企業分析NOTE
プライム(内国株式)陸運業9022

東海旅客鉄道株式会社

通称:JR東海(東海旅客鉄道)

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

東海旅客鉄道株式会社は陸運業に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数29,144人、平均年収810万円(陸運業平均より179万円高い水準)です。東海道新幹線と東海地方の在来線を運行する鉄道事業を核に、駅ビルでの百貨店や商業施設の運営、ホテル、不動産賃貸・分譲など、人々の生活や移動を支える多角的な事業を展開しています。

業界ポジション

色付き数値 = 陸運業平均との差
810万円68
18.5h/月53
有給取得率89%
16.1年68
平均年齢36.8歳
38.4%100
+7.1%54
9.8%53
45.1%46
総合スコア
68/ 100
この企業陸運業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

日本の大動脈を支える超大手インフラ企業。コロナ禍からのV字回復後、FY2023の営業利益は6000億円超、営業利益率38.4%と極めて高い収益性を誇ります。業界平均を102.6%上回る高年収も魅力で、安定性と成長性を兼ね備えた優良企業です。

事業概要

東海道新幹線と東海地方の在来線を運行する鉄道事業を核に、駅ビルでの百貨店や商業施設の運営、ホテル、不動産賃貸・分譲など、人々の生活や移動を支える多角的な事業を展開しています。

セグメント分析

運輸業が基幹事業ですが、流通業、不動産業、ホテル業など多岐にわたります。特に不動産業は駅ビル開発等、安定した収益源であり、今後の都市開発や地域活性化に貢献する成長機会が大きいでしょう。グループ全体の成長を牽引する新規事業開発やM&Aに関わる職種は、重要なポジションとなる可能性を秘めています。

こんな人に向いている

日本の大動脈を支えるインフラ事業に貢献したい人、安定した基盤で高待遇を享受し、地域社会の発展に寄与したい人に最適です。

知っておきたい注意点

有給取得率や人的資本に関する詳細データが公開されていないため、働き方の実態については企業文化や配属部署による差を事前に確認することが重要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

「三世代の鉄道」運営を使命とし、安全最優先で東海道新幹線と在来線網の維持・発展、中央新幹線の建設を進める。AI等のICT活用による業務改革と収益拡大を柱に経営体力を強化し、主要プロジェクトを推進する。鉄道事業と相乗効果のある事業や沿線サービスでグループ収益力強化を図る。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

その他
業務改革と収益拡大
リスク対策
東海道新幹線の安全対策・大規模改修
リスク対策
在来線の安全対策・輸送サービス充実
成長投資
中央新幹線建設の推進
新規事業
鉄道事業と相乗効果のある事業展開

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

東海旅客鉄道株式会社は、鉄道事業法や旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律に基づく法的規制の変更リスクに直面しています。特に、運賃・料金設定に関する認可制度や、中小企業者への配慮義務などが事業運営に影響を与える可能性があります。また、中央新幹線建設における用地取得や環境保全に関する課題も抱えています。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

訴訟
南アルプストンネル静岡工区の工事着手遅延。対話重ね、モニタリング会議で報告。(事業の状況)
コンピュータ
AI等最新ICT技術を活用した業務改革を推進。(対処すべき課題)
承継
労働力人口減少を踏まえ、業務のあり方変革を推進。(対処すべき課題)
リニア
中央新幹線建設を計画的に推進。工事の安全、環境保全、地域連携を重視。(事業の状況)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間ほぼ横ばい。利益率38.4%を安定維持しており、高い収益力があります。
18,318億
+7.1%
7,028億
+15.7%
38.4%
4,584億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。平均年収は+10%上昇。
29,144人
-
810万
6,286万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中2期が赤字と、利益が不安定な状態です。利益と給与のバランスが取れた還元水準です。
1,573万円
前年比
+19.8%
51.5%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は安定推移。対売上30.1%と非常に高い投資水準です。
5,142億円
367億円
30.1%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+21.6%の上昇。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
3,744円
+21.6%
-71pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象
日経225日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。運輸業・郵便業の業界統計を企業の年収比率(×1.941)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
63万円
残業代(月額推定)業界比率
6万円
賞与(年間推定)業界比率
142万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
810万円
7年変動
+10.2%
変動額
+75万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
810万円
陸運業平均
36.8
陸運業平均
16.1
陸運業平均
労働環境
18.5h
| 平均 26.7h
89%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
3%
全上場平均 9.4%
13%
--
非公開
77%
女性÷男性 (100%=同一)
99%
+68.8pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
プラチナくるみん
特例認定(くるみんの上位認定)

くるみん認定企業のうち、より高い水準の取り組みを行っている企業に与えられる特例認定です。

えるぼし 2段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中2段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q東海旅客鉄道の平均年収はいくらですか?

東海旅客鉄道株式会社の平均年収は810万円です(有価証券報告書 2025期)。

陸運業の業界平均631万円と比較すると179万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q東海旅客鉄道の生涯年収はいくらですか?

東海旅客鉄道株式会社の推定生涯年収は約3.4億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

陸運業の業界平均の推定生涯年収約2.4億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q東海旅客鉄道の残業時間はどのくらいですか?

東海旅客鉄道株式会社の平均残業時間は月18.5時間です(有価証券報告書 2025期)。

陸運業の業界平均21.7時間と比較すると少ないです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q東海旅客鉄道の有給休暇取得率は?

東海旅客鉄道株式会社の有給休暇取得率は89.4%です。

陸運業の業界平均80.5%と比較すると高い水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

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Q東海旅客鉄道はブラック企業ですか?激務ですか?

東海旅客鉄道株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月18.5時間(陸運業平均21.7時間)、有給休暇取得率は89.4%(陸運業平均80.5%)、平均勤続年数は16.1年(陸運業平均15.5年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間は業界平均以下、有休取得率は業界平均以上であり、データ上は業界平均より良好な労働環境と言えます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q東海旅客鉄道の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

東海旅客鉄道株式会社の主要指標:

  • 残業:月18.5時間
  • 有休取得率:89.4%
  • 勤続年数:16.1年
  • 営業利益率:38.4%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

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Q東海旅客鉄道は長く働ける会社ですか?

東海旅客鉄道株式会社の平均勤続年数は16.1年(陸運業平均15.5年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+7.1%です。

営業利益率は38.4%です。

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Q東海旅客鉄道の業績・将来性はどうですか?

東海旅客鉄道株式会社の直近の売上高は18,318億円(前年比+7.1%)です。

営業利益率は38.4%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

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Q東海旅客鉄道の年収が高い理由は?

東海旅客鉄道株式会社の平均年収810万円は、陸運業の業界平均631万円を大きく上回っています。

高年収の背景としては、営業利益率が38.4%と高水準であること、一人当たりの売上高が大きいことなどが考えられます。利益率が高い企業は社員への還元余力も大きく、年収に反映されやすい傾向があります。

Q東海旅客鉄道は女性が働きやすい企業ですか?

東海旅客鉄道株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:2.7%
  • 男性育児休業取得率:79.0%
  • 男女の賃金差異:76.9%

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企業基本情報

英語社名
Central Japan Railway Company
証券コード
9022
業種
陸運業
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
愛知県
本店所在地
愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号
設立
1987年4月1日
資本金
1,120億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
29,144名(連結)
電話番号
(052)564-2620
企業サイト
jr-central.co.jp
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