企業分析NOTE
スタンダード(内国株式)化学3878

株式会社巴川コーポレーション

旧社名:巴川製紙所

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

株式会社巴川コーポレーションは化学に属するのスタンダード(内国株式)上場企業です。従業員数1,312人、平均年収694万円(化学平均より2万円高い水準)です。無機・有機化学品、合成樹脂、機能性材料などを製造・販売する化学メーカー。特に、電子材料や機能性樹脂分野で高い技術力を有し、幅広い産業分野に製品を供給。長年にわたり培ってきた研究開発力と生産技術を強みとしている。

業界ポジション

色付き数値 = 化学平均との差
694万円53
16.8h/月43
16.4年70
平均年齢44.3歳
3.7%51
+2.2%50
3.8%51
42.6%37
総合スコア
57/ 100
この企業化学平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

化学メーカーとして安定した事業基盤を持ち、長年の勤続年数からも働きやすさが伺える企業。技術力に強み。

事業概要

無機・有機化学品、合成樹脂、機能性材料などを製造・販売する化学メーカー。特に、電子材料や機能性樹脂分野で高い技術力を有し、幅広い産業分野に製品を供給。長年にわたり培ってきた研究開発力と生産技術を強みとしている。

こんな人に向いている

化学分野での専門性を活かしたい方、安定した環境で長期的にキャリアを築きたい方、技術開発やものづくりに情熱を燃やせる方。

知っておきたい注意点

近年の業績は売上横ばい傾向で、営業利益率も標準的。過去には赤字決算もあり、今後の成長戦略や収益性改善の動向に注視が必要。

データ更新: 2026-04-12 時点

代表的な商品・サービス

🧪

複合機・プリンター用トナー

トナー事業
⚙️

FPD向け光学フィルム

半導体・ディスプレイ関連事業
⚙️

QFPリードフレーム固定テープ

半導体・ディスプレイ関連事業
⚙️

静電チャック

半導体・ディスプレイ関連事業
⚙️

機能性不織布

機能性シート事業

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
第8次中期経営計画2022年発表 → 2026年目標

「事業ポートフォリオの転換による新たな成長と企業体質の変革」を主題とし、5G・DX支援、SDGs貢献、構造改革を推進。2026年度に売上高360億円、営業利益14億円、ROE5.1%以上、新製品売上高比率20%を目指す。外部環境の変化に対応し、目標値は再見直しされている。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
5GやDXを支える事業の展開
成長投資
SDGsに資する製品の展開
コスト改善
構造改革、体質改善を通じた企業価値の向上
技術開発
新製品の立上げ加速
その他
風土改革の推進

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

巴川製紙所は、市場変動や技術革新による需要減少リスクに加え、主要原材料・燃料価格の変動、海外事業展開に伴う地政学リスク、為替変動リスクに直面しています。特に、トナー事業における価格競争激化や中国経済の不振、南海トラフ巨大地震発生時の生産拠点(静岡県)への影響が懸念されます。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間ほぼ横ばい。利益率3.8%で安定推移。
344億
+2.2%
13億
-3.7%
3.7%
7億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。
1,312人
-
694万
2,624万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中2期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
57万円
前年比
+23.9%
1215.5%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は62%増加しており、積極的な成長投資を実行中。設備投資が中心で、生産能力やインフラの拡充に注力しています。対売上13.5%と積極的な投資姿勢です。
31億円
16億円
13.5%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+19.0%の上昇。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
870円
+19.0%
-69pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.701)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
59万円
残業代(月額推定)業界比率
3万円
賞与(年間推定)業界比率
132万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
694万円
7年変動
+3.6%
変動額
+24万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
694万円
化学平均
44.3
化学平均
16.4
化学平均
労働環境
16.8h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
5%
全上場平均 9.4%
7%
18%
64%
女性÷男性 (100%=同一)
100%
+69.8pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q巴川コーポレーションの平均年収はいくらですか?

株式会社巴川コーポレーションの平均年収は694万円です(有価証券報告書 2025期)。

化学の業界平均692万円と比較すると同程度の水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q巴川コーポレーションの生涯年収はいくらですか?

株式会社巴川コーポレーションの推定生涯年収は約2.8億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

化学の業界平均の推定生涯年収約2.6億円と比較すると同程度の水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q巴川コーポレーションの残業時間はどのくらいですか?

株式会社巴川コーポレーションの平均残業時間は月16.8時間です(有価証券報告書 2025期)。

化学の業界平均12.3時間と比較すると多いです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q巴川コーポレーションの有給休暇取得率は?

株式会社巴川コーポレーションの有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q巴川コーポレーションはブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社巴川コーポレーションの労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月16.8時間(化学平均12.3時間)、平均勤続年数は16.4年(化学平均15.2年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q巴川コーポレーションの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社巴川コーポレーションの主要指標:

  • 残業:月16.8時間
  • 勤続年数:16.4年
  • 営業利益率:3.7%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q巴川コーポレーションは長く働ける会社ですか?

株式会社巴川コーポレーションの平均勤続年数は16.4年(化学平均15.2年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+2.2%です。

営業利益率は3.7%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q巴川コーポレーションの業績・将来性はどうですか?

株式会社巴川コーポレーションの直近の売上高は344億円(前年比+2.2%)です。

営業利益率は3.7%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q巴川コーポレーションは女性が働きやすい企業ですか?

株式会社巴川コーポレーションの女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:5.2%
  • 男性育児休業取得率:100.0%
  • 男女の賃金差異:63.5%

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企業基本情報

英語社名
TOMOEGAWA CORPORATION
証券コード
3878
業種
化学
市場区分
スタンダード(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都中央区京橋二丁目1番3号
設立
1917年8月15日
資本金
21.2億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
1,312名(連結)
電話番号
03(3516局)3401番(大代表)
企業サイト
tomoegawa.co.jp
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