企業分析NOTE
スタンダード(内国株式)サービス業3021

株式会社パシフィックネット

2025年5月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

株式会社パシフィックネットはサービス業に属するのスタンダード(内国株式)上場企業です。従業員数232人、平均年収531万円(サービス業平均を73万円低い水準)です。法人・官公庁向けにパソコンなどのIT機器レンタルや運用管理サービスをサブスクリプションで提供。使用済みIT機器のデータ消去・リユース、観光業界向けイヤホンガイドの製造販売も手掛けるITサービス企業です。

業界ポジション

色付き数値 = サービス業平均との差
531万円39
7.1h/月81
7.0年46
平均年齢38.2歳
10.4%52
+17.0%58
15.7%58
27.3%19
総合スコア
55/ 100
この企業サービス業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

株式会社パシフィックネットは、ITサブスクリプションを主軸に、FY2022からFY2025にかけて売上・営業利益ともに堅調な増収増益を継続。最新年度の営業利益率は10.4%と収益性も高く、安定成長が期待できる企業です。

事業概要

法人・官公庁向けにパソコンなどのIT機器レンタルや運用管理サービスをサブスクリプションで提供。使用済みIT機器のデータ消去・リユース、観光業界向けイヤホンガイドの製造販売も手掛けるITサービス企業です。

セグメント分析

ITサブスクリプション事業は法人・官公庁向けで安定的な収益が見込め、最も成長機会が期待できるでしょう。ITAD事業もIT機器のライフサイクル全体をカバーし、専門性を高めるキャリアパスが考えられます。

こんな人に向いている

ITサービスやサブスクリプションビジネスに関心があり、安定成長企業で専門性を高めたい方、法人向けビジネスに貢献したい方に向いています。

知っておきたい注意点

人的資本に関する公開情報が少なく、特に有給取得率などの働き方に関するデータは不足しています。入社前に情報収集を推奨します。

データ更新: 2026-03-17 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

パシフィックネットはITサブスクリプション事業とITAD事業を軸に、2025年のWindows10サポート終了に伴うPC更新需要を追い風に成長戦略を展開。DX推進や人的資本経営を重視し、ストック収益拡大と資産効率向上を目指す。環境配慮や人材育成にも注力し持続的成長を図る計画である。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
インフラ整備とDX推進(設備投資・AI活用)
その他
人的資本経営の推進(人材確保・リスキリング・賃上げ)
成長投資
ストック収益の拡大(サブスクリプション型サービス拡大)
成長投資
LCMサービス推進(運用保守管理・データ消去等)
コスト改善
資産効率・収益性の向上

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

パシフィックネットはITサブスクリプション事業とITAD事業を主軸に、情報漏えい・サイバー攻撃リスク、IT技術の急速な革新、IT技術者確保の困難、サブスクリプション資産の調達不確実性、金利変動など多面的なリスクに直面している。特に情報セキュリティの脆弱性や資産稼働率低下が業績に重大影響を及ぼす可能性が高い。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年5月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

情報漏えい
ISMS認証取得、物理・技術的セキュリティ強化、社内教育徹底を実施(対処すべき課題)
サイバー攻撃
IDS/IPS導入、WEBフィルタリング、エンドポイント保護、迅速対応体制構築(対処すべき課題)
IT技術革新
AI活用によるサービス優位性拡大と新サービス創出を推進(事業の状況)
人材確保
積極採用・新卒研修・資格奨励制度で技術力強化を図る(対処すべき課題)
資産稼働率
資産稼働率を重要指標に管理しデジタル化・効率化を推進(事業の状況)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+93%成長。利益率9.9%で安定推移。
81億
+17.0%
8億
+28.0%
10.4%
5億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+49%増加。人員増と同時に一人当たり売上高も向上しており、質と量の両面で成長しています。平均年収は+12%上昇。
232人
-
531万
3,491万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は85%向上し、生産性が大きく改善。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
228万円
前年比
+23.2%
232.8%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は243%増加しており、積極的な成長投資を実行中。対売上59.6%と非常に高い投資水準です。
48億円
-
59.6%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で-34.8%の下落。日経平均を大きく上回り、市場の期待が高い銘柄です。
1,886円
-34.8%
+24pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-05 期末時点

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。サービス業(他に分類されないもの)の業界統計を企業の年収比率(×1)でスケーリングしています。
基本給×12残業代×12賞与
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
531万円
7年変動
+11.8%
変動額
+56万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
531万円
サービス業平均
38.2
サービス業平均
7.0
サービス業平均
労働環境
7.1h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
27%
全上場平均 9.4%
0%
55%
86%
女性÷男性 (100%=同一)
75%
+44.8pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
えるぼし 3段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中3段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qパシフィックネットの平均年収はいくらですか?

株式会社パシフィックネットの平均年収は531万円です(有価証券報告書 2025期)。

サービス業の業界平均604万円と比較すると73万円低い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qパシフィックネットの生涯年収はいくらですか?

株式会社パシフィックネットの推定生涯年収は約2.0億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。有価証券報告書の平均年収×38年間(22歳〜60歳)で算出しています(退職金は含みません)。

サービス業の業界平均の推定生涯年収約2.3億円と比較すると低い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qパシフィックネットの残業時間はどのくらいですか?

株式会社パシフィックネットの平均残業時間は月7.1時間です(有価証券報告書 2025期)。

サービス業の業界平均16.7時間と比較すると少ないです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Qパシフィックネットの有給休暇取得率は?

株式会社パシフィックネットの有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Qパシフィックネットはブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社パシフィックネットの労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月7.1時間(サービス業平均16.7時間)、平均勤続年数は7.0年(サービス業平均7.9年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間は業界平均以下、有休取得率は業界平均以上であり、データ上は業界平均より良好な労働環境と言えます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qパシフィックネットの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社パシフィックネットの主要指標:

  • 残業:月7.1時間
  • 勤続年数:7.0年
  • 営業利益率:10.4%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Qパシフィックネットは長く働ける会社ですか?

株式会社パシフィックネットの平均勤続年数は7.0年(サービス業平均7.9年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+17.0%です。

営業利益率は10.4%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qパシフィックネットの業績・将来性はどうですか?

株式会社パシフィックネットの直近の売上高は81億円(前年比+17.0%)です。

営業利益率は10.4%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qパシフィックネットは女性が働きやすい企業ですか?

株式会社パシフィックネットの女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:18.9%
  • 男性育児休業取得率:100.0%
  • 男女の賃金差異:85.6%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
Pacific Net Co.,Ltd.
証券コード
3021
市場区分
スタンダード(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都港区芝五丁目34番7号
設立
1988年7月8日
資本金
5.3億円
決算期
5月
会計基準
日本基準
従業員数
232名(連結)
電話番号
03-5730-1441(代表)
企業サイト
prins.co.jp
IR情報
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