企業分析NOTE
プライム(内国株式)化学4082

第一稀元素化学工業株式会社

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

第一稀元素化学工業株式会社は化学に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数698人、平均年収683万円(化学平均を9万円低い水準)です。第一稀元素化学工業は、レアアースの分離・精製技術を強みとし、自動車触媒やHDD用磁性材料、蛍光体材料などを製造・販売しています。近年はレアアースのリサイクル事業にも注力し、資源循環型社会への貢献を目指しています。

業界ポジション

色付き数値 = 化学平均との差
683万円52
12.1h/月59
14.1年59
平均年齢39.1歳
6.8%51
-4.5%47
2.1%51
59.4%56
総合スコア
57/ 100
この企業化学平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

レアアース事業を核に、触媒やリサイクル分野で安定した収益基盤を持つ化学メーカー。直近の業績は変動があるものの、長期的な成長が期待できる。

事業概要

第一稀元素化学工業は、レアアースの分離・精製技術を強みとし、自動車触媒やHDD用磁性材料、蛍光体材料などを製造・販売しています。近年はレアアースのリサイクル事業にも注力し、資源循環型社会への貢献を目指しています。

こんな人に向いている

化学分野での専門性を活かしたい方、環境問題や資源循環に関心のある方、安定した企業基盤で長期的にキャリアを築きたい方に適しています。

知っておきたい注意点

直近の業績は売上・利益ともに減少傾向にあります。レアアースの市況変動や海外情勢の影響を受けやすい事業構造であるため、今後の動向を注視する必要があります。

データ更新: 2026-04-12 時点

代表的な商品・サービス

🧪

高純度酸化ジルコニウム

化学素材
⚙️

ジルコニウム化合物(光学材料用途)

光学材料
📱

ジルコニウム化合物(電子部品用途)

電子部品素材
🧪

ジルコニウム化合物(触媒用途)

触媒素材
🧪

希土類化合物

化学素材

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
DK-One Next2023年発表 → 2032年目標

自動車排ガス浄化触媒分野の構造的縮小に対応するため、半導体・エレクトロニクス、エネルギー、ヘルスケアを戦略分野に設定。10年間でこれらの分野及び新規事業の売上構成比を50%以上へ引き上げる計画。計画の進捗を踏まえ、定量目標の見直しや柔軟性向上を図っている。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

新規事業
新規事業の創出
コスト改善
収益構造の改革
技術開発
革新的なものづくりの実現
その他
成果を出し続ける組織づくりの実践
その他
サステナビリティへの取り組み

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

戦略分野・新規事業の売上構成比50%以上を目指す。2032
戦略分野・新規事業の売上構成比30%以上を目指す。2029

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

ベトナムでのジルコニウム化合物内製化に伴う製造コスト最適化の遅延リスク、エネルギーコストや資材価格変動の影響、戦略分野(半導体、エネルギー、ヘルスケア)における需要変動リスク、為替変動リスク、設備投資の減損リスクが複合的に存在。特にベトナム事業の安定稼働とコスト構造最適化が収益性に直結する。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+22%成長。利益率は15.3%→6.8%に低下しており、コスト増や競争激化の影響が考えられます。
336億
-4.5%
23億
-5.8%
6.8%
8億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+58%増加。人員増の一方で一人当たり売上高は低下。採用先行で生産性は課題です。平均年収は-7%減少。
698人
-
683万
4,820万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は84%低下。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
113万円
前年比
-36.5%
601.8%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は45%縮小しており、投資を抑制しています。設備投資が中心で、生産能力やインフラの拡充に注力しています。対売上9.2%と積極的な投資姿勢です。
19億円
12億円
9.2%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+98.1%の上昇。日経平均を大きく上回り、市場の期待が高い銘柄です。
2,290円
+98.1%
+34pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.674)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
58万円
残業代(月額推定)業界比率
3万円
賞与(年間推定)業界比率
130万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
683万円
6年変動
-7.0%
変動額
-51万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
683万円
化学平均
39.1
化学平均
14.1
化学平均
労働環境
12.1h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
8%
全上場平均 9.4%
18%
24%
73%
女性÷男性 (100%=同一)
70%
+39.8pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q第一稀元素化学工業の平均年収はいくらですか?

第一稀元素化学工業株式会社の平均年収は683万円です(有価証券報告書 2025期)。

化学の業界平均692万円と比較すると同程度の水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q第一稀元素化学工業の生涯年収はいくらですか?

第一稀元素化学工業株式会社の推定生涯年収は約2.8億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

化学の業界平均の推定生涯年収約2.6億円と比較すると同程度の水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q第一稀元素化学工業の残業時間はどのくらいですか?

第一稀元素化学工業株式会社の平均残業時間は月12.1時間です(有価証券報告書 2025期)。

化学の業界平均12.3時間と比較すると同程度です。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q第一稀元素化学工業の有給休暇取得率は?

第一稀元素化学工業株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q第一稀元素化学工業はブラック企業ですか?激務ですか?

第一稀元素化学工業株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月12.1時間(化学平均12.3時間)、平均勤続年数は14.1年(化学平均15.2年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間は業界平均以下、有休取得率は業界平均以上であり、データ上は業界平均より良好な労働環境と言えます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q第一稀元素化学工業の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

第一稀元素化学工業株式会社の主要指標:

  • 残業:月12.1時間
  • 勤続年数:14.1年
  • 営業利益率:6.8%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q第一稀元素化学工業は長く働ける会社ですか?

第一稀元素化学工業株式会社の平均勤続年数は14.1年(化学平均15.2年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比-4.5%です。

営業利益率は6.8%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q第一稀元素化学工業の業績・将来性はどうですか?

第一稀元素化学工業株式会社の直近の売上高は336億円(前年比-4.5%)です。

営業利益率は6.8%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q第一稀元素化学工業は女性が働きやすい企業ですか?

第一稀元素化学工業株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:8.3%
  • 男性育児休業取得率:70.0%
  • 男女の賃金差異:72.8%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
DAIICHI KIGENSO KAGAKU KOGYO CO.,LTD.
証券コード
4082
業種
化学
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
大阪府
本店所在地
大阪市中央区北浜4丁目4番9号
設立
1956年5月21日
資本金
7.9億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
698名(連結)
電話番号
06(6206)3311(代表)
企業サイト
dkkk.co.jp
IR情報
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採用情報
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