企業分析NOTE
グロース(内国株式)医薬品4588

オンコリスバイオファーマ株式会社

2025年12月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

オンコリスバイオファーマ株式会社は医薬品に属するのグロース(内国株式)上場企業です。従業員数38人、平均年収1,074万円(医薬品平均より250万円高い水準)です。がんのウイルス療法と重症ウイルス感染症治療薬の開発に特化した創薬バイオベンチャーです。研究開発を先行させ、新しい治療薬の事業化を目指しています。HIV治療薬を神経難病治療薬として応用するなど、幅広いウイルス創薬に取り組んでいます。

業界ポジション

色付き数値 = 医薬品平均との差
1,074万円100
業界平均(推定)
4.7年19
平均年齢49.4歳
-7090.6%0
-9.0%44
-51.5%44
87.8%89
総合スコア
57/ 100
この企業医薬品平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

研究開発先行型の創薬バイオベンチャー。直近の営業利益率は-533.0%と大きな赤字が続くものの、自己資本比率は71.6%と安定。平均年収は業界平均を69.9%上回る高水準で、将来の成長に期待する人材に適しています。

事業概要

がんのウイルス療法と重症ウイルス感染症治療薬の開発に特化した創薬バイオベンチャーです。研究開発を先行させ、新しい治療薬の事業化を目指しています。HIV治療薬を神経難病治療薬として応用するなど、幅広いウイルス創薬に取り組んでいます。

こんな人に向いている

未承認薬の開発に情熱を持ち、高い専門性とリスクを恐れないチャレンジ精神を持つ研究者や事業開発担当者に向いています。

知っておきたい注意点

研究開発先行型で赤字が続くため、事業の安定性には注意が必要です。パイプラインの承認申請やライセンス活動の進捗が、今後の成長を左右します。

データ更新: 2026-03-17 時点

代表的な商品・サービス

💊

OBP-301(がんのウイルス療法)

がん治療薬
💊

OBP-702(がんのウイルス療法)

がん治療薬
💊

OBP-2011(重症ウイルス感染症治療薬)

ウイルス感染症治療薬
💊

OBP-601(神経難病治療薬)

神経難病治療薬

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

当社はライセンス型事業モデルから自社製造販売承認を得る製薬会社型モデルとのハイブリッドへ移行し、2025年にOBP-301の国内承認申請を完了、2026年の販売開始を目指す。これにより収益基盤の多様化と安定化を図り、がんウイルス療法分野での存在感を強化する戦略である。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
OBP-301の国内製造販売承認取得と販売開始
成長投資
ライセンス型と製薬会社型事業モデルのハイブリッド化推進
コスト改善
CRO/CDMOへの業務委託による開発効率化
その他
高度専門人材の確保と育成による組織強化
その他
ワークライフバランス支援制度の整備

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

OBP-301国内販売開始予定2026
OBP-301国内製造販売承認申請2025
Transposon社とのOBP-601ライセンス契約締結2020

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

オンコリスバイオファーマは、遺伝子組換えウイルスを用いたがんのウイルス療法薬開発に特化し、長期かつ高額な研究開発費用負担、ライセンス契約の不確実性、開発中の安全性・有効性リスク、及び厳格な法規制(カルタヘナ議定書等)に直面している。これらが事業収入や開発継続に大きく影響する重要リスクである。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年12月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

研究開発
政府補助金活用とライセンス契約による開発費負担軽減を推進(対処すべき課題)
安全性
科学評価顧問活用とCRO連携で臨床試験の安全性確保を徹底(対処すべき課題)
法規制
カルタヘナ法遵守のため文部科学大臣の拡散防止措置確認を取得(対処すべき課題)
ライセンス
ライセンス型と製薬会社型のハイブリッド事業モデルへ移行を推進(事業の状況)
競合
CRO/CDMO活用で効率的開発と早期POC明確化を図る(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で-100%縮小。
0億
-9.0%
-20億
赤字20.4%拡大
-7090.5%
-21億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+41%増加。人員増の一方で一人当たり売上高は低下。採用先行で生産性は課題です。平均年収は+38%上昇。
38人
-
1074万
75万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
-5,416万円
前年比
赤字12.5%拡大
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は150%増加しており、積極的な成長投資を実行中。研究開発が投資の中心で、技術主導型の企業です。対売上5161.5%と非常に高い投資水準です。
0億円
15億円
5161.5%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+137.0%の上昇。日経平均を上回るパフォーマンスで、堅調な株価推移です。
2,820円
+137.0%
+19pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-12 期末時点株主数 16,025

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

86.5%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 13.5%自己株式 0.1%

外国人持株比率

4.5%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 4.3% /外国個人 0.21%

株主カテゴリ別構成

金融機関 0.1%
金融商品取引業者 6.8%
外国人 4.5%
法人 3.6%
個人・その他 85.0%

主要株主(上位10名)

1アステラス製薬株式会社
2.48%
2モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
2.23%
3浦田 泰生
1.77%
4YUANTA SECURITIES CO., LTD-RETAIL ACCOUNT (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店 カストディ業務部長 石川 潤)
1.32%
5西田 博行
1.02%
6株式会社SBI証券
0.98%
7今村 均
0.92%
8野村證券株式会社
0.92%
9UBS証券株式会社
0.91%
10中西 均
0.87%
流通株式
86.5%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×2.633)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
91万円
残業代(月額推定)業界比率
5万円
賞与(年間推定)業界比率
205万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
1074万円
7年変動
+37.7%
変動額
+294万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
1,074万円
医薬品平均
49.4
医薬品平均
4.7
医薬品平均
労働環境
非公開
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
--
非公開
13%
--
非公開
--
非公開
--
非公開
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qオンコリスバイオファーマの平均年収はいくらですか?

オンコリスバイオファーマ株式会社の平均年収は1,074万円です(有価証券報告書 2025期)。

医薬品の業界平均824万円と比較すると250万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qオンコリスバイオファーマの生涯年収はいくらですか?

オンコリスバイオファーマ株式会社の推定生涯年収は約4.4億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

医薬品の業界平均の推定生涯年収約3.1億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qオンコリスバイオファーマの有給休暇取得率は?

オンコリスバイオファーマ株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Qオンコリスバイオファーマはブラック企業ですか?激務ですか?

オンコリスバイオファーマ株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均勤続年数は4.7年(医薬品平均10.8年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qオンコリスバイオファーマの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

オンコリスバイオファーマ株式会社の主要指標:

  • 勤続年数:4.7年
  • 営業利益率:-7090.5%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Qオンコリスバイオファーマは長く働ける会社ですか?

オンコリスバイオファーマ株式会社の平均勤続年数は4.7年(医薬品平均10.8年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比-9.0%です。

営業利益率は-7090.5%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qオンコリスバイオファーマの業績・将来性はどうですか?

オンコリスバイオファーマ株式会社の直近の売上高は0億円(前年比-9.0%)です。

営業利益率は-7090.5%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qオンコリスバイオファーマの年収が高い理由は?

オンコリスバイオファーマ株式会社の平均年収1,074万円は、医薬品の業界平均824万円を大きく上回っています。

高年収の背景としては、営業利益率が-7090.5%と一定の水準にあること、一人当たりの売上高が大きいことなどが考えられます。利益率が高い企業は社員への還元余力も大きく、年収に反映されやすい傾向があります。

企業基本情報

証券コード
4588
業種
医薬品
市場区分
グロース(内国株式)
所在地
東京都
資本金
43.7億円
会計基準
日本基準
従業員数
38名(連結)
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