企業分析NOTE
スタンダード(内国株式)卸売業8835

太平洋興発株式会社

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

太平洋興発株式会社は卸売業に属するのスタンダード(内国株式)上場企業です。従業員数676人、平均年収368万円(卸売業平均を326万円低い水準)です。マンションや住宅地の販売・賃貸を行う不動産事業と、石炭・石油などの燃料や建築資材を扱う商事事業を二本柱としています。これらに関連する運送や管理サービスも展開する総合的な企業グループです。

業界ポジション

色付き数値 = 卸売業平均との差
368万円18
6.7h/月78
8.8年37
平均年齢60.3歳
2.0%51
+2.4%48
2.4%51
33.7%28
総合スコア
43/ 100
この企業卸売業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

太平洋興発は、不動産と燃料販売を主軸に多角的に事業を展開するグループ企業です。FY2023には売上510.2億円、営業利益14.1億円と大きく成長しましたが、最新年度の営業利益率は2.0%とやや低め。自己資本比率は33.7%で一定の安定性が見られます。

事業概要

マンションや住宅地の販売・賃貸を行う不動産事業と、石炭・石油などの燃料や建築資材を扱う商事事業を二本柱としています。これらに関連する運送や管理サービスも展開する総合的な企業グループです。

セグメント分析

不動産セグメントはマンション分譲から賃貸・管理、建築請負まで幅広く手掛けており、安定的な収益源となり得ます。商事セグメントは燃料販売に加え、バイオマス燃料の取り扱いもあり、環境意識の高まりと共に新たな成長機会が期待できるでしょう。

こんな人に向いている

不動産やエネルギー関連の安定的な事業基盤で、幅広い業務に携わりたい方。給与水準よりも事業の多角性や安定性を重視する方。

知っておきたい注意点

平均年収が業界平均を22.8%下回るため、給与水準については入念な確認が必要です。有給取得率のデータも公開されていません。

データ更新: 2026-03-17 時点

代表的な商品・サービス

🏠

マンション・戸建・住宅地の販売

不動産セグメント検索

石炭・石油・バイオマス燃料販売

商事セグメント
🧴

有料老人ホーム運営

サービスセグメント検索
🏗️

建設工事

建設工事セグメント

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

既存事業の強化と安定収益確保を基本方針としつつ、社有地活用等による新事業分野への取り組みも進める。不動産賃貸、エネルギー関連、有料老人ホーム事業等を中心に収益拡大を目指す。特にバイオマス関連事業の拡大や釧路火力発電所関連事業の継続・受注拡大に注力する。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

コスト改善
既存物件の高稼働率維持
成長投資
バイオマス関連事業規模拡大
成長投資
釧路火力発電所関連事業の継続・受注
成長投資
有料老人ホーム事業の稼働率向上
新規事業
社有地での新規収益事業創造

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

太平洋興発は不動産賃貸事業と輸入炭販売事業を主力とし、不動産市況や地価動向、輸入炭価格変動の影響を受けやすい。特に北海道地区の地価下落リスクや、有料老人ホーム事業における人材流動性の高さと競合激化が課題。また、関係会社への債務保証が損失リスクとなる。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

不動産
高稼働率維持に注力、マンション管理業で新規受注獲得を目指す。(対処すべき課題)
賃貸
既存物件の高稼働率維持に注力。(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+17%成長。利益率2.1%で安定推移。
421億
+2.4%
9億
-29.6%
2.0%
4億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で-18%減少。人員削減と同時に一人当たり売上高が向上。効率化・選択と集中が進んでいます。平均年収は+9%上昇。
676人
-
368万
6,224万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は63%向上し、生産性が大きく改善。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
57万円
前年比
-38.7%
651.8%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は50%縮小しており、投資を抑制しています。
11億円
-
2.6%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+67.5%の上昇。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
906円
+67.5%
-49pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。卸売業・小売業の業界統計を企業の年収比率(×0.901)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
30万円
残業代(月額推定)業界比率
1万円
賞与(年間推定)業界比率
68万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
368万円
7年変動
+9.2%
変動額
+31万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
368万円
卸売業平均
60.3
卸売業平均
8.8
卸売業平均
労働環境
6.7h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
19%
全上場平均 9.4%
11%
50%
86%
女性÷男性 (100%=同一)
--
非公開
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q太平洋興発の平均年収はいくらですか?

太平洋興発株式会社の平均年収は368万円です(有価証券報告書 2025期)。

卸売業の業界平均694万円と比較すると326万円低い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q太平洋興発の生涯年収はいくらですか?

太平洋興発株式会社の推定生涯年収は約1.5億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

卸売業の業界平均の推定生涯年収約2.6億円と比較すると低い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q太平洋興発の残業時間はどのくらいですか?

太平洋興発株式会社の平均残業時間は月6.7時間です(有価証券報告書 2025期)。

卸売業の業界平均14.6時間と比較すると少ないです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q太平洋興発の有給休暇取得率は?

太平洋興発株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q太平洋興発はブラック企業ですか?激務ですか?

太平洋興発株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月6.7時間(卸売業平均14.6時間)、平均勤続年数は8.8年(卸売業平均13.4年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間は業界平均以下、有休取得率は業界平均以上であり、データ上は業界平均より良好な労働環境と言えます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q太平洋興発の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

太平洋興発株式会社の主要指標:

  • 残業:月6.7時間
  • 勤続年数:8.8年
  • 営業利益率:2.0%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q太平洋興発は長く働ける会社ですか?

太平洋興発株式会社の平均勤続年数は8.8年(卸売業平均13.4年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+2.4%です。

営業利益率は2.0%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q太平洋興発の業績・将来性はどうですか?

太平洋興発株式会社の直近の売上高は421億円(前年比+2.4%)です。

営業利益率は2.0%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q太平洋興発の年収は低いですか?

太平洋興発株式会社の平均年収368万円は、卸売業の業界平均694万円を下回っています。

ただし、有価証券報告書の平均年収は全社員の平均値であるため、パートタイム従業員の比率が高い企業、若手社員の比率が高い成長企業、地方に本社がある企業では低めに表示される傾向があります。

年収だけでなく、残業時間・有休取得率・実質時給もあわせて確認することをおすすめします。

Q太平洋興発は女性が働きやすい企業ですか?

太平洋興発株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:18.9%
  • 男女の賃金差異:86.0%

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企業基本情報

英語社名
TAIHEIYO KOUHATSU INCORPORATED
証券コード
8835
業種
卸売業
市場区分
スタンダード(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都台東区元浅草二丁目6番7号
資本金
42.4億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
676名(連結)
電話番号
03(5830)1601(代表)
企業サイト
taiheiyo.net
IR情報
IRページ
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