企業分析NOTE
プライム(内国株式)化学4189

KHネオケム株式会社

2025年12月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

KHネオケム株式会社は化学に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数683人、平均年収732万円(化学平均より40万円高い水準)です。「オキソ技術」を核に、石油化学製品を製造・販売するメーカーです。アルデヒドを原料に、溶剤や可塑剤原料、機能性材料などを開発し、エアコンや電子部品、基礎化学品といった幅広い産業分野に不可欠な製品を国内外に提供しています。

業界ポジション

色付き数値 = 化学平均との差
732万円58
業界平均(推定)
有給取得率92%
14.8年63
平均年齢40.8歳
9.5%51
-8.9%44
12.2%53
51.9%47
総合スコア
60/ 100
この企業化学平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

KHネオケムは東証プライム上場の大手化学メーカーです。FY2024売上1197.6億円、営業利益122.0億円と堅調な業績を維持し、最新年度の営業利益率は10.2%と高収益。自己資本比率54.7%と財務基盤も安定しており、業界平均を大きく上回る年収水準も魅力です。

事業概要

「オキソ技術」を核に、石油化学製品を製造・販売するメーカーです。アルデヒドを原料に、溶剤や可塑剤原料、機能性材料などを開発し、エアコンや電子部品、基礎化学品といった幅広い産業分野に不可欠な製品を国内外に提供しています。

セグメント分析

事業は「機能性材料」「電子材料」「基礎化学品」の3分野に分かれています。特に「機能性材料」や「電子材料」は、高付加価値製品が多く、今後の成長ドライバーとなる可能性が高いでしょう。コア技術である「オキソ技術」を活かした研究開発や生産技術、またグローバル展開を担う営業職に成長機会が見込めます。

こんな人に向いている

安定した大手化学メーカーで、高い専門性を追求したい方に向いています。高年収と堅実な財務基盤を重視し、社会を支える素材開発に貢献したい方におすすめです。

知っておきたい注意点

有給取得率や人的資本に関する詳細なデータが不足しているため、入社前に働き方や企業文化について別途情報収集が必要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

⚙️

キョーワノイック-N(イソノナン酸)

機能性材料
⚙️

オクチル酸

機能性材料
💄

1, 3-ブチレングリコール

機能性材料
📱

PM-P(プロピレングリコールモノメチルエーテル-P)

電子材料
📱

PMA-P(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート-P)

電子材料

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
第5次中期経営計画

2025~2027年度の3年間を対象に「新たな成長ステージへ」を基本方針とし、稼ぐ力強化、将来への布石、経営基盤強化の3戦略で企業価値向上を目指す。累計営業利益449億円、EBITDA653億円、ROE15%を目標に、環境・ヘルスケア・エレクトロニクスの戦略ドメインで世界シェア拡大と高付加価値製品開発に注力する。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
冷凍機油原料の設備増強と販売拡大
成長投資
高純度溶剤分野の世界シェア拡大
技術開発
AI・IoT活用による生産効率向上
新規事業
環境・ヘルスケア・エレクトロニクス戦略ドメイン強化
リスク対策
リスク管理委員会による全社リスク管理強化

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

KHネオケムは、原燃料価格の変動や為替リスク、経済・市場環境の不確実性、感染症拡大の影響を受けやすい。特に、冷凍機油原料や高純度溶剤などの製品需要は最終製品の景況に依存し、市場の供給過剰や地政学リスクも業績に大きく影響するため、これらのリスク管理が重要である。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年12月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

為替
為替予約によるリスクヘッジを実施し影響を軽減。(事業の状況)
原燃料
製品販売価格への転嫁をタイムリーに行い価格変動を吸収。(事業の状況)
感染症
従業員行動ガイドラインを策定し感染拡大防止に努める。(事業の状況)
市場環境
生産・在庫調整と販売施策で需給変動の影響を抑制。(事業の状況)
コンプライアンス
リスク管理委員会設置で法令遵守とリスク対策を推進。(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+16%成長。利益率9.4%で安定推移。
1,091億
-8.9%
103億
-15.3%
9.5%
78億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で-15%減少。人員削減と同時に一人当たり売上高が向上。効率化・選択と集中が進んでいます。平均年収は+5%上昇。
683人
-
732万
15,978万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は33%向上し、生産性が大きく改善。従業員への還元を重視した経営姿勢です。
1,142万円
前年比
+13.3%
64.1%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は安定推移。設備投資が中心で、生産能力やインフラの拡充に注力しています。
42億円
13億円
5.1%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+26.7%の上昇。日経平均を下回っており、市場平均に劣後しています。
2,750円
+26.7%
-13pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-12 期末時点株主数 13,306

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

57.9%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 42.1%自己株式 5.4%

外国人持株比率

36.3%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 36.2% /外国個人 0.03%

株主カテゴリ別構成

金融機関 27.0%
金融商品取引業者 3.5%
外国人 36.3%
法人 12.1%
個人・その他 21.2%

主要株主(上位10名)

1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
14.81%
2株式会社日本カストディ銀行(信託口)
8.04%
3東ソー株式会社
5.27%
4STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
3.39%
5株式会社みずほ銀行
2.09%
6GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)
1.87%
7JUNIPER (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
1.86%
8THE BANK OF NEW YORK 133652 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
1.84%
9STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
1.48%
10NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE WS WALES PENSION PARTNERSHIP (WALES PP) ASSET POOLING ACS UMBRELLA (常任代理人 香港上海銀行東京支店)
1.47%
流通株式
57.9%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.794)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
62万円
残業代(月額推定)業界比率
3万円
賞与(年間推定)業界比率
140万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
732万円
7年変動
+5.1%
変動額
+35万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
732万円
化学平均
40.8
化学平均
14.8
化学平均
労働環境
非公開
92%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
6%
全上場平均 9.4%
22%
17%
80%
女性÷男性 (100%=同一)
100%
+74.5pt
全上場平均 30.2%
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

QKHネオケムの平均年収はいくらですか?

KHネオケム株式会社の平均年収は732万円です(有価証券報告書 2025期)。

化学の業界平均692万円と比較すると同程度の水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

QKHネオケムの生涯年収はいくらですか?

KHネオケム株式会社の推定生涯年収は約3.0億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

化学の業界平均の推定生涯年収約2.6億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

QKHネオケムの有給休暇取得率は?

KHネオケム株式会社の有給休暇取得率は91.9%です。

化学の業界平均76.0%と比較すると高い水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

ホワイト企業ランキングで総合的な働きやすさを確認

QKHネオケムはブラック企業ですか?激務ですか?

KHネオケム株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、有給休暇取得率は91.9%(化学平均76.0%)、平均勤続年数は14.8年(化学平均15.2年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間は業界平均以下、有休取得率は業界平均以上であり、データ上は業界平均より良好な労働環境と言えます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

QKHネオケムの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

KHネオケム株式会社の主要指標:

  • 有休取得率:91.9%
  • 勤続年数:14.8年
  • 営業利益率:9.5%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

QKHネオケムは長く働ける会社ですか?

KHネオケム株式会社の平均勤続年数は14.8年(化学平均15.2年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比-8.9%です。

営業利益率は9.5%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

QKHネオケムの業績・将来性はどうですか?

KHネオケム株式会社の直近の売上高は1,091億円(前年比-8.9%)です。

営業利益率は9.5%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

QKHネオケムは女性が働きやすい企業ですか?

KHネオケム株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:7.7%
  • 男性育児休業取得率:104.7%
  • 男女の賃金差異:86.2%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

証券コード
4189
業種
化学
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
資本金
88.6億円
会計基準
日本基準
従業員数
683名(連結)
企業サイト
khneochem.co.jp
IR情報
IRページ
採用情報
採用ページ
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