企業分析NOTE
プライム(内国株式)金属製品3433

トーカロ株式会社

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月9日

トーカロ株式会社は金属製品に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数1,516人、平均年収732万円(金属製品平均より110万円高い水準)です。金属やセラミックスなどの材料を加工品の表面に吹き付け、その基材とは異なる新たな機能(強度、耐熱性、耐摩耗性など)を付与する「表面改質加工」を手掛けています。半導体製造装置から発電設備、産業機械まで、多岐にわたる製品の性能向上に貢献しています。

業界ポジション

色付き数値 = 金属製品平均との差
732万円58
4.7h/月89
有給取得率76%
12.8年54
平均年齢39.3歳
22.6%51
+16.0%58
12.3%53
80.5%80
総合スコア
70/ 100
この企業金属製品平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

営業利益率22.6%、自己資本比率80.5%と極めて高い収益性と強固な財務基盤を持つ東証プライム上場企業です。業界平均を59.0%上回る高年収も魅力で、表面改質技術で幅広い産業を支える安定成長企業と言えます。

事業概要

金属やセラミックスなどの材料を加工品の表面に吹き付け、その基材とは異なる新たな機能(強度、耐熱性、耐摩耗性など)を付与する「表面改質加工」を手掛けています。半導体製造装置から発電設備、産業機械まで、多岐にわたる製品の性能向上に貢献しています。

こんな人に向いている

安定した経営基盤と高待遇を重視し、ニッチな専門技術で社会貢献したいと考える方に向いています。

知っておきたい注意点

有給取得率や残業時間など、具体的な働き方に関するデータが不足しているため、入社前に確認が必要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

⚙️

溶射加工

Thermal Spray Processing Non Consolidated 76.4%
⚙️

海外溶射加工サービス

Oversea Subsidiaries 17.8%
⚙️

PVD処理加工

Domestic Subsidiaries 5.9%
⚙️

工作機械・精密機械部品製造

Domestic Subsidiaries 5.9%

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
中期経営計画(2022年3月期~2026年3月期)2021年発表 → 2026年目標

2030年ビジョン「人と自然の豊かな未来に貢献する」に基づき、ESGを重視した成長を目指す。メガトレンド(環境、ICT/デジタル化、資源不足)に対応し、「新商品開発」と「新市場開拓」を推進。特に「人」(半導体、FPD、医療・農業・食品)と「環境(自然)」(エネルギー、素材、輸送)分野に注力する。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

新規事業
新商品開発と新市場開拓
成長投資
「人」分野(半導体、FPD、医療・農業・食品)への注力
成長投資
「環境(自然)」分野(エネルギー、素材、輸送)への注力
成長投資
既存事業(半導体・FPD、環境・エネルギー)の用途拡大
リスク対策
気候変動対応(リスク・機会分析、財務インパクト試算)

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

株式会社寺田工作所の連結子会社化2024

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

トーカロは半導体・FPD関連業界への依存度が高く(売上高の44.5%)、市況悪化や技術構造変化による受注減・値下げ圧力のリスクがある。また、特定顧客(東京エレクトロン)への依存度も27.2%と高く、同社の生産動向に業績が左右される。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+37%成長。利益率は19.4%→22.7%に改善しており、収益力が強化されています。
542億
+16.0%
123億
+33.4%
22.6%
81億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+48%増加。一人当たり売上高は横ばいで、人員増がそのまま売上増に直結する労働集約型の成長パターンです。
1,516人
-
732万
3,577万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は安定推移。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
531万円
前年比
+16.7%
137.8%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は安定推移。設備投資が中心で、生産能力やインフラの拡充に注力しています。対売上12.2%と積極的な投資姿勢です。
50億円
16億円
12.2%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+147.6%の上昇。日経平均を大きく上回り、市場の期待が高い銘柄です。
3,130円
+147.6%
+139pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.794)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
62万円
残業代(月額推定)業界比率
3万円
賞与(年間推定)業界比率
140万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
732万円
7年変動
+0.7%
変動額
+5万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
732万円
金属製品平均
39.3
金属製品平均
12.8
金属製品平均
労働環境
4.7h
| 平均 26.7h
76%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
4%
全上場平均 9.4%
9%
28%
66%
女性÷男性 (100%=同一)
62%
+31.7pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
プラチナくるみん
特例認定(くるみんの上位認定)

くるみん認定企業のうち、より高い水準の取り組みを行っている企業に与えられる特例認定です。

えるぼし 3段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中3段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qトーカロの平均年収はいくらですか?

トーカロ株式会社の平均年収は732万円です(有価証券報告書 2025期)。

金属製品の業界平均622万円と比較すると110万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qトーカロの生涯年収はいくらですか?

トーカロ株式会社の推定生涯年収は約3.0億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

金属製品の業界平均の推定生涯年収約2.4億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qトーカロの残業時間はどのくらいですか?

トーカロ株式会社の平均残業時間は月4.7時間です(有価証券報告書 2025期)。

金属製品の業界平均14.1時間と比較すると少ないです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Qトーカロの有給休暇取得率は?

トーカロ株式会社の有給休暇取得率は75.6%です。

金属製品の業界平均77.1%と比較すると同程度の水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

ホワイト企業ランキングで総合的な働きやすさを確認

Qトーカロはブラック企業ですか?激務ですか?

トーカロ株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月4.7時間(金属製品平均14.1時間)、有給休暇取得率は75.6%(金属製品平均77.1%)、平均勤続年数は12.8年(金属製品平均15.8年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qトーカロの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

トーカロ株式会社の主要指標:

  • 残業:月4.7時間
  • 有休取得率:75.6%
  • 勤続年数:12.8年
  • 営業利益率:22.6%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Qトーカロは長く働ける会社ですか?

トーカロ株式会社の平均勤続年数は12.8年(金属製品平均15.8年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+16.0%です。

営業利益率は22.6%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qトーカロの業績・将来性はどうですか?

トーカロ株式会社の直近の売上高は542億円(前年比+16.0%)です。

営業利益率は22.6%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qトーカロは女性が働きやすい企業ですか?

トーカロ株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:2.1%
  • 男性育児休業取得率:73.3%
  • 男女の賃金差異:65.5%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
TOCALO Co.,Ltd.
証券コード
3433
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
兵庫県
本店所在地
神戸市中央区港島南町六丁目4番4号
設立
1973年6月25日
資本金
26.6億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
1,516名(連結)
電話番号
078-303-3433(代表)
企業サイト
tocalo.co.jp
IR情報
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採用情報
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