企業分析NOTE
スタンダード(内国株式)鉄鋼5542

新報国マテリアル株式会社

2025年12月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

新報国マテリアル株式会社は鉄鋼に属するのスタンダード(内国株式)上場企業です。従業員数99人、平均年収762万円(鉄鋼平均より71万円高い水準)です。半導体・FPD製造装置や鉄鋼業界向けに、低熱膨張合金や高温高強度合金といった特殊合金の素形材と精密加工品を製造・販売しています。ニッチな分野で高い技術力を活かし、高付加価値製品を提供。本社工場の一部賃貸事業も展開しています。

業界ポジション

色付き数値 = 鉄鋼平均との差
762万円62
業界平均(推定)
17.0年72
平均年齢44.4歳
8.4%51
-10.8%43
6.9%52
75.2%74
総合スコア
63/ 100
この企業鉄鋼平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

従業員98人の新報国製鉄は、特殊合金の製造販売を主軸とするニッチトップメーカーです。業界平均を57.4%上回る平均年収724.6万円は特筆すべき点。業績詳細は不明ながら、専門性の高い技術で安定的な事業展開が期待されます。

事業概要

半導体・FPD製造装置や鉄鋼業界向けに、低熱膨張合金や高温高強度合金といった特殊合金の素形材と精密加工品を製造・販売しています。ニッチな分野で高い技術力を活かし、高付加価値製品を提供。本社工場の一部賃貸事業も展開しています。

セグメント分析

特殊合金事業が主軸であり、半導体・FPD製造装置向け部品は今後の成長が期待される分野です。素材開発や精密加工技術に関心のあるエンジニア職は、専門性を高める機会が多いでしょう。不動産賃貸は副次的な事業のため、主要な成長機会は特殊合金事業に集中しています。

こんな人に向いている

ニッチな特殊合金分野で専門性を追求したい方、高水準の年収を重視する方、安定した技術を持つ老舗企業で長期的に働きたい方に向いています。

知っておきたい注意点

業績や財務、人的資本に関する詳細データが不明なため、企業選択の際は追加の情報収集が必要です。

データ更新: 2026-03-17 時点

代表的な商品・サービス

⚙️

低熱膨張合金鋳物

特殊合金事業
⚙️

高温高強度合金鋳物

特殊合金事業
📱

半導体・FPD製造装置用部品

特殊合金事業
⚙️

棒材及びワイヤー

特殊合金事業
🏠

本社工場跡地賃貸

不動産賃貸事業

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

中期的には売上100億円企業を目指し、インバー合金のグローバルニッチトップ化を推進。創造的研究開発や革新的製造技術の確立により競争力強化を図り、半導体・FPD産業の成長に対応しつつ新規分野開拓も進める計画である。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
インバー合金ラインナップの拡充
技術開発
金属3D積層造型への大型投資と製造技術確立
技術開発
AI活用による鋳造工程の省力化・自動化
海外展開
世界の最先端半導体製造装置メーカーへの販売強化
新規事業
航空・宇宙・環境分野への新規参入

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

新報国マテリアルは半導体及びFPD業界への売上依存度が約7割と高く、これら業界の受注減少が経営に大きく影響する。また、希少原材料ニッケルの価格高騰も収益を圧迫するリスクがある。米中貿易摩擦や関税政策の影響で半導体設備投資の不確実性も増している。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年12月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

依存
インバー合金の世界展開と航空・宇宙分野への新規参入で顧客基盤多様化を推進(対処すべき課題)
高騰
価格改定とコスト合理化を推進し利益率維持に努める(事業の状況)
技術開発
金属3D積層造型への大型投資とAI活用による製造工程の省力化を実施(対処すべき課題)
受注
世界最先端半導体製造装置メーカーへの販売強化で受注拡大を目指す(対処すべき課題)
希少
インバー合金ラインナップ拡充で希少原材料依存リスクの分散を図る(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間ほぼ横ばい。利益率9.1%で安定推移。
55億
-10.8%
5億
-27.7%
8.4%
4億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。平均年収は+6%上昇。
99人
-
762万
5,596万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は安定推移。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
405万円
前年比
-31.1%
188.0%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は100%増加しており、積極的な成長投資を実行中。設備投資と研究開発をバランスよく配分しています。対売上12.9%と積極的な投資姿勢です。
4億円
4億円
12.9%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+48.2%の上昇。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
855円
+48.2%
-40pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-12 期末時点株主数 2,357

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

46.9%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 53.1%自己株式 5.2%

外国人持株比率

1.3%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 1.3% /外国個人 0.04%

株主カテゴリ別構成

金融機関 4.6%
金融商品取引業者 2.5%
外国人 1.3%
法人 28.0%
個人・その他 63.6%

主要株主(上位10名)

1日本製鉄株式会社
15.30%
2村 岡 克 彦
10.80%
3株式会社湊組
8.10%
4石 田 龍 山
4.70%
5株式会社りそな銀行
4.70%
6株式会社山本本店
3.20%
7清 水 長 助
2.00%
8新報国マテリアル取引先持株会
1.50%
9新報国マテリアル従業員持株会
1.50%
10宇 田 肇
1.30%
流通株式
46.9%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.867)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
64万円
残業代(月額推定)業界比率
3万円
賞与(年間推定)業界比率
145万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
762万円
7年変動
+5.5%
変動額
+40万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
762万円
鉄鋼平均
44.4
鉄鋼平均
17.0
鉄鋼平均
労働環境
非公開
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
--
非公開
17%
--
非公開
--
非公開
--
非公開
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q新報国マテリアルの平均年収はいくらですか?

新報国マテリアル株式会社の平均年収は762万円です(有価証券報告書 2025期)。

鉄鋼の業界平均691万円と比較すると71万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q新報国マテリアルの生涯年収はいくらですか?

新報国マテリアル株式会社の推定生涯年収は約3.1億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

鉄鋼の業界平均の推定生涯年収約2.6億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q新報国マテリアルの有給休暇取得率は?

新報国マテリアル株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q新報国マテリアルはブラック企業ですか?激務ですか?

新報国マテリアル株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均勤続年数は17.0年(鉄鋼平均16.3年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q新報国マテリアルの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

新報国マテリアル株式会社の主要指標:

  • 勤続年数:17.0年
  • 営業利益率:8.4%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q新報国マテリアルは長く働ける会社ですか?

新報国マテリアル株式会社の平均勤続年数は17.0年(鉄鋼平均16.3年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比-10.8%です。

営業利益率は8.4%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q新報国マテリアルの業績・将来性はどうですか?

新報国マテリアル株式会社の直近の売上高は55億円(前年比-10.8%)です。

営業利益率は8.4%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

企業基本情報

証券コード
5542
業種
鉄鋼
市場区分
スタンダード(内国株式)
所在地
埼玉県
資本金
1.8億円
会計基準
日本基準
従業員数
99名(連結)
他の企業と比較する

新報国マテリアル株式会社と気になる企業を並べて比較できます

比較ページへ