企業分析NOTE
プライム(内国株式)情報・通信業9746

株式会社TKC

2025年9月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

株式会社TKCは情報・通信業に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数2,964人、平均年収921万円(情報・通信業平均より243万円高い水準)です。会計事務所や地方公共団体向けに、業務効率化のための情報システムやソフトウェア、コンサルティングサービスを提供しています。また、オフィス機器やサプライ用品の販売、印刷事業も手掛けており、専門性の高いITサービスで社会を支える企業です。

業界ポジション

色付き数値 = 情報・通信業平均との差
921万円83
業界平均(推定)
17.1年100
平均年齢40.3歳
19.3%54
+11.0%55
11.2%53
83.6%84
総合スコア
79/ 100
この企業情報・通信業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

株式会社TKCは、堅調な増収増益を続ける東証プライム上場企業です。営業利益率18.6%、自己資本比率80.7%と高収益・安定財務を誇り、平均年収も業界平均を31.3%上回るなど、待遇面でも非常に魅力的です。

事業概要

会計事務所や地方公共団体向けに、業務効率化のための情報システムやソフトウェア、コンサルティングサービスを提供しています。また、オフィス機器やサプライ用品の販売、印刷事業も手掛けており、専門性の高いITサービスで社会を支える企業です。

セグメント分析

会計事務所事業と地方公共団体事業は、情報処理サービスやソフトウェア提供が中心であり、会社の成長を牽引する中核事業と考えられます。IT技術を活用したソリューション提供に関心がある方は、これらの事業セグメントでの職種が、専門性を高め、キャリアアップを図る上で狙い目となるでしょう。

こんな人に向いている

安定した財務基盤と高待遇を求める方、会計や公共分野のDX推進に貢献したい方に適しています。専門性を深めたい方にも良いでしょう。

知っておきたい注意点

有給取得率や具体的な人的資本情報が未開示のため、働き方に関する詳細な実態は企業への確認が必要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

TKCは創業以来の基本方針を維持しつつ、AI活用によるシステム開発強化やサイバーセキュリティ対策の徹底、人的資本経営の推進により顧客の持続的成長支援と企業価値向上を目指す。生成AIや共同研究も活用し、法令遵守と付加価値向上に注力している。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

技術開発
AI活用によるシステム開発体制の強化
リスク対策
サイバーセキュリティ対策の一層の強化
その他
優秀な人材の確保・育成と人的資本経営の推進
成長投資
デジタルインボイス対応など経理業務のデジタル化推進
成長投資
地方公共団体向け標準準拠システムへの移行支援

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

TKCは会計事務所の後継者不足や採用難、地方公共団体の法制度改正対応による開発リソース不足、サイバー攻撃増加によるクラウドサービスの安定稼働リスク、印刷事業の原材料価格変動、データセンターのエネルギー価格変動、退職給付債務の割引率変動など多面的なリスクに直面している。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年9月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

人材
優秀な人材の確保・育成を強化し、人的資本経営を推進する。(対処すべき課題)
サイバーセキュリティ
社員教育徹底と設備投資で24時間365日体制の監視を強化。(対処すべき課題)
原紙
製紙メーカーからの直接調達で安定確保と価格交渉を実施。(事業の状況)
省エネルギー
データセンターでの省エネルギー対策を推進しコスト低減を図る。(事業の状況)
退職給付
確定拠出年金制度への移行で退職給付債務リスクを軽減。(事業の状況)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+26%成長。利益率は14.1%→19.3%に改善しており、収益力が強化されています。
835億
+11.0%
161億
+4.1%
19.3%
121億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。一人当たり売上高は+15%向上し、生産性が改善しています。平均年収は+26%上昇。
2,964人
-
921万
2,816万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は64%向上し、生産性が大きく改善。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
408万円
前年比
+5.7%
225.7%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は102%増加しており、積極的な成長投資を実行中。対売上10.7%と積極的な投資姿勢です。
89億円
-
10.7%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+17.0%の上昇。日経平均を下回っており、市場平均に劣後しています。
3,595円
+17.0%
-16pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-09 期末時点株主数 8,183

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

42.8%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 57.2%自己株式 1.6%

外国人持株比率

15.3%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 15.3% /外国個人 0.00%

株主カテゴリ別構成

金融機関 30.6%
金融商品取引業者 0.5%
外国人 15.3%
法人 25.5%
個人・その他 28.2%

主要株主(上位10名)

1公益財団法人飯塚毅育英会
14.60%
2大同生命保険株式会社
9.30%
3日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
8.80%
4公益財団法人租税資料館
6.00%
5TKCグループ社員持株会
5.90%
6STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (株式会社みずほ銀行決済営業部)
3.70%
7飯塚真玄
2.80%
8株式会社日本カストディ銀行(信託口)
2.10%
9東京海上日動火災保険株式会社
2.10%
10損害保険ジャパン株式会社
1.90%
流通株式
42.8%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。情報通信業の業界統計を企業の年収比率(×1.872)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
82万円
残業代(月額推定)業界比率
2万円
賞与(年間推定)業界比率
186万円
賞与比率
16%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
921万円
7年変動
+26.3%
変動額
+192万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
921万円
情報・通信業平均
40.3
情報・通信業平均
17.1
情報・通信業平均
労働環境
非公開
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
6%
全上場平均 9.4%
8%
--
非公開
71%
女性÷男性 (100%=同一)
72%
+41.5pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

QTKCの平均年収はいくらですか?

株式会社TKCの平均年収は921万円です(有価証券報告書 2025期)。

情報・通信業の業界平均678万円と比較すると243万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

QTKCの生涯年収はいくらですか?

株式会社TKCの推定生涯年収は約3.7億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

情報・通信業の業界平均の推定生涯年収約2.6億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

QTKCの有給休暇取得率は?

株式会社TKCの有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

QTKCはブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社TKCの労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均勤続年数は17.1年(情報・通信業平均7.6年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

QTKCの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社TKCの主要指標:

  • 勤続年数:17.1年
  • 営業利益率:19.3%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

QTKCは長く働ける会社ですか?

株式会社TKCの平均勤続年数は17.1年(情報・通信業平均7.6年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+11.0%です。

営業利益率は19.3%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

QTKCの業績・将来性はどうですか?

株式会社TKCの直近の売上高は835億円(前年比+11.0%)です。

営業利益率は19.3%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

QTKCの年収が高い理由は?

株式会社TKCの平均年収921万円は、情報・通信業の業界平均678万円を大きく上回っています。

高年収の背景としては、営業利益率が19.3%と高水準であること、一人当たりの売上高が大きいことなどが考えられます。利益率が高い企業は社員への還元余力も大きく、年収に反映されやすい傾向があります。

QTKCは女性が働きやすい企業ですか?

株式会社TKCの女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:6.1%
  • 男性育児休業取得率:71.1%
  • 男女の賃金差異:71.1%

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企業基本情報

英語社名
TKC Corporation
証券コード
9746
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
栃木県
本店所在地
栃木県宇都宮市鶴田町1758番地
資本金
57億円
決算期
9月
会計基準
日本基準
従業員数
2,964名(連結)
電話番号
(028)648-2111
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