企業分析NOTE
プライム(内国株式)陸運業9064

ヤマトホールディングス株式会社

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月9日

ヤマトホールディングス株式会社は陸運業に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数172,822人、平均年収1,226万円(陸運業平均より595万円高い水準)です。ヤマトホールディングスは、宅配便でおなじみの「エクスプレス事業」を核に、企業の物流を包括的に支援する「コントラクト・ロジスティクス」、国際物流、さらには次世代モビリティまで、幅広い物流サービスを提供し、社会のインフラを支える企業です。

業界ポジション

色付き数値 = 陸運業平均との差
1,226万円100
業界平均(推定)
24.7年100
平均年齢50.8歳
0.8%51
+0.2%47
6.3%51
47.4%49
総合スコア
83/ 100
この企業陸運業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

ヤマトホールディングスは、従業員数17万人を超える東証プライム上場の超大手企業です。自己資本比率47.4%と財務基盤は安定していますが、直近の営業利益率は0.8%と低水準で、収益性改善が課題となっています。多角的な事業展開で物流インフラを支える存在です。

事業概要

ヤマトホールディングスは、宅配便でおなじみの「エクスプレス事業」を核に、企業の物流を包括的に支援する「コントラクト・ロジスティクス」、国際物流、さらには次世代モビリティまで、幅広い物流サービスを提供し、社会のインフラを支える企業です。

セグメント分析

「エクスプレス事業」は基盤ですが、成長機会を求めるなら、企業の物流最適化を担う「コントラクト・ロジスティクス事業」や、国際的なサプライチェーンを構築する「グローバル事業」が狙い目でしょう。DX推進や新規事業開発に携わる職種は、今後の待遇向上やキャリアアップに繋がりやすい可能性があります。

こんな人に向いている

社会インフラを支える大企業で安定を求めつつ、事業変革期に貢献したい方や、多様な物流サービスを通じてキャリアを築きたい方に向いています。

知っておきたい注意点

直近の営業利益率が0.8%と低く、収益性改善が課題です。また、有給取得率など働き方に関する詳細データがないため、入社前に具体的な労働環境を確認することをお勧めします。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
サステナビリティ・トランスフォーメーション2030 ~1st Stage~2025年発表 → 2027年目標

2030年の持続可能な価値創造企業を目指し、宅急便ネットワーク強靭化と事業ポートフォリオ変革を3年間の重点課題とする。環境負荷低減や多様な顧客ニーズ対応を通じて収益基盤強化と社会価値創造を両立させる計画である。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

リスク対策
宅急便ネットワークの強靭化と収益構造変革
成長投資
法人ビジネス領域の拡大とM&A推進
環境対策
EV車導入と再生可能エネルギー設備設置
技術開発
デジタル戦略による業務効率化と新ビジネス創出
新規事業
多様なパートナーとの共創によるサステナブル・サプライチェーン構築

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

ナカノ商会の連結子会社化で法人事業強化2023

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

ヤマトホールディングスは、EC化進展やサプライチェーンのブロック化、気候変動、労働力人口減少など多様な環境変化に直面し、競争激化や人材確保難、技術革新対応の遅れが経営成績に重大影響を及ぼすリスクを抱える。特に宅急便基盤の収益構造変革と法人ビジネス拡大が鍵となる。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

人材
魅力ある人事評価制度と安全職場環境整備で人材確保・定着を推進(対処すべき課題)
競争
収益構成変革と法人ビジネス拡大で競争激化に対応(対処すべき課題)
テクノロジー
AI・IoT活用やロボティクス導入で業務効率化と新ビジネス創出を推進(事業の状況)
環境
EV車2万3500台導入や太陽光設備810基設置で温室効果ガス削減を目指す(対処すべき課題)
輸配送
輸送効率化とターミナル再編で固定費抑制と変動費コントロールを実現(事業の状況)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間ほぼ横ばい。利益率0.8%で安定推移。
17,627億
+0.2%
142億
-64.5%
0.8%
379億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で-23%減少。人員削減と同時に一人当たり売上高が向上。効率化・選択と集中が進んでいます。平均年収は+28%上昇。
172,822人
-
1226万
1,020万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は100%向上し、生産性が大きく改善。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
22万円
前年比
+4.8%
5586.2%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は安定推移。
846億円
28億円
5.0%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で-37.2%の下落。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
1,764円
-37.2%
-74pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象
日経225日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。運輸業・郵便業の業界統計を企業の年収比率(×2.937)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
95万円
残業代(月額推定)業界比率
9万円
賞与(年間推定)業界比率
215万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
1226万円
7年変動
+28.2%
変動額
+270万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
1,226万円
陸運業平均
50.8
陸運業平均
24.7
陸運業平均
労働環境
非公開
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
--
非公開
17%
--
非公開
--
非公開
--
非公開
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qヤマトホールディングスの平均年収はいくらですか?

ヤマトホールディングス株式会社の平均年収は1,226万円です(有価証券報告書 2025期)。

陸運業の業界平均631万円と比較すると595万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qヤマトホールディングスの生涯年収はいくらですか?

ヤマトホールディングス株式会社の推定生涯年収は約5.1億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

陸運業の業界平均の推定生涯年収約2.4億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qヤマトホールディングスの有給休暇取得率は?

ヤマトホールディングス株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Qヤマトホールディングスはブラック企業ですか?激務ですか?

ヤマトホールディングス株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均勤続年数は24.7年(陸運業平均15.5年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qヤマトホールディングスの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

ヤマトホールディングス株式会社の主要指標:

  • 勤続年数:24.7年
  • 営業利益率:0.8%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Qヤマトホールディングスは長く働ける会社ですか?

ヤマトホールディングス株式会社の平均勤続年数は24.7年(陸運業平均15.5年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+0.2%です。

営業利益率は0.8%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qヤマトホールディングスの業績・将来性はどうですか?

ヤマトホールディングス株式会社の直近の売上高は17,627億円(前年比+0.2%)です。

営業利益率は0.8%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qヤマトホールディングスの年収が高い理由は?

ヤマトホールディングス株式会社の平均年収1,226万円は、陸運業の業界平均631万円を大きく上回っています。

高年収の背景としては、営業利益率が0.8%と一定の水準にあること、一人当たりの売上高が大きいことなどが考えられます。利益率が高い企業は社員への還元余力も大きく、年収に反映されやすい傾向があります。

企業基本情報

英語社名
YAMATO HOLDINGS CO., LTD.
証券コード
9064
業種
陸運業
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都中央区銀座二丁目16番10号
資本金
1,272.3億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
172,822名(連結)
電話番号
(03)3541-4141(大代表)
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