企業分析NOTE
プライム(内国株式)パルプ・紙3861

王子ホールディングス株式会社

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月9日

王子ホールディングス株式会社はパルプ・紙に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数39,136人、平均年収845万円(パルプ・紙平均より241万円高い水準)です。王子ホールディングスは、紙・パルプを基盤に、段ボールや紙器、おむつ、トイレットペーパーなどの家庭紙まで、私たちの暮らしに欠かせない様々な製品を製造・販売しています。国内外に多数のグループ会社を持ち、生活産業資材の総合メーカーとして社会を支えています。

業界ポジション

色付き数値 = パルプ・紙平均との差
845万円74
16.0h/月46
17.2年73
平均年齢45.1歳
3.7%51
+9.0%53
4.1%51
43.0%37
総合スコア
64/ 100
この企業パルプ・紙平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

王子ホールディングスは、売上1兆円超の超大手企業で、東証プライム上場。自己資本比率43.0%と安定した財務基盤を持ち、業界平均を83.5%上回る高年収も魅力です。生活に不可欠な資材を多角的に展開し、安定性と待遇を重視する求職者にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

事業概要

王子ホールディングスは、紙・パルプを基盤に、段ボールや紙器、おむつ、トイレットペーパーなどの家庭紙まで、私たちの暮らしに欠かせない様々な製品を製造・販売しています。国内外に多数のグループ会社を持ち、生活産業資材の総合メーカーとして社会を支えています。

セグメント分析

「生活産業資材」という大枠の中で、特に成長が見込まれるのはEC市場拡大に伴う「段ボール原紙・段ボール加工事業」や、高齢化社会を背景とした「紙おむつ事業」でしょう。これらは安定した需要を持ち、技術開発や生産効率化、海外展開といった面でキャリアを築く機会が豊富と考えられます。

こんな人に向いている

安定した大手企業で長期的なキャリアを築きたい人、業界トップクラスの高年収を重視する人、生活に身近な製品を通じて社会貢献したい人に向いています。

知っておきたい注意点

直近の業績は増収減益傾向にあり、今後の収益性改善策に注目が必要です。有給取得率のデータがないため、入社前に確認することをお勧めします。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

⚙️

段ボール原紙

産業 47.5%
⚙️

白板紙

産業 47.5%
⚙️

紙袋

産業 47.5%
⚙️

木材・林産物

Forest Resources And Environmental Marketing 22.4%
⚙️

印刷用紙

印刷 16.7%

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
中期経営計画2022年発表 → 2024年目標

2022-2024年度中期経営計画では、「成長から進化へ」を基本方針とし、環境、収益向上、グリーンイノベーションの3本柱で企業価値向上を目指しています。ポートフォリオ転換や資本効率向上を重視しています。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

コスト改善
資本効率の向上
リストラクチャリング
ポートフォリオの転換
人材・組織
人的資本戦略
サステナビリティ
環境問題への取り組み
コスト改善
収益向上への取り組み

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

子会社株式売却や低収益事業の見直し・撤退2024
Walki社買収によるパッケージング事業基盤構築2024

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

王子ホールディングスは、気候変動、パンデミック、イノベーションによる需要変容といった長期的な課題に加え、国内人口減少や景気変動による需要変動リスクに直面しています。特に、DX加速による事業環境変化は、ポートフォリオへの影響も懸念されます。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

パンデミック
グループ緊急時対策本部設置、BCP見直し、DX推進による事業影響最小化(事業の状況)
イノベーション
資本効率向上とポートフォリオ転換を重点施策とし、低収益事業の構造改革・撤退・売却を迅速化(事業の状況)
需要
グループ横断型営業組織設置、市場ニーズ捉えた製品開発・提供体制整備(事業の状況)
気候変動
「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載(事業の状況)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+19%成長。利益率は7.1%→3.7%に低下しており、コスト増や競争激化の影響が考えられます。
18,493億
+9.0%
677億
-6.8%
3.7%
462億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。
39,136人
-
845万
4,725万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は安定推移。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
118万円
前年比
-11.3%
716.1%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は135%増加しており、積極的な成長投資を実行中。対売上9.0%と積極的な投資姿勢です。
1,534億円
135億円
9.0%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+37.2%の上昇。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
822円
+37.2%
-35pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象
日経225日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×2.071)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
71万円
残業代(月額推定)業界比率
4万円
賞与(年間推定)業界比率
161万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
845万円
7年変動
+0.9%
変動額
+7万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
845万円
パルプ・紙平均
45.1
パルプ・紙平均
17.2
パルプ・紙平均
労働環境
16.0h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
13%
全上場平均 9.4%
18%
37%
71%
女性÷男性 (100%=同一)
100%
+69.8pt
全上場平均 30.2%
--
非公開
認定制度
えるぼし 3段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中3段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q王子ホールディングスの平均年収はいくらですか?

王子ホールディングス株式会社の平均年収は845万円です(有価証券報告書 2025期)。

パルプ・紙の業界平均604万円と比較すると241万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q王子ホールディングスの生涯年収はいくらですか?

王子ホールディングス株式会社の推定生涯年収は約3.4億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

パルプ・紙の業界平均の推定生涯年収約2.3億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q王子ホールディングスの残業時間はどのくらいですか?

王子ホールディングス株式会社の平均残業時間は月16.0時間です(有価証券報告書 2025期)。

パルプ・紙の業界平均18.0時間と比較すると少ないです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q王子ホールディングスの有給休暇取得率は?

王子ホールディングス株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q王子ホールディングスはブラック企業ですか?激務ですか?

王子ホールディングス株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月16.0時間(パルプ・紙平均18.0時間)、平均勤続年数は17.2年(パルプ・紙平均18.0年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間は業界平均以下、有休取得率は業界平均以上であり、データ上は業界平均より良好な労働環境と言えます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q王子ホールディングスの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

王子ホールディングス株式会社の主要指標:

  • 残業:月16.0時間
  • 勤続年数:17.2年
  • 営業利益率:3.7%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q王子ホールディングスは長く働ける会社ですか?

王子ホールディングス株式会社の平均勤続年数は17.2年(パルプ・紙平均18.0年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+9.0%です。

営業利益率は3.7%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q王子ホールディングスの業績・将来性はどうですか?

王子ホールディングス株式会社の直近の売上高は18,493億円(前年比+9.0%)です。

営業利益率は3.7%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q王子ホールディングスの年収が高い理由は?

王子ホールディングス株式会社の平均年収845万円は、パルプ・紙の業界平均604万円を大きく上回っています。

高年収の背景としては、営業利益率が3.7%と一定の水準にあること、一人当たりの売上高が大きいことなどが考えられます。利益率が高い企業は社員への還元余力も大きく、年収に反映されやすい傾向があります。

Q王子ホールディングスは女性が働きやすい企業ですか?

王子ホールディングス株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:13.0%
  • 男性育児休業取得率:100.0%
  • 男女の賃金差異:70.7%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
Oji Holdings Corporation
証券コード
3861
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都中央区銀座四丁目7番5号
資本金
1,038.8億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
39,136名(連結)
電話番号
03-3563-1111(代表)
企業サイト
ojiholdings.co.jp
IR情報
IRページ
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