
-2.5%50
56.3%52
総合スコア
58/ 100
この企業金属製品平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

株式会社SUMCOは、半導体用シリコンウェーハ製造を主軸とする東証プライム上場の大手企業です。業界平均を45.0%上回る高年収と、自己資本比率56.0%の安定した財務基盤が魅力。直近は市況の影響で業績は軟調ですが、半導体産業の成長を支える重要な役割を担っています。

事業概要

株式会社SUMCOは、スマートフォンやパソコン、AIなどに不可欠な半導体の「基板」となるシリコンウェーハを製造・販売しています。半導体メーカーが効率良く高性能な半導体を作るための、重要な材料を提供している企業です。

こんな人に向いている

高年収を重視し、安定した大手企業で働きたい方に適しています。半導体産業の成長を支える基盤技術に貢献したい方にも向いています。

知っておきたい注意点

直近の業績は半導体市況の影響で減収減益が続いています。単一セグメントのため、市況変動による影響を受けやすい点は留意が必要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

⚙️

300mmポリッシュトウェーハ

半導体用シリコンウェーハ
⚙️

300mmエピタキシャルウェーハ

半導体用シリコンウェーハ
⚙️

200mmポリッシュトウェーハ

半導体用シリコンウェーハ
⚙️

200mmエピタキシャルウェーハ

半導体用シリコンウェーハ
⚙️

高純度シリコンインゴット

半導体材料

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

半導体用シリコンウェーハ市場の中長期成長を見据え、主力の300mmウェーハの技術開発と高度化投資に注力。200mm以下は生産体制の再構築を進め、コスト競争力強化と収益改善を図る。AI需要増加に対応しつつ、迅速な経営資源最適化を目指す。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

技術開発
300mmウェーハの技術開発と高度化投資推進
コスト改善
200mm以下ウェーハの生産体制再構築
技術開発
AI活用による生産性向上とコスト競争力強化
コスト改善
事業構造改革による収益改善
その他
経営資源の迅速かつ的確な最適化

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

当社グループは半導体デバイス市場の需要変動に大きく依存し、急速な技術革新や地政学的リスクによる景気後退が経営成績に影響を与える可能性が高い。特に300mmシリコンウェーハの需要変動や価格下落圧力、製造設備の故障リスクが経営に重要な影響を及ぼす。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年12月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

需要変動
市場動向に迅速対応し財務体質強化を継続的に推進(対処すべき課題)
価格下落
AI活用による生産性向上と技術改善でコスト競争力強化(対処すべき課題)
製造設備
定期的な予防保全と大規模システム障害対策を実施(対処すべき課題)
競合
高精度化技術開発と製品差別化でシェア維持向上に注力(対処すべき課題)
地政学リスク
事業構造改革と経営資源の最適化でリスク耐性向上(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+12%成長。直近期は営業赤字。
3,344億
-15.7%
-61億
赤字転落
-1.8%
-118億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で-38%減少。人員削減と同時に一人当たり売上高が向上。効率化・選択と集中が進んでいます。
5,065人
-
641万
6,602万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中1期が赤字と、利益が不安定な状態です。
-232万円
前年比
赤字転落
-
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は1654%増加しており、積極的な成長投資を実行中。設備投資が中心で、生産能力やインフラの拡充に注力しています。対売上27.2%と非常に高い投資水準です。
800億円
112億円
27.2%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で-1.9%の下落。日経平均を大きく上回り、市場の期待が高い銘柄です。
2,476円
-1.9%
+20pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-12 期末時点株主数 104,335

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

55.3%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 44.7%自己株式 0.0%

外国人持株比率

46.8%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 46.6% /外国個人 0.14%

株主カテゴリ別構成

金融機関 31.6%
金融商品取引業者 2.2%
外国人 46.8%
法人 1.3%
個人・その他 18.1%

主要株主(上位10名)

1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
16.67%
2株式会社日本カストディ銀行(信託口)
10.66%
3BNYMSANV AS AGENT / CLIENTS LUX UCITS NON TREATY 1(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
3.36%
4JP MORGAN CHASE BANK 385864(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
2.52%
5STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
2.36%
6STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
2.26%
7BBH (LUX) FOR FIDELITY FUNDS - GLOBAL TECHNOLOGY POOL(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
2.14%
8JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
1.90%
9野村信託銀行株式会社(投信口)
1.72%
10SCBHK AC-SCBCN FOR PRUDENTIAL HONG KONG LIMITED(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
1.13%
流通株式
55.3%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.572)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
54万円
残業代(月額推定)業界比率
3万円
賞与(年間推定)業界比率
122万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
641万円
7年変動
-2.5%
変動額
-16万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
641万円
金属製品平均
42.7
金属製品平均
14.0
金属製品平均
労働環境
8.8h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
3%
全上場平均 9.4%
23%
--
非公開
72%
女性÷男性 (100%=同一)
100%
+69.8pt
全上場平均 30.2%
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

QSUMCOの平均年収はいくらですか?

株式会社SUMCOの平均年収は641万円です(有価証券報告書 2025期)。

金属製品の業界平均622万円と比較すると同程度の水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

QSUMCOの生涯年収はいくらですか?

株式会社SUMCOの推定生涯年収は約2.6億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

金属製品の業界平均の推定生涯年収約2.4億円と比較すると同程度の水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

QSUMCOの残業時間はどのくらいですか?

株式会社SUMCOの平均残業時間は月8.8時間です(有価証券報告書 2025期)。

金属製品の業界平均14.1時間と比較すると少ないです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

QSUMCOの有給休暇取得率は?

株式会社SUMCOの有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

QSUMCOはブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社SUMCOの労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月8.8時間(金属製品平均14.1時間)、平均勤続年数は14.0年(金属製品平均15.8年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間は業界平均以下、有休取得率は業界平均以上であり、データ上は業界平均より良好な労働環境と言えます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

QSUMCOの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社SUMCOの主要指標:

  • 残業:月8.8時間
  • 勤続年数:14.0年
  • 営業利益率:-1.8%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

QSUMCOは長く働ける会社ですか?

株式会社SUMCOの平均勤続年数は14.0年(金属製品平均15.8年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比-15.7%です。

営業利益率は-1.8%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

QSUMCOの業績・将来性はどうですか?

株式会社SUMCOの直近の売上高は3,344億円(前年比-15.7%)です。

営業利益率は-1.8%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

QSUMCOは女性が働きやすい企業ですか?

株式会社SUMCOの女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:1.9%
  • 男性育児休業取得率:100.0%
  • 男女の賃金差異:75.7%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

証券コード
3436
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
資本金
1,990.3億円
会計基準
日本基準
従業員数
5,065名(連結)
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