企業分析NOTE
スタンダード(内国株式)電気機器6663

太洋テクノレックス株式会社

旧社名:太洋工業

2025年12月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月9日

太洋テクノレックス株式会社は電気機器に属するのスタンダード(内国株式)上場企業です。従業員数165人、平均年収516万円(電気機器平均を187万円低い水準)です。電子基板(スマホやPCに使われる回路板)、その検査機、鏡面研磨機、産業機械などを製造・販売するメーカー。国内外にグループ会社を持ち、電子部品の製造を支える専門性の高い技術を提供しています。

業界ポジション

色付き数値 = 電気機器平均との差
516万円30
13.3h/月55
有給取得率63%
20.0年85
平均年齢45.7歳
3.7%51
-6.5%46
5.4%52
56.7%53
総合スコア
55/ 100
この企業電気機器平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

電気機器メーカーとして電子基板や検査機などを手掛ける。平均年収は業界平均を9.1%上回る5,020,343円と魅力がある。自己資本比率55.7%と安定しているものの、直近5期中4期で営業赤字と収益性に課題が見られる。

事業概要

電子基板(スマホやPCに使われる回路板)、その検査機、鏡面研磨機、産業機械などを製造・販売するメーカー。国内外にグループ会社を持ち、電子部品の製造を支える専門性の高い技術を提供しています。

こんな人に向いている

電子部品製造技術や産業機械に興味があり、専門性を高めたい方。海外展開もしているため、グローバルな視点を持つ方もフィット。

知っておきたい注意点

直近5期中4期で営業赤字が続いており、収益性の不安定さに注意が必要。今後の事業戦略や収益改善策を確認することが重要です。

データ更新: 2026-03-17 時点

代表的な商品・サービス

📱

FPC(フレキシブルプリント基板)

電子基板
📱

基板検査機

検査機器
⚙️

鏡面研磨機

研磨機械
🏗️

産業機械

産業機械

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

景気変動の影響を受けにくい医療機器・ヘルスケア分野を重点領域とし、高密度多層基板の技術開発を強化する。また、AI、EV、高速通信関連のパワーデバイス市場を重点成長分野と位置づけ、AI技術を活用した検査装置の開発や販売代理店との連携強化により販路拡大を図る。持続的な成長と企業価値向上を目指す。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
医療機器・ヘルスケア分野での受注拡大
技術開発
高密度多層基板の技術開発
成長投資
パワーデバイス市場を重点成長分野に
技術開発
AI活用による検査装置の性能向上
海外展開
販売代理店との連携強化による販路拡大

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

太洋テクノレックスは、特許権を持たないFPC製造における新規参入や新工法発明による競争激化、セットメーカーの研究開発部門の海外移転による短納期対応力の低下、FPCメーカーによる試作の内製化や低価格攻勢といった、電子基板事業における競争環境の厳しさが収益力低下のリスクとなっている。また、テストシステム事業では検査方法の標準化の遅れやメーカーによる内製化が市場縮小リスクとなる。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年12月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

FPC
医療機器・ヘルスケア分野を重点領域とし、高密度多層基板の技術開発に注力(対処すべき課題)
基板
パワーデバイス市場を重点成長分野とし、AI活用による検査装置の性能向上と高速化(対処すべき課題)
試作
販売代理店との連携強化による販路拡大(対処すべき課題)
工法
微細配線技術の高度化による高付加価値製品の優位性強化(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で-15%縮小。利益率は-2.6%→3.0%に改善しており、収益力が強化されています。
33億
-6.5%
1億
黒字転換
3.7%
1億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で-37%減少。人員削減と同時に一人当たり売上高が向上。効率化・選択と集中が進んでいます。
165人
-
516万
1,994万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中4期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
83万円
前年比
黒字転換
622.6%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は50%縮小しており、投資を抑制しています。研究開発が投資の中心で、技術主導型の企業です。
0億円
1億円
3.3%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で-40.8%の下落。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
303円
-40.8%
-85pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-12 期末時点株主数 3,008

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

51.3%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 48.7%自己株式 0.1%

外国人持株比率

2.1%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 1.9% /外国個人 0.22%

株主カテゴリ別構成

金融機関 0.5%
金融商品取引業者 9.7%
外国人 2.1%
法人 28.7%
個人・その他 59.1%

主要株主(上位10名)

1株式会社細江ホールディングス
26.73%
2細江 正大
5.82%
3株式会社SBI証券
3.89%
4小川 由晃
2.99%
5太洋テクノレックス従業員持株会
2.64%
6細江 美則
1.67%
7松井証券株式会社
1.44%
8楽天証券株式会社共有口
1.27%
9堀井 勝人
1.13%
10佐伯 高史
1.08%
流通株式
51.3%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.264)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
44万円
残業代(月額推定)業界比率
2万円
賞与(年間推定)業界比率
98万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
516万円
7年変動
+2.1%
変動額
+11万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
516万円
電気機器平均
45.7
電気機器平均
20.0
電気機器平均
労働環境
13.3h
| 平均 26.7h
63%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
4%
全上場平均 9.4%
25%
25%
71%
女性÷男性 (100%=同一)
--
非公開
--
非公開
認定制度
プラチナくるみん
特例認定(くるみんの上位認定)

くるみん認定企業のうち、より高い水準の取り組みを行っている企業に与えられる特例認定です。

えるぼし 3段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中3段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q太洋テクノレックスの平均年収はいくらですか?

太洋テクノレックス株式会社の平均年収は516万円です(有価証券報告書 2025期)。

電気機器の業界平均703万円と比較すると187万円低い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q太洋テクノレックスの生涯年収はいくらですか?

太洋テクノレックス株式会社の推定生涯年収は約2.1億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

電気機器の業界平均の推定生涯年収約2.7億円と比較すると低い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q太洋テクノレックスの残業時間はどのくらいですか?

太洋テクノレックス株式会社の平均残業時間は月13.3時間です(有価証券報告書 2025期)。

電気機器の業界平均14.6時間と比較すると同程度です。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q太洋テクノレックスの有給休暇取得率は?

太洋テクノレックス株式会社の有給休暇取得率は62.8%です。

電気機器の業界平均77.0%と比較すると低い水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

ホワイト企業ランキングで総合的な働きやすさを確認

Q太洋テクノレックスはブラック企業ですか?激務ですか?

太洋テクノレックス株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月13.3時間(電気機器平均14.6時間)、有給休暇取得率は62.8%(電気機器平均77.0%)、平均勤続年数は20.0年(電気機器平均15.6年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q太洋テクノレックスの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

太洋テクノレックス株式会社の主要指標:

  • 残業:月13.3時間
  • 有休取得率:62.8%
  • 勤続年数:20.0年
  • 営業利益率:3.7%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

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Q太洋テクノレックスは長く働ける会社ですか?

太洋テクノレックス株式会社の平均勤続年数は20.0年(電気機器平均15.6年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比-6.5%です。

営業利益率は3.7%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q太洋テクノレックスの業績・将来性はどうですか?

太洋テクノレックス株式会社の直近の売上高は33億円(前年比-6.5%)です。

営業利益率は3.7%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q太洋テクノレックスの年収は低いですか?

太洋テクノレックス株式会社の平均年収516万円は、電気機器の業界平均703万円を下回っています。

ただし、有価証券報告書の平均年収は全社員の平均値であるため、パートタイム従業員の比率が高い企業、若手社員の比率が高い成長企業、地方に本社がある企業では低めに表示される傾向があります。

年収だけでなく、残業時間・有休取得率・実質時給もあわせて確認することをおすすめします。

Q太洋テクノレックスは女性が働きやすい企業ですか?

太洋テクノレックス株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:3.7%
  • 男女の賃金差異:71.3%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

証券コード
6663
市場区分
スタンダード(内国株式)
所在地
和歌山県
資本金
8.2億円
会計基準
日本基準
従業員数
165名(連結)
企業サイト
taiyo-tx.com
IR情報
IRページ
採用情報
採用ページ
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