企業分析NOTE
プライム(内国株式)空運業9201

日本航空株式会社

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月9日

日本航空株式会社は空運業に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数38,433人、平均年収949万円(空運業平均より225万円高い水準)です。世界と日本をつなぐ「JAL」ブランドの航空運送事業を主軸に、LCC(格安航空会社)やマイル・金融・コマース事業も展開する総合航空グループです。国内外の旅客・貨物輸送を通じて、人々の移動と経済活動を支えています。

業界ポジション

色付き数値 = 空運業平均との差
949万円86
10.2h/月79
15.2年64
平均年齢39.7歳
業界平均(推定)
+11.6%61
11.0%56
34.9%29
総合スコア
71/ 100
この企業空運業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

超大手プライム上場の日本航空は、コロナ禍からの需要回復で売上が急伸。平均年収は業界平均を137.4%上回る949.4万円と、高水準で推移しており、安定性と高待遇を兼ね備える企業と言えるでしょう。

事業概要

世界と日本をつなぐ「JAL」ブランドの航空運送事業を主軸に、LCC(格安航空会社)やマイル・金融・コマース事業も展開する総合航空グループです。国内外の旅客・貨物輸送を通じて、人々の移動と経済活動を支えています。

セグメント分析

フルサービスキャリア事業は基盤、LCC事業は成長戦略の要です。ZIPAIR TokyoなどのLCCは需要回復とコスト意識の高まりで成長が期待されます。マイル/金融・コマース事業も収益多角化に貢献。これら成長分野での企画・マーケティング職やDX推進に関わる職種は、キャリアアップの機会が豊富でしょう。

こんな人に向いている

航空業界に貢献したい方、安定した大企業で高待遇を求める方、グローバルな事業展開や多角化事業に興味がある方に向いています。

知っておきたい注意点

営業利益や労働時間、有給取得率など、働き方に関する詳細データが不足しているため、入社前に確認が必要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
2021-2025年度 JALグループ中期経営計画2021年発表 → 2025年目標

安全・安心の確保、財務目標の達成、サステナビリティ推進を柱とし、EBITマージン10%以上、ROIC9%、EPS290円を目標。LCC事業やマイル・ライフ・インフラ領域の強化で事業構造改革を推進し、環境負荷低減や多様性推進も重視。2025年の目標達成後は事業構造改革深化と新領域開拓で中長期成長を目指す。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
LCC事業の国際線成長とシナジー創出
成長投資
マイル・ライフ・インフラ領域の事業構造改革推進
技術開発
省燃費機材導入とSAF調達による環境負荷低減
その他
多様な人材活躍推進と人事制度改革
その他
ESG戦略を最上位戦略に位置付け価値創造

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

報告セグメントを3区分に変更し事業管理強化2024
国際線中長距離LCC ZIPAIRのネットワーク拡充2024

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

日本航空は航空安全リスク、世界的疫病の影響、自然災害やテロ等の外部リスクに直面。特に航空事故は顧客信頼と社会評価を大きく損ね、補償負担も重く業績に深刻な影響を与える。疫病拡大は旅客需要減少を招き、固定費の高さが業績悪化を加速させる。自然災害等は主要空港依存の事業構造に脆弱性をもたらす。これら複合リスクに対し、組織横断的なリスク管理体制を整備し対応している。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

航空安全
社長議長の安全対策会議設置と専門部門配置で安全管理強化(対処すべき課題)
疫病
LCC事業や貨物専用機強化で事業リスク分散を推進(対処すべき課題)
補償
業界水準の損害賠償保険加入で補償負担軽減を図る(対処すべき課題)
自然災害
主要空港依存リスクに備え運航管理・予約管理の情報システム強化(対処すべき課題)
燃費
省燃費機材導入とSAF調達で環境負荷低減を推進(事業の状況)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+24%成長。
18,441億
+11.6%
-
-
1,070億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+13%増加。一人当たり売上高は横ばいで、人員増がそのまま売上増に直結する労働集約型の成長パターンです。平均年収は+15%上昇。
38,433人
-
949万
4,798万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中2期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
279万円
前年比
+6.5%
340.9%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は拡大傾向。対売上15.7%と非常に高い投資水準です。
2,900億円
-
15.7%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+14.9%の上昇。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
2,454円
+14.9%
-79pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象
日経225日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。運輸業・郵便業の業界統計を企業の年収比率(×2.274)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
74万円
残業代(月額推定)業界比率
7万円
賞与(年間推定)業界比率
166万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
949万円
7年変動
+14.7%
変動額
+122万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
949万円
空運業平均
39.7
空運業平均
15.2
空運業平均
労働環境
10.2h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
34%
全上場平均 9.4%
23%
38%
50%
女性÷男性 (100%=同一)
88%
+57.3pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
くるみん
子育てサポート企業認定(厚生労働大臣)

育児休業の取得推進や残業削減など、子育てしやすい職場環境の基準を満たした企業に与えられる認定です。

えるぼし 3段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中3段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q日本航空の平均年収はいくらですか?

日本航空株式会社の平均年収は949万円です(有価証券報告書 2025期)。

空運業の業界平均724万円と比較すると225万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q日本航空の生涯年収はいくらですか?

日本航空株式会社の推定生涯年収は約3.9億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

空運業の業界平均の推定生涯年収約2.8億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q日本航空の残業時間はどのくらいですか?

日本航空株式会社の平均残業時間は月10.2時間です(有価証券報告書 2025期)。

空運業の業界平均18.6時間と比較すると少ないです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q日本航空の有給休暇取得率は?

日本航空株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q日本航空はブラック企業ですか?激務ですか?

日本航空株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月10.2時間(空運業平均18.6時間)、平均勤続年数は15.2年(空運業平均9.8年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間は業界平均以下、有休取得率は業界平均以上であり、データ上は業界平均より良好な労働環境と言えます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q日本航空の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

日本航空株式会社の主要指標:

  • 残業:月10.2時間
  • 勤続年数:15.2年

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q日本航空は長く働ける会社ですか?

日本航空株式会社の平均勤続年数は15.2年(空運業平均9.8年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+11.6%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q日本航空の業績・将来性はどうですか?

日本航空株式会社の直近の売上高は18,441億円(前年比+11.6%)です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q日本航空の年収が高い理由は?

日本航空株式会社の平均年収949万円は、空運業の業界平均724万円を大きく上回っています。

高年収の背景としては、一人当たりの売上高が大きいことなどが考えられます。利益率が高い企業は社員への還元余力も大きく、年収に反映されやすい傾向があります。

Q日本航空は女性が働きやすい企業ですか?

日本航空株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:24.2%
  • 男性育児休業取得率:87.5%
  • 男女の賃金差異:50.3%

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企業基本情報

英語社名
Japan Airlines Co., Ltd.
証券コード
9201
業種
空運業
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都品川区東品川二丁目4番11号
設立
1953年10月1日
資本金
2,732億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
38,433名(連結)
電話番号
03(5460)3121 (代表)
企業サイト
jal.com
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