企業分析NOTE
上場廃止陸運業9035

第一交通産業株式会社

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

第一交通産業株式会社は陸運業に属する上場企業です。従業員数11,583人、平均年収489万円(陸運業平均を142万円低い水準)です。第一交通産業は、タクシーやバスの運行で人々の移動を支える交通事業を主軸としています。加えて、不動産の分譲、賃貸、再生といった多岐にわたる不動産事業、さらには不動産金融事業も手掛けることで、地域社会の発展に貢献する複合的なサービスを展開する企業グループです。

業界ポジション

色付き数値 = 全上場企業平均との差
業界が未分類のため、全上場企業との比較です
489万円27
4.1h/月87
11.9年50
平均年齢43.0歳
3.1%51
-1.2%46
4.0%51
23.0%14
総合スコア
49/ 100
この企業全上場企業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

第一交通産業は、タクシー・バス事業を基盤に不動産・金融事業も展開する従業員1万人超の大企業です。FY2021の営業赤字からV字回復し、FY2023には売上1007.1億円、営業利益30.5億円を計上。多角化により安定成長を目指す一方で、最新年度の自己資本比率23.0%は今後の財務健全性への注視が必要です。

事業概要

第一交通産業は、タクシーやバスの運行で人々の移動を支える交通事業を主軸としています。加えて、不動産の分譲、賃貸、再生といった多岐にわたる不動産事業、さらには不動産金融事業も手掛けることで、地域社会の発展に貢献する複合的なサービスを展開する企業グループです。

セグメント分析

同社はタクシー・バス事業を基盤としつつ、不動産分譲・賃貸・再生、不動産金融と多角的な事業を展開しています。安定した交通事業に加え、不動産関連事業は収益性の高い分野であり、特に「不動産金融事業」は今後の成長ドライバーとなる可能性があります。事業再編やM&Aに関心がある方は、これらの分野でのキャリア機会を探るのが良いでしょう。

こんな人に向いている

地域社会に貢献する安定した大企業で、多様な事業経験を積みたい方に向いています。特に交通・不動産・金融分野でのキャリア形成を目指す方におすすめです。

知っておきたい注意点

最新年度の自己資本比率が23.0%と、財務健全性については今後の動向を注視する必要があります。入社前に詳細な財務状況を確認すると良いでしょう。

データ更新: 2026-03-17 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

地域密着型のタクシー・バス・不動産事業を基盤に、他業種との連携やM&A、事業所統廃合等で競争力強化を目指す。タクシーのEV化推進や不動産事業での多様な住宅供給、不動産再生・金融事業の強化、国際事業展開、IT活用、CMS導入による財務効率化も図る。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

新規事業
LANSカンパニー確立を目指す
成長投資
タクシー事業のM&A、事業所統廃合等
技術開発
タクシー車両の電動化・脱炭素化
新規事業
低所得者層向け戸建住宅供給
コスト改善
IT技術活用による顧客管理・経費削減

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

第一交通産業は、タクシー事業における燃料価格変動や乗務員不足、バス事業における法令改正や事故再発防止、不動産事業における景気変動や引渡し時期の偏りといった複数のリスクに直面しています。特に、コロナ禍以降のライフスタイル変化やリモートワークの普及は、タクシー需要に影響を与えています。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

タクシー
サービス向上、資材調達費抑制による利益確保に努める(事業の状況)
貸切
人員配置・設備投資、安全評価認定取得で安全・安心を可視化(事業の状況)
労働
乗務員採用強化、教育、女性・若年層の採用・定着を図る(事業の状況)
規制・法令
道路交通法改正に対応し、機動的な人員配置・設備投資を実施(事業の状況)
財務・為替
CMS導入、グループ会社間資金貸借で資金効率向上、有利子負債圧縮(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間ほぼ横ばい。利益率は6.3%→3.0%に低下しており、コスト増や競争激化の影響が考えられます。
995億
-1.2%
30億
-0.3%
3.1%
18億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。平均年収は+19%上昇。
11,583人
-
489万
859万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中2期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
15万円
前年比
+87.5%
3222.7%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は47%縮小しており、投資を抑制しています。
49億円
-
4.9%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)

株主・株式構成

2026-03 期末時点

年収分析

有報データに基づく
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
489万円
7年変動
+19.1%
変動額
+78万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
489万円
全上場企業平均
43.0
全上場企業平均
11.9
全上場企業平均
労働環境
4.1h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
4%
全上場平均 9.4%
--
非公開
40%
57%
女性÷男性 (100%=同一)
67%
+36.5pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q第一交通産業の平均年収はいくらですか?

第一交通産業株式会社の平均年収は489万円です(有価証券報告書 2025期)。

陸運業の業界平均631万円と比較すると142万円低い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q第一交通産業の生涯年収はいくらですか?

第一交通産業株式会社の推定生涯年収は約1.9億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。有価証券報告書の平均年収×38年間(22歳〜60歳)で算出しています(退職金は含みません)。

陸運業の業界平均の推定生涯年収約2.4億円と比較すると低い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q第一交通産業の残業時間はどのくらいですか?

第一交通産業株式会社の平均残業時間は月4.1時間です(有価証券報告書 2025期)。

陸運業の業界平均21.7時間と比較すると少ないです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q第一交通産業の有給休暇取得率は?

第一交通産業株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q第一交通産業はブラック企業ですか?激務ですか?

第一交通産業株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月4.1時間(陸運業平均21.7時間)、平均勤続年数は11.9年(陸運業平均15.5年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間は業界平均以下、有休取得率は業界平均以上であり、データ上は業界平均より良好な労働環境と言えます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q第一交通産業の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

第一交通産業株式会社の主要指標:

  • 残業:月4.1時間
  • 勤続年数:11.9年
  • 営業利益率:3.1%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q第一交通産業は長く働ける会社ですか?

第一交通産業株式会社の平均勤続年数は11.9年(陸運業平均15.5年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比-1.2%です。

営業利益率は3.1%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q第一交通産業の業績・将来性はどうですか?

第一交通産業株式会社の直近の売上高は995億円(前年比-1.2%)です。

営業利益率は3.1%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

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Q第一交通産業の年収は低いですか?

第一交通産業株式会社の平均年収489万円は、陸運業の業界平均631万円を下回っています。

ただし、有価証券報告書の平均年収は全社員の平均値であるため、パートタイム従業員の比率が高い企業、若手社員の比率が高い成長企業、地方に本社がある企業では低めに表示される傾向があります。

年収だけでなく、残業時間・有休取得率・実質時給もあわせて確認することをおすすめします。

Q第一交通産業は女性が働きやすい企業ですか?

第一交通産業株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:3.8%
  • 男性育児休業取得率:66.7%
  • 男女の賃金差異:57.0%

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企業基本情報

英語社名
DAIICHI KOUTSU SANGYO Co.,Ltd.
証券コード
9035
業種
陸運業
所在地
福岡県
本店所在地
福岡県北九州市小倉北区馬借二丁目6番8号
資本金
20.3億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
11,583名(連結)
電話番号
093(511)8811
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