企業分析NOTE
プライム(内国株式)証券、商品先物取引業8614

東洋証券株式会社

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

東洋証券株式会社は証券、商品先物取引業に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数646人、平均年収644万円(証券、商品先物取引業平均を300万円低い水準)です。個人や法人のお客様に対し、株式や債券などの有価証券の売買を仲介したり、投資信託などの金融商品を提案・販売したりする会社です。お客様の資産形成をサポートするため、幅広い投資・金融サービスを提供しています。

業界ポジション

色付き数値 = 証券、商品先物取引業平均との差
644万円47
24.3h/月17
17.9年76
平均年齢43.4歳
6.2%51
-6.1%43
8.8%54
43.4%74
総合スコア
50/ 100
この企業証券、商品先物取引業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

東証プライム上場の中堅証券会社。FY2023の赤字からFY2024には営業利益11.5億円とV字回復を果たし、FY2025も堅調な推移を見込む。自己資本比率43.4%と財務基盤は安定しており、平均年収も業界平均を10.1%上回るなど、待遇面でも魅力がある。市場環境に左右されやすい業態だが、安定した基盤でキャリアを築きたい方に適しています。

事業概要

個人や法人のお客様に対し、株式や債券などの有価証券の売買を仲介したり、投資信託などの金融商品を提案・販売したりする会社です。お客様の資産形成をサポートするため、幅広い投資・金融サービスを提供しています。

こんな人に向いている

証券業界でキャリアを築きたい方、業界平均以上の年収を重視する方に向いています。市場変動の影響を受けやすい業界ですが、堅実な財務基盤を持つ企業で安定を求める方にも良いでしょう。

知っておきたい注意点

業績が市場環境に左右されやすく、FY2025は減収減益の見込みです。また、有給取得率や人的資本に関する詳細な情報開示が不足している点は留意が必要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

中長期経営戦略では気候変動リスクを物理的リスクと移行リスクに分類し、自然災害や感染症の影響に備えたBCP整備や、環境配慮の情報開示強化による評判リスク低減を重視。ESG関連商品やオンライン取引の拡大など新たな事業機会を捉え、サステナビリティを成長機会と位置付けている。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

リスク対策
気候変動リスクの移行・物理リスク管理強化
リスク対策
事業継続計画(BCP)による自然災害対応
成長投資
ESG関連商品の提供拡大と市場拡大
その他
適切な情報開示によるレピュテーション向上
成長投資
オンライン取引の拡大推進

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

東洋証券は金融商品取引業を中核とし、金融市場の変動や競合激化、自然災害、法規制遵守、訴訟リスク、システム障害など多面的なリスクに直面している。特に市場変動による収益変動リスクと地域密着型リテール証券としての競争優位維持が重要である。気候変動リスクも経営に影響し、物理的リスクと移行リスク双方に対応が求められている。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

収益変動
顧客満足度向上による顧客基盤拡大と安定収益確保に努める(対処すべき課題)
競合
地域密着のリテール証券として差別化し競争優位性維持を図る(対処すべき課題)
災害
BCP整備で自然災害等の事業継続リスクを管理・低減(対処すべき課題)
法令遵守
コンプライアンス・内部管理強化とガバナンス体制の徹底(対処すべき課題)
システム
基幹システムの安全性確保と外部ASPサービス利用で信頼性向上(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間ほぼ横ばい。利益率は-18.1%→6.2%に改善しており、収益力が強化されています。
113億
-6.1%
7億
-39.8%
6.1%
27億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。一人当たり売上高は+18%向上し、生産性が改善しています。
646人
-
644万
1,748万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中3期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
411万円
前年比
+103.5%
156.8%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は85%縮小しており、投資を抑制しています。
3億円
-
2.9%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+356.3%の上昇。日経平均と同程度のパフォーマンスです。
657円
+356.3%
-4pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。金融業・保険業の業界統計を企業の年収比率(×1.273)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
52万円
残業代(月額推定)業界比率
0万円
賞与(年間推定)業界比率
117万円
賞与比率
16%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
644万円
7年変動
-2.6%
変動額
-17万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
644万円
証券、商品先物取引業平均
43.4
証券、商品先物取引業平均
17.9
証券、商品先物取引業平均
労働環境
24.3h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
12%
全上場平均 9.4%
5%
19%
85%
女性÷男性 (100%=同一)
33%
+3.1pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
えるぼし 2段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中2段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q東洋証券の平均年収はいくらですか?

東洋証券株式会社の平均年収は644万円です(有価証券報告書 2025期)。

証券、商品先物取引業の業界平均944万円と比較すると300万円低い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q東洋証券の生涯年収はいくらですか?

東洋証券株式会社の推定生涯年収は約2.5億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

証券、商品先物取引業の業界平均の推定生涯年収約3.6億円と比較すると低い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q東洋証券の残業時間はどのくらいですか?

東洋証券株式会社の平均残業時間は月24.3時間です(有価証券報告書 2025期)。

証券、商品先物取引業の業界平均13.0時間と比較すると多いです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q東洋証券の有給休暇取得率は?

東洋証券株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q東洋証券はブラック企業ですか?激務ですか?

東洋証券株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月24.3時間(証券、商品先物取引業平均13.0時間)、平均勤続年数は17.9年(証券、商品先物取引業平均10.3年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q東洋証券の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

東洋証券株式会社の主要指標:

  • 残業:月24.3時間
  • 勤続年数:17.9年
  • 営業利益率:6.1%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q東洋証券は長く働ける会社ですか?

東洋証券株式会社の平均勤続年数は17.9年(証券、商品先物取引業平均10.3年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比-6.1%です。

営業利益率は6.1%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q東洋証券の業績・将来性はどうですか?

東洋証券株式会社の直近の売上高は113億円(前年比-6.1%)です。

営業利益率は6.1%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q東洋証券の年収は低いですか?

東洋証券株式会社の平均年収644万円は、証券、商品先物取引業の業界平均944万円を下回っています。

ただし、有価証券報告書の平均年収は全社員の平均値であるため、パートタイム従業員の比率が高い企業、若手社員の比率が高い成長企業、地方に本社がある企業では低めに表示される傾向があります。

年収だけでなく、残業時間・有休取得率・実質時給もあわせて確認することをおすすめします。

Q東洋証券は女性が働きやすい企業ですか?

東洋証券株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:12.0%
  • 男性育児休業取得率:28.6%
  • 男女の賃金差異:83.0%

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企業基本情報

英語社名
TOYO SECURITIES CO., LTD.
証券コード
8614
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都中央区八丁堀4丁目7番1号
資本金
134.9億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
646名(連結)
電話番号
03(5117)1040(代表)
企業サイト
toyo-sec.co.jp
IR情報
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