企業分析NOTE
プライム(内国株式)小売業3099

株式会社三越伊勢丹ホールディングス

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

株式会社三越伊勢丹ホールディングスは小売業に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数8,921人、平均年収923万円(小売業平均より365万円高い水準)です。百貨店事業を核に、クレジット・金融、不動産事業などを展開するホールディングス企業。全国の主要都市や一部海外で「三越」「伊勢丹」ブランドの百貨店を運営し、高品質な商品とサービスを提供しています。

業界ポジション

色付き数値 = 小売業平均との差
923万円85
業界平均(推定)
23.8年100
平均年齢47.5歳
13.7%65
+3.6%49
8.8%54
50.0%51
総合スコア
80/ 100
この企業小売業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

コロナ禍からのV字回復と継続的な増収増益が特徴。最新年度の営業利益率13.7%を達成し、業界平均を93.3%上回る高年収が魅力の東証プライム上場大手企業。

事業概要

百貨店事業を核に、クレジット・金融、不動産事業などを展開するホールディングス企業。全国の主要都市や一部海外で「三越」「伊勢丹」ブランドの百貨店を運営し、高品質な商品とサービスを提供しています。

セグメント分析

百貨店業が中核ですが、クレジット・金融・友の会業や不動産業も展開。百貨店事業の変革を担うデジタル・マーケティング職や、安定収益源である不動産・金融関連職種は、成長機会や待遇面で狙い目となる可能性があります。

こんな人に向いている

小売・サービス業で高待遇を求める方、老舗ブランドの変革に貢献したい方、安定した大手企業でキャリアを築きたい方に向いています。

知っておきたい注意点

有給取得率など働き方に関する詳細データがないため、入社前に確認することをお勧めします。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
新中期経営計画(2025~2030年度)2024年発表 → 2030年目標

2025年からの6年間計画で、百貨店中心の再生フェーズから個客視点の多様な価値提供へ変革し、営業利益1,000~1,100億円、ROE10~11%を目指す。顧客KPIとして識別顧客売上高7,140~7,310億円を設定し、個客業への転換を加速する成長戦略。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
個客視点での多様な価値提供への変革推進
成長投資
識別顧客数拡大と個別マーケティング強化
コスト改善
販管費コントロールと事業再編による生産性向上
リスク対策
サステナビリティ経営の全社推進と社会課題対応
成長投資
人的資本経営の強化と人材基盤の充実

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

地域百貨店や関係会社の事業構造改革2024
国内百貨店の要員数適正化と事業再編2022

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

三越伊勢丹ホールディングスは、気候変動や人権問題などの社会課題の深刻化、デジタル社会対応の遅れ、海外情勢の不安定化、資金調達リスク、人材確保の困難、自然災害や犯罪リスク、個人情報漏洩など多面的なリスクを抱える。特にサステナビリティ経営推進の遅れが企業信用や競争力に大きく影響する。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

サステナビリティ
脱炭素や人権デュー・ディリジェンスを推進し信用低下防止(対処すべき課題)
サイバーセキュリティ
サイバーセキュリティ推進会議設置し年度方針策定・実行(対処すべき課題)
人材
人的資本経営を強化し人材確保・育成に注力(対処すべき課題)
災害
リスク対策部会で災害・犯罪対応策を強化(対処すべき課題)
経営戦略
3つの部会で重点リスクを選定し具体的対策を推進(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で-54%縮小。利益率は2.4%→13.7%に改善しており、収益力が強化されています。
5,555億
+3.6%
763億
+40.4%
13.7%
528億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で-32%減少。一人当たり売上高は-31%低下しており、生産性に課題があります。平均年収は+11%上昇。
8,921人
-
923万
6,227万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中2期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
592万円
前年比
+0.9%
155.9%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は43%縮小しており、投資を抑制しています。
321億円
-
5.8%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+318.8%の上昇。日経平均を下回っており、市場平均に劣後しています。
2,969円
+318.8%
-20pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。卸売業・小売業の業界統計を企業の年収比率(×2.258)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
76万円
残業代(月額推定)業界比率
2万円
賞与(年間推定)業界比率
171万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
923万円
7年変動
+11.1%
変動額
+92万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
923万円
小売業平均
47.5
小売業平均
23.8
小売業平均
労働環境
非公開
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
28%
全上場平均 9.4%
27%
--
非公開
--
非公開
--
非公開
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q三越伊勢丹ホールディングスの平均年収はいくらですか?

株式会社三越伊勢丹ホールディングスの平均年収は923万円です(有価証券報告書 2025期)。

小売業の業界平均558万円と比較すると365万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q三越伊勢丹ホールディングスの生涯年収はいくらですか?

株式会社三越伊勢丹ホールディングスの推定生涯年収は約3.7億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

小売業の業界平均の推定生涯年収約2.1億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q三越伊勢丹ホールディングスの有給休暇取得率は?

株式会社三越伊勢丹ホールディングスの有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q三越伊勢丹ホールディングスはブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社三越伊勢丹ホールディングスの労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均勤続年数は23.8年(小売業平均11.4年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q三越伊勢丹ホールディングスの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社三越伊勢丹ホールディングスの主要指標:

  • 勤続年数:23.8年
  • 営業利益率:13.7%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q三越伊勢丹ホールディングスは長く働ける会社ですか?

株式会社三越伊勢丹ホールディングスの平均勤続年数は23.8年(小売業平均11.4年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+3.6%です。

営業利益率は13.7%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q三越伊勢丹ホールディングスの業績・将来性はどうですか?

株式会社三越伊勢丹ホールディングスの直近の売上高は5,555億円(前年比+3.6%)です。

営業利益率は13.7%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q三越伊勢丹ホールディングスの年収が高い理由は?

株式会社三越伊勢丹ホールディングスの平均年収923万円は、小売業の業界平均558万円を大きく上回っています。

高年収の背景としては、営業利益率が13.7%と高水準であること、一人当たりの売上高が大きいことなどが考えられます。利益率が高い企業は社員への還元余力も大きく、年収に反映されやすい傾向があります。

Q三越伊勢丹ホールディングスは女性が働きやすい企業ですか?

株式会社三越伊勢丹ホールディングスの女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:27.7%

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企業基本情報

英語社名
Isetan Mitsukoshi Holdings Ltd.
証券コード
3099
業種
小売業
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都新宿区新宿五丁目16番10号
資本金
515.5億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
8,921名(連結)
電話番号
050(1704)0684
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