企業分析NOTE
プライム(内国株式)建設業1802

株式会社大林組

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月9日

株式会社大林組は建設業に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数17,305人、平均年収1,140万円(建設業平均より373万円高い水準)です。国内外で建築・土木工事を手がける総合建設会社です。ビルやマンション、インフラ整備など大規模プロジェクトを多数実施。子会社を通じて内装工事や設備工事、建設資材の販売、建物管理といった関連事業も幅広く展開しています。

業界ポジション

色付き数値 = 建設業平均との差
1,140万円100
32.8h/月9
有給取得率53%
16.4年70
平均年齢42.4歳
5.5%51
+12.7%58
12.1%57
39.8%33
総合スコア
59/ 100
この企業建設業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

東証プライム上場の超大手建設会社。直近の売上は2.6兆円超、営業利益は1400億円超と堅調に推移し、自己資本比率42.3%と財務基盤も安定しています。国内外の建設・不動産事業を幅広く展開し、安定性と成長性を兼ね備えた企業と言えるでしょう。

事業概要

国内外で建築・土木工事を手がける総合建設会社です。ビルやマンション、インフラ整備など大規模プロジェクトを多数実施。子会社を通じて内装工事や設備工事、建設資材の販売、建物管理といった関連事業も幅広く展開しています。

セグメント分析

建設事業は国内・海外の建築・土木に分かれ、大規模プロジェクトに携わる機会が豊富です。特に海外事業はグローバルなキャリアを志向する方にとって魅力的な選択肢となるでしょう。また、不動産事業も展開しており、建設と連携した多角的な事業展開の中で、多様な専門性を磨くことが可能です。

こんな人に向いている

大規模な建設プロジェクトに携わりたい方、安定した財務基盤を持つ大手企業で長期的なキャリアを築きたい方、グローバルな活躍を目指す方に向いています。

知っておきたい注意点

有給取得率など働き方に関する詳細データが不足しているため、入社前に具体的な労働環境や福利厚生について確認することが重要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

🏗️

建築工事

国内建築事業
🏗️

海外建築工事

海外建築事業
🏗️

土木工事

国内土木事業
🏗️

海外土木工事

海外土木事業
🏠

不動産開発・売買・賃貸

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中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

長期ビジョン「Obayashi Sustainability Vision 2050」に基づき、カーボンニュートラルとウェルビーイングをビジネス機会と捉え、省エネ推進、グリーンエネルギー活用、ダイバーシティ&インクルージョン、革新技術開発を進める。事業領域の深化・拡大とグローバル化を図り、人的資本・技術開発への投資最適化を目指す。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
カーボンニュートラルとウェルビーイングの実現
成長投資
省エネ推進、グリーンエネルギー活用
人材・組織
ダイバーシティ&インクルージョンの推進
技術開発
革新的な技術開発
成長投資
人的資本への投資や技術開発投資を含む将来に向けた投資配分の最適化

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

大林組は建設業法等の法的規制の改廃や建設市場の動向、施工物の不具合や重大事故、取引先の信用リスク、労務単価・資材価格の変動、保有資産の価格変動といった多岐にわたるリスクを抱えている。特に、建設業法等の規制変更や市場縮小は収支に直結し、重大事故は企業評価にも影響するため、これらのリスク管理が重要である。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

規制
法的規制の制定改廃動向を把握し、社内教育や研修で周知。対応費用を見積原価等に反映。(事業の状況)
市場
中長期的な市場動向を見越した要員計画立案、営業力・調達力強化、次世代生産システム開発。(事業の状況)
事故
ISO9001取得・維持による品質マネジメント体制構築。安全本部設置による全社的な安全管理体制。(事業の状況)
信用
取引前・取引中の与信確認徹底。出来高に応じた工事代金の受領・支払等の取引条件確保。(事業の状況)
サプライ
協力会社の施工余力把握、為替予約取引、地域ごとの協力会社互助組織「林友会」による安定供給。(事業の状況)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+28%成長。利益率5.5%で安定推移。
26,201億
+12.7%
1,434億
+80.7%
5.5%
1,461億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+17%増加。一人当たり売上高は横ばいで、人員増がそのまま売上増に直結する労働集約型の成長パターンです。平均年収は+8%上昇。
17,305人
-
1140万
15,141万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は安定推移。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
844万円
前年比
+91.0%
135.1%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は38%増加しており、積極的な成長投資を実行中。設備投資と研究開発をバランスよく配分しています。
203億円
163億円
1.4%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+339.3%の上昇。日経平均を大きく上回り、市場の期待が高い銘柄です。
3,659円
+339.3%
+31pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象
日経225日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。建設業の業界統計を企業の年収比率(×2.493)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
96万円
残業代(月額推定)業界比率
5万円
賞与(年間推定)業界比率
217万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
1140万円
7年変動
+8.3%
変動額
+88万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
1,140万円
建設業平均
42.4
建設業平均
16.4
建設業平均
労働環境
32.8h
| 平均 26.7h
53%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
6%
全上場平均 9.4%
4%
20%
67%
女性÷男性 (100%=同一)
100%
+71.9pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
えるぼし 3段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中3段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q大林組の平均年収はいくらですか?

株式会社大林組の平均年収は1,140万円です(有価証券報告書 2025期)。

建設業の業界平均767万円と比較すると373万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q大林組の生涯年収はいくらですか?

株式会社大林組の推定生涯年収は約4.6億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

建設業の業界平均の推定生涯年収約2.9億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q大林組の残業時間はどのくらいですか?

株式会社大林組の平均残業時間は月32.8時間です(有価証券報告書 2025期)。

建設業の業界平均19.9時間と比較すると多いです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q大林組の有給休暇取得率は?

株式会社大林組の有給休暇取得率は52.9%です。

建設業の業界平均61.1%と比較すると低い水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

ホワイト企業ランキングで総合的な働きやすさを確認

Q大林組はブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社大林組の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月32.8時間(建設業平均19.9時間)、有給休暇取得率は52.9%(建設業平均61.1%)、平均勤続年数は16.4年(建設業平均14.6年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間が業界平均を上回り、有休取得率が業界平均を下回っているため、業界平均と比べて負荷が高い傾向が見られます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q大林組の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社大林組の主要指標:

  • 残業:月32.8時間
  • 有休取得率:52.9%
  • 勤続年数:16.4年
  • 営業利益率:5.5%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

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Q大林組は長く働ける会社ですか?

株式会社大林組の平均勤続年数は16.4年(建設業平均14.6年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+12.7%です。

営業利益率は5.5%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q大林組の業績・将来性はどうですか?

株式会社大林組の直近の売上高は26,201億円(前年比+12.7%)です。

営業利益率は5.5%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

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Q大林組の年収が高い理由は?

株式会社大林組の平均年収1,140万円は、建設業の業界平均767万円を大きく上回っています。

高年収の背景としては、営業利益率が5.5%と一定の水準にあること、一人当たりの売上高が大きいことなどが考えられます。利益率が高い企業は社員への還元余力も大きく、年収に反映されやすい傾向があります。

Q大林組は女性が働きやすい企業ですか?

株式会社大林組の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:6.0%
  • 男性育児休業取得率:102.1%
  • 男女の賃金差異:67.1%

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企業基本情報

英語社名
OBAYASHI CORPORATION
証券コード
1802
業種
建設業
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都港区港南2丁目15番2号
資本金
577.5億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
17,305名(連結)
電話番号
03-5769-1017
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