企業分析NOTE
プライム(内国株式)化学4452

花王株式会社

2025年12月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

花王株式会社は化学に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数7,761人、平均年収865万円(化学平均より173万円高い水準)です。日用品や化粧品といった消費財から、産業用途の化学製品まで幅広く製造・販売する大手化学メーカーです。私たちの生活に身近な製品から、社会を支える素材まで手掛けています。

業界ポジション

色付き数値 = 化学平均との差
865万円78
15.4h/月48
有給取得率84%
16.7年71
平均年齢40.6歳
5.5%51
+3.7%51
11.3%53
56.8%53
総合スコア
65/ 100
この企業化学平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

東証プライム上場の大手化学メーカー。自己資本比率57.1%と財務基盤が安定しており、平均年収は810.8万円と業界平均を大きく上回る(+76.1%)。安定した環境で高待遇を望む求職者にとって魅力的な企業です。

事業概要

日用品や化粧品といった消費財から、産業用途の化学製品まで幅広く製造・販売する大手化学メーカーです。私たちの生活に身近な製品から、社会を支える素材まで手掛けています。

セグメント分析

コンシューマープロダクツ事業は、日用品や化粧品など多岐にわたり、ブランド戦略やR&D、マーケティング職に成長機会があります。一方、ケミカル事業は専門性の高い技術開発が中心で、化学系の専門知識を持つ方には技術者としてのキャリアパスが期待できます。

こんな人に向いている

安定した大手企業で高待遇を享受し、人々の生活や産業を支える製品開発・提供に貢献したい方。

知っておきたい注意点

業績推移や具体的な働き方に関するデータが不足しているため、選考過程で企業に直接確認することをお勧めします。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
K27

「K27」では、構造改革、事業ポートフォリオ見直し、資本効率重視経営により持続的成長基盤を構築。今後は、社会課題解決と強み領域への経営資源集中により「グローバル・シャープトップ」を目指す。技術力、モノづくり、デジタル・AI活用で差別化を図り、収益性と資本効率向上を目指す。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

その他
持続可能な社会に欠かせない企業になる
成長投資
投資して強くなる事業への変革
人材・組織
社員活力の最大化
成長投資
グローバル・シャープトップ
成長投資
技術、モノづくり、人財への投資

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

花王は、気候変動や地政学リスクの高まりによる社会・経済環境の不確実性増大、グローバル事業展開の進展に伴うリスクの多様化・複雑化に直面している。特に、大規模化学プラントを有する企業として、大地震・自然災害・事故によるサプライチェーン寸断や、パンデミック、地政学リスク、原材料調達、市場・競争環境の変化などが経営成績に重大な影響を及ぼす可能性がある。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年12月期

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+12%成長。
16,886億
+3.7%
937億
5.5%
1,201億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で-77%減少。人員削減と同時に一人当たり売上高が向上。効率化・選択と集中が進んでいます。平均年収は+7%上昇。
7,761人
-
865万
21,758万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は251%向上し、生産性が大きく改善。利益と給与のバランスが取れた還元水準です。
1,547万円
前年比
+367.4%
55.9%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は安定推移。設備投資が中心で、生産能力やインフラの拡充に注力しています。対売上9.6%と積極的な投資姿勢です。
1,010億円
611億円
9.6%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で-5.8%の下落。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
5,834円
-5.8%
-67pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-12 期末時点株主数 131,570

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象
日経225日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

62.6%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 37.4%自己株式 0.0%

外国人持株比率

41.6%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 41.6% /外国個人 0.04%

株主カテゴリ別構成

金融機関 33.9%
金融商品取引業者 5.6%
外国人 41.6%
法人 4.7%
個人・その他 14.2%

主要株主(上位10名)

1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
18.45%
2株式会社日本カストディ銀行(信託口)
7.04%
3ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
1.65%
4ビーエヌワイエム アズ エージーテイ クライアンツ ノン トリーテイー ジヤスデツク (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
1.63%
5日本証券金融株式会社
1.54%
6Oasis Opportunities Fund One SPC - ECHO SP (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)
1.52%
7ジェーピー モルガン チェース バンク 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
1.49%
8日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)
1.48%
9ビービーエイチルクス フイデリテイ フアンズ グローバル デイビデンド プール (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
1.32%
10オアシスジャパンストラテジックファンド リミテッド (常任代理人 ゴールドマン・ サックス証券株式会社)
1.28%
流通株式
62.6%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×2.121)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
73万円
残業代(月額推定)業界比率
4万円
賞与(年間推定)業界比率
165万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
865万円
7年変動
+6.5%
変動額
+53万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
865万円
化学平均
40.6
化学平均
16.7
化学平均
労働環境
15.4h
| 平均 26.7h
84%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
29%
全上場平均 9.4%
23%
46%
91%
女性÷男性 (100%=同一)
90%
+59.9pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
プラチナくるみん
特例認定(くるみんの上位認定)

くるみん認定企業のうち、より高い水準の取り組みを行っている企業に与えられる特例認定です。

えるぼし 3段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中3段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q花王の平均年収はいくらですか?

花王株式会社の平均年収は865万円です(有価証券報告書 2025期)。

化学の業界平均692万円と比較すると173万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q花王の生涯年収はいくらですか?

花王株式会社の推定生涯年収は約3.5億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

化学の業界平均の推定生涯年収約2.6億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q花王の残業時間はどのくらいですか?

花王株式会社の平均残業時間は月15.4時間です(有価証券報告書 2025期)。

化学の業界平均12.3時間と比較すると多いです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q花王の有給休暇取得率は?

花王株式会社の有給休暇取得率は84.2%です。

化学の業界平均76.0%と比較すると高い水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

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Q花王はブラック企業ですか?激務ですか?

花王株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月15.4時間(化学平均12.3時間)、有給休暇取得率は84.2%(化学平均76.0%)、平均勤続年数は16.7年(化学平均15.2年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q花王の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

花王株式会社の主要指標:

  • 残業:月15.4時間
  • 有休取得率:84.2%
  • 勤続年数:16.7年
  • 営業利益率:5.5%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

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Q花王は長く働ける会社ですか?

花王株式会社の平均勤続年数は16.7年(化学平均15.2年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+3.7%です。

営業利益率は5.5%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q花王の業績・将来性はどうですか?

花王株式会社の直近の売上高は16,886億円(前年比+3.7%)です。

営業利益率は5.5%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q花王の年収が高い理由は?

花王株式会社の平均年収865万円は、化学の業界平均692万円を大きく上回っています。

高年収の背景としては、営業利益率が5.5%と一定の水準にあること、一人当たりの売上高が大きいことなどが考えられます。利益率が高い企業は社員への還元余力も大きく、年収に反映されやすい傾向があります。

Q花王は女性が働きやすい企業ですか?

花王株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:27.7%
  • 男性育児休業取得率:96.8%
  • 男女の賃金差異:90.5%

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企業基本情報

証券コード
4452
業種
化学
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
資本金
854.2億円
会計基準
IFRS(国際会計基準)
従業員数
7,761名(連結)
企業サイト
kao.com
IR情報
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採用情報
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