企業分析NOTE
プライム(内国株式)ガラス・土石製品5201

AGC株式会社

2025年12月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月9日

AGC株式会社はガラス・土石製品に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数8,122人、平均年収905万円(ガラス・土石製品平均より257万円高い水準)です。建築用・自動車用ガラスやディスプレイ用ガラス基板など、ガラス製品を幅広く手掛ける大手メーカーです。さらに、半導体関連部材、苛性ソーダやフッ素製品といった化学品、合成医農薬・バイオ医薬品の開発製造受託など、多岐にわたる素材・ソリューションを提供しています。

業界ポジション

色付き数値 = ガラス・土石製品平均との差
905万円84
業界平均(推定)
17.0年72
平均年齢43.4歳
2.0%51
-0.4%49
4.7%51
50.3%46
総合スコア
71/ 100
この企業ガラス・土石製品平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

東証プライム上場の大手メーカーで、従業員数5万人を超えるグローバル企業です。平均年収は業界平均を92.9%上回る888万円超と非常に高く、自己資本比率49.7%と財務基盤も安定しています。多岐にわたる素材・ソリューション事業を展開しています。

事業概要

建築用・自動車用ガラスやディスプレイ用ガラス基板など、ガラス製品を幅広く手掛ける大手メーカーです。さらに、半導体関連部材、苛性ソーダやフッ素製品といった化学品、合成医農薬・バイオ医薬品の開発製造受託など、多岐にわたる素材・ソリューションを提供しています。

セグメント分析

多岐にわたるセグメントの中でも、半導体関連部材を含む「電子」や、合成・バイオ医薬品開発製造受託の「ライフサイエンス」は、今後の成長が期待される高付加価値分野です。これらのセグメントでは、専門性の高い研究開発や技術営業職において、キャリアアップや待遇面での好機があると考えられます。

こんな人に向いている

安定した大手企業で高待遇を享受し、多様な事業領域で専門性を深めたい方、グローバルな環境で挑戦したい方に向いています。

知っておきたい注意点

直近の業績推移や経営成績の分析、人的資本に関する詳細情報が不足しており、企業選択の判断材料が限られる点に注意が必要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

🚗

AGCオートモーティブ

自動車 47.6%
🏗️

AGC建築ガラス

Glass 40.3%
💊

AGCバイオ医薬品開発製造受託

ライフサイエンス 12.2%検索
🧪

AGCフッ素製品

フッ素化学品
⚙️

AGCディスプレイ用特殊ガラス

ディスプレイ用ガラス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
AGC plus-20262024年発表 → 2026年目標

市況変動に強く、資産効率・成長性・炭素効率の高い事業ポートフォリオ構築を目指す。当初の財務KPIは下方修正されたが、ROCE改善や事業構造変革を通じて、2026年度にROE5%以上、2027年以降早期にROE8%超えを目指す。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

コスト改善
ROCEの改善
その他
事業ポートフォリオ改革
その他
サステナビリティ経営の深化

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

AGCはPFAS規制やフッ素化学品に関する技術・開発リスク、訴訟リスクを抱える。これらは業界固有の課題であり、規制強化や環境問題への対応が遅れると、事業継続や信頼性に重大な影響を与える可能性がある。また、地政学リスクや市場環境の変化も、グローバルな事業展開において業績に影響を及ぼす。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年12月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

PFAS
リスク管理体制に基づき、重要リスクとしてモニタリングし、必要に応じ対策を検討(対処すべき課題)
フッ素
リスク管理体制に基づき、重要リスクとしてモニタリングし、必要に応じ対策を検討(対処すべき課題)
訴訟
リスク管理体制に基づき、重要リスクとしてモニタリングし、必要に応じ対策を検討(対処すべき課題)
市場環境の変化
社内カンパニー等がリスク分析・対策を検討し、経営会議等で審議(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+36%成長。
20,588億
-0.4%
403億
2.0%
692億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で-85%減少。人員削減と同時に一人当たり売上高が向上。効率化・選択と集中が進んでいます。平均年収は+12%上昇。
8,122人
-
905万
25,349万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中2期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
852万円
前年比
黒字転換
106.3%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は拡大傾向。設備投資が中心で、生産能力やインフラの拡充に注力しています。対売上15.1%と非常に高い投資水準です。
2,513億円
603億円
15.1%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+38.7%の上昇。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
5,589円
+38.7%
-30pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-12 期末時点株主数 121,563

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象
日経225日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

60.9%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 39.1%自己株式 2.3%

外国人持株比率

24.5%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 24.5% /外国個人 0.01%

株主カテゴリ別構成

金融機関 31.9%
金融商品取引業者 5.3%
外国人 24.5%
法人 8.2%
個人・その他 30.1%

主要株主(上位10名)

1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
15.28%
2株式会社日本カストディ銀行(信託口)
7.01%
3明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)
3.62%
4公益財団法人旭硝子財団(注2)
3.01%
5旭硝子取引先持株会
2.31%
6STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
1.90%
7日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)
1.72%
8AGC従業員持株会
1.48%
9バークレイズ証券株式会社 BNYM(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
1.41%
10JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
1.35%
流通株式
60.9%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×2.219)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
76万円
残業代(月額推定)業界比率
4万円
賞与(年間推定)業界比率
173万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
905万円
7年変動
+11.9%
変動額
+96万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
905万円
ガラス・土石製品平均
43.4
ガラス・土石製品平均
17.0
ガラス・土石製品平均
労働環境
非公開
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
6%
全上場平均 9.4%
25%
--
非公開
72%
女性÷男性 (100%=同一)
84%
+53.4pt
全上場平均 30.2%
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

QAGCの平均年収はいくらですか?

AGC株式会社の平均年収は905万円です(有価証券報告書 2025期)。

ガラス・土石製品の業界平均648万円と比較すると257万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

QAGCの生涯年収はいくらですか?

AGC株式会社の推定生涯年収は約3.7億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

ガラス・土石製品の業界平均の推定生涯年収約2.5億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

QAGCの有給休暇取得率は?

AGC株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

QAGCはブラック企業ですか?激務ですか?

AGC株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均勤続年数は17.0年(ガラス・土石製品平均16.2年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

QAGCの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

AGC株式会社の主要指標:

  • 勤続年数:17.0年
  • 営業利益率:2.0%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

QAGCは長く働ける会社ですか?

AGC株式会社の平均勤続年数は17.0年(ガラス・土石製品平均16.2年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比-0.4%です。

営業利益率は2.0%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

QAGCの業績・将来性はどうですか?

AGC株式会社の直近の売上高は20,588億円(前年比-0.4%)です。

営業利益率は2.0%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

QAGCの年収が高い理由は?

AGC株式会社の平均年収905万円は、ガラス・土石製品の業界平均648万円を大きく上回っています。

高年収の背景としては、営業利益率が2.0%と一定の水準にあること、一人当たりの売上高が大きいことなどが考えられます。利益率が高い企業は社員への還元余力も大きく、年収に反映されやすい傾向があります。

QAGCは女性が働きやすい企業ですか?

AGC株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:6.2%
  • 男性育児休業取得率:83.6%
  • 男女の賃金差異:72.2%

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企業基本情報

証券コード
5201
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
設立
1950年6月1日
資本金
908.7億円
会計基準
IFRS(国際会計基準)
従業員数
8,122名(連結)
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