企業分析NOTE
プライム(内国株式)電気機器6762

TDK株式会社

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

TDK株式会社は電気機器に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数105,067人、平均年収830万円(電気機器平均より127万円高い水準)です。TDKは、スマートフォンや自動車、産業機器などに使われる電子部品を製造・販売する大手電気機器メーカーです。コンデンサやセンサー、磁気応用製品、バッテリーなど、幅広い分野で世界中の製品を支える基幹部品を提供しています。

業界ポジション

色付き数値 = 電気機器平均との差
830万円72
16.1h/月45
有給取得率72%
17.2年73
平均年齢43.2歳
業界平均(推定)
+4.8%51
9.3%53
50.8%46
総合スコア
64/ 100
この企業電気機器平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

大手電気機器メーカーTDKは、東証プライム上場の大企業です。業界平均を80.4%上回る高年収が魅力で、自己資本比率50.8%と財務基盤も安定。グローバルな事業展開で安定したキャリアを築きたい求職者にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

事業概要

TDKは、スマートフォンや自動車、産業機器などに使われる電子部品を製造・販売する大手電気機器メーカーです。コンデンサやセンサー、磁気応用製品、バッテリーなど、幅広い分野で世界中の製品を支える基幹部品を提供しています。

セグメント分析

「受動部品」「センサ応用製品」「磁気応用製品」「エナジー応用製品」と多岐にわたる中で、特にスマートフォンやEV化で需要が高まる「センサ応用製品」や「エナジー応用製品」は成長機会が大きいでしょう。これらの分野での研究開発や技術営業職は、将来性が見込めます。

こんな人に向いている

高水準の年収を重視し、グローバルな大手メーカーで安定したキャリアを築きたい人に適しています。

知っておきたい注意点

有給取得率や残業時間など、働き方に関する詳細なデータが不足している点は確認が必要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

エナジーデバイス(二次電池)

エネルギー 54.6%
📱

セラミックコンデンサ

Passive Components 26.2%
📱

HDD用ヘッド

Magnetic Application Products 10.4%
📱

MEMSセンサ

Sensor Application Products 8.8%

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

TDKは2024年に長期ビジョンを制定し、変化を先んじて検知し迅速対応できる体制構築を目指す。人的資本や知的資本の強化を通じて、電子デバイス領域でのリーディングポジション確立と持続的成長を図る。多様な人財育成や組織能力開発に重点を置き、恒常的な投資余力確保を目標とする。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

その他
多様な人財の活躍推進と育成による変革
成長投資
ビジネスアントレプレナー育成による組織能力強化
その他
従業員エンゲージメントと健康向上の推進
技術開発
材料・プロセス・ソフトウェア領域の強化
リスク対策
変化に迅速対応できる仕組みの確立と運用

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

TDKはグローバルに事業展開し、米中対立や為替変動、経済動向の不確実性が業績に大きく影響する。特に海外売上高比率92%のため、急激な円高や政治・経済リスクが残余リスクとして重要視されている。加えて、技術革新や市場変化への迅速対応が求められ、BCPやERM委員会を通じた全社的リスク管理体制を強化している。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

BCP
BCP観点から残余リスク評価し重要リスクを特定・対策(事業の状況)
技術開発
材料・プロセス・ソフトウェア強化でリーディングポジション確立(対処すべき課題)
為替変動
外貨建原材料購買増大と現地調達化で為替リスクを軽減(対処すべき課題)
経済動向
製造拠点最適化と設備投資精査で経営体質を改善(対処すべき課題)
ERM
ERM委員会設置しリスク管理のPDCAサイクルを推進(事業の状況)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+60%成長。
22,048億
+4.8%
-
-
1,672億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。一人当たり売上高は+59%向上し、生産性が改善しています。
105,067人
-
830万
2,098万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は42%向上し、生産性が大きく改善。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
159万円
前年比
+29.3%
521.8%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は66%増加しており、積極的な成長投資を実行中。設備投資と研究開発をバランスよく配分しています。対売上21.7%と非常に高い投資水準です。
2,253億円
2,536億円
21.7%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+217.2%の上昇。日経平均を大きく上回り、市場の期待が高い銘柄です。
2,890円
+217.2%
+118pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象
日経225日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×2.035)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
70万円
残業代(月額推定)業界比率
4万円
賞与(年間推定)業界比率
158万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
830万円
7年変動
+4.5%
変動額
+36万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
830万円
電気機器平均
43.2
電気機器平均
17.2
電気機器平均
労働環境
16.1h
| 平均 26.7h
72%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
5%
全上場平均 9.4%
7%
17%
72%
女性÷男性 (100%=同一)
55%
+24.3pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
プラチナくるみん
特例認定(くるみんの上位認定)

くるみん認定企業のうち、より高い水準の取り組みを行っている企業に与えられる特例認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

QTDKの平均年収はいくらですか?

TDK株式会社の平均年収は830万円です(有価証券報告書 2025期)。

電気機器の業界平均703万円と比較すると127万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

QTDKの生涯年収はいくらですか?

TDK株式会社の推定生涯年収は約3.4億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

電気機器の業界平均の推定生涯年収約2.7億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

QTDKの残業時間はどのくらいですか?

TDK株式会社の平均残業時間は月16.1時間です(有価証券報告書 2025期)。

電気機器の業界平均14.6時間と比較すると多いです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

QTDKの有給休暇取得率は?

TDK株式会社の有給休暇取得率は71.7%です。

電気機器の業界平均77.0%と比較すると同程度の水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

ホワイト企業ランキングで総合的な働きやすさを確認

QTDKはブラック企業ですか?激務ですか?

TDK株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月16.1時間(電気機器平均14.6時間)、有給休暇取得率は71.7%(電気機器平均77.0%)、平均勤続年数は17.2年(電気機器平均15.6年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間が業界平均を上回り、有休取得率が業界平均を下回っているため、業界平均と比べて負荷が高い傾向が見られます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

QTDKの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

TDK株式会社の主要指標:

  • 残業:月16.1時間
  • 有休取得率:71.7%
  • 勤続年数:17.2年

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

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QTDKは長く働ける会社ですか?

TDK株式会社の平均勤続年数は17.2年(電気機器平均15.6年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+4.8%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

QTDKの業績・将来性はどうですか?

TDK株式会社の直近の売上高は22,048億円(前年比+4.8%)です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

QTDKは女性が働きやすい企業ですか?

TDK株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:5.3%
  • 男性育児休業取得率:54.5%
  • 男女の賃金差異:72.2%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
TDK CORPORATION
証券コード
6762
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都中央区日本橋二丁目5番1号
資本金
326.4億円
決算期
3月
会計基準
米国基準
従業員数
105,067名(連結)
電話番号
03(6778)1068
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