企業分析NOTE
プライム(内国株式)サービス業2168

株式会社パソナグループ

2025年5月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月9日

株式会社パソナグループはサービス業に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数8,894人、平均年収629万円(サービス業平均より25万円高い水準)です。人材派遣や人材紹介を主軸に、企業の業務委託(BPO)や海外人材サービスを提供。子育て支援、介護、地方創生・観光など、多岐にわたる分野で「人と仕事」「人と地域」をつなぐ総合サービス企業です。

業界ポジション

色付き数値 = サービス業平均との差
629万円52
5.3h/月87
有給取得率70%
7.7年50
平均年齢34.9歳
-0.4%51
-13.3%38
-6.1%49
53.3%49
総合スコア
61/ 100
この企業サービス業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

東証プライム上場の大手サービス企業。売上3092.4億円を計上するも、最新年度は営業利益率-0.4%と赤字に転落。自己資本比率53.3%と財務基盤は比較的安定しているものの、事業再編期にあり、今後の収益改善が注目されます。

事業概要

人材派遣や人材紹介を主軸に、企業の業務委託(BPO)や海外人材サービスを提供。子育て支援、介護、地方創生・観光など、多岐にわたる分野で「人と仕事」「人と地域」をつなぐ総合サービス企業です。

セグメント分析

人材派遣・紹介のエキスパート/キャリアソリューションは引き続き中核事業。一方で、ライフソリューションや地方創生・観光ソリューションは、社会課題解決に貢献する新規事業として注力されており、新たなキャリアを築きたい方には成長機会があるでしょう。

こんな人に向いている

人材サービスや社会貢献性の高い事業に意欲があり、事業再編期における変化や新たな挑戦を楽しめる方に適しています。

知っておきたい注意点

最新年度は営業利益が赤字に転落しており、収益改善の動向に注意が必要です。事業再編期のため、今後の事業戦略や組織体制の変化も確認すると良いでしょう。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

重点施策有報「対処すべき課題」より

技術開発
DX推進によるBPOサービスの効率化と粗利率改善
成長投資
多様な社会インフラの構築による働き方支援
その他
大阪・関西万博パビリオン出展によるブランド価値向上
リスク対策
法令遵守と社員教育の徹底によるリスク管理強化
新規事業
新規事業・サービスの開発による事業ポートフォリオ拡充

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

大阪・関西万博パビリオン出展事業参入2025
アウトソーシングセグメントの廃止2024

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

パソナグループは多様な人材ソリューションを展開し、景気変動や労働関連法規の影響を受けやすい。特に官公庁事業の大型化・複雑化や労働者派遣法の遵守が重要で、法令違反や不適正運営は信用毀損や業績悪化リスクとなる。人口減少による市場縮小リスクも認識し、事業ポートフォリオの多角化で対応を図る。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年5月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

法令遵守
関連法規遵守と社員教育徹底、再委託先調査を強化し適正運営を推進(対処すべき課題)
事業多角化
BPOやグローバルソリューション等多様な事業展開でリスク分散を図る(対処すべき課題)
デジタル化
DX推進によりBPOの粗利率改善と業務効率化を実施(事業の状況)
ブランド価値
大阪・関西万博パビリオン出展で認知度向上とブランド強化を図る(事業の状況)
人口減少
新規事業・サービス開発で市場縮小リスクに備える(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間ほぼ横ばい。直近期は営業赤字。
3,092億
-13.3%
-12億
赤字転落
-0.4%
-87億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+13%増加。人員増の一方で一人当たり売上高は低下。採用先行で生産性は課題です。平均年収は+5%上昇。
8,894人
-
629万
3,477万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中1期が赤字と、利益が不安定な状態です。
-97万円
前年比
赤字転落
-
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は251%増加しており、積極的な成長投資を実行中。
186億円
-
6.0%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で-5.6%の下落。日経平均を下回っており、市場平均に劣後しています。
1,630円
-5.6%
-19pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-05 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。サービス業(他に分類されないもの)の業界統計を企業の年収比率(×1)でスケーリングしています。
基本給×12残業代×12賞与
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
629万円
7年変動
+5.4%
変動額
+32万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
629万円
サービス業平均
34.9
サービス業平均
7.7
サービス業平均
労働環境
5.3h
| 平均 26.7h
70%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
56%
全上場平均 9.4%
35%
63%
86%
女性÷男性 (100%=同一)
92%
+61.5pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
くるみん
子育てサポート企業認定(厚生労働大臣)

育児休業の取得推進や残業削減など、子育てしやすい職場環境の基準を満たした企業に与えられる認定です。

えるぼし 3段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中3段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qパソナグループの平均年収はいくらですか?

株式会社パソナグループの平均年収は629万円です(有価証券報告書 2025期)。

サービス業の業界平均604万円と比較すると同程度の水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qパソナグループの生涯年収はいくらですか?

株式会社パソナグループの推定生涯年収は約2.4億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。有価証券報告書の平均年収×38年間(22歳〜60歳)で算出しています(退職金は含みません)。

サービス業の業界平均の推定生涯年収約2.3億円と比較すると同程度の水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qパソナグループの残業時間はどのくらいですか?

株式会社パソナグループの平均残業時間は月5.3時間です(有価証券報告書 2025期)。

サービス業の業界平均16.7時間と比較すると少ないです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Qパソナグループの有給休暇取得率は?

株式会社パソナグループの有給休暇取得率は69.5%です。

サービス業の業界平均71.7%と比較すると同程度の水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

ホワイト企業ランキングで総合的な働きやすさを確認

Qパソナグループはブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社パソナグループの労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月5.3時間(サービス業平均16.7時間)、有給休暇取得率は69.5%(サービス業平均71.7%)、平均勤続年数は7.7年(サービス業平均7.9年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qパソナグループの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社パソナグループの主要指標:

  • 残業:月5.3時間
  • 有休取得率:69.5%
  • 勤続年数:7.7年
  • 営業利益率:-0.4%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Qパソナグループは長く働ける会社ですか?

株式会社パソナグループの平均勤続年数は7.7年(サービス業平均7.9年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比-13.3%です。

営業利益率は-0.4%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qパソナグループの業績・将来性はどうですか?

株式会社パソナグループの直近の売上高は3,092億円(前年比-13.3%)です。

営業利益率は-0.4%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qパソナグループは女性が働きやすい企業ですか?

株式会社パソナグループの女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:55.7%
  • 男性育児休業取得率:91.7%
  • 男女の賃金差異:85.6%

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企業基本情報

英語社名
Pasona Group Inc.
証券コード
2168
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都千代田区丸の内一丁目5番1号
設立
2007年12月3日
資本金
50億円
決算期
5月
会計基準
日本基準
従業員数
8,894名(連結)
電話番号
(03)6734-0200(代表)
企業サイト
pasonagroup.co.jp
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