企業分析NOTE
プライム(内国株式)陸運業9010

富士急行株式会社

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

富士急行株式会社は陸運業に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数1,919人、平均年収658万円(陸運業平均より27万円高い水準)です。富士急行は、鉄道やバスといった交通インフラを担う運輸事業を軸に、不動産開発、そして富士急ハイランドなどのレジャー施設運営を手掛ける企業です。地域社会の発展に貢献しながら、人々の移動と余暇を豊かにする多様なサービスを提供しています。

業界ポジション

色付き数値 = 陸運業平均との差
658万円49
業界平均(推定)
13.4年57
平均年齢38.4歳
15.9%77
+3.0%49
13.9%64
36.4%32
総合スコア
54/ 100
この企業陸運業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

東証プライム上場の富士急行は、コロナ禍からのV字回復を遂げ、FY2024には売上522.3億円、営業利益83.1億円と過去最高水準を達成。営業利益率15.9%の高収益体質と、業界平均を64.4%上回る年収水準が魅力です。運輸・不動産・レジャーと多角的な事業で地域発展に貢献しています。

事業概要

富士急行は、鉄道やバスといった交通インフラを担う運輸事業を軸に、不動産開発、そして富士急ハイランドなどのレジャー施設運営を手掛ける企業です。地域社会の発展に貢献しながら、人々の移動と余暇を豊かにする多様なサービスを提供しています。

セグメント分析

富士急行は運輸、不動産、レジャー・サービスと多角的な事業を展開しています。特にレジャー・サービス事業は観光需要の回復に伴い、業績を大きく牽引していると推測され、成長機会が期待できます。地域開発を担う不動産事業も重要です。どのセグメントも高収益体質に貢献しており、地域活性化に貢献したい方には魅力的な選択肢となるでしょう。

こんな人に向いている

地域社会の発展に貢献したい方、安定した経営基盤と高水準の年収を求める方に向いています。レジャー・観光分野に興味がある方にも良いでしょう。

知っておきたい注意点

有給取得率や具体的な働き方に関するデータが不足しています。サービス業の特性上、勤務時間や場所について事前に確認することをお勧めします。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
3ヶ年間の事業計画2023年発表 → 2025年目標

2023~2025年度はインバウンド需要回復を取り込み成長戦略を推進し、営業収益507億円、営業利益67億円を目標。DX推進や顧客生涯価値最大化を掲げ、運輸・不動産・レジャー各事業の強化と地域連携を図る計画である。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
臨時列車増発による輸送力強化
技術開発
自動運転EVバスの公道実証実験継続
成長投資
DX推進による顧客生涯価値最大化
成長投資
山中湖旭日丘エリア再開発推進
リスク対策
運転士待遇改善と採用強化

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

富士急行は自然災害や異常気象、地政学的リスク、エネルギー価格高騰など多様な外部リスクに直面。特に富士山周辺の観光業に依存し、悪天候やテロ、風評被害が経営に大きく影響するため、安全確保と信頼維持が重要課題である。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

自然災害
安全最優先の経営ビジョンのもと事故防止と迅速復旧体制を整備(対処すべき課題)
悪天候
臨時列車増発やバス路線拡充で輸送力強化と利便性向上を推進(事業の状況)
地政学的リスク
多様な取引先との連携強化と調達リスク管理を徹底(対処すべき課題)
運転士不足
待遇改善と採用強化で人材確保に努める(対処すべき課題)
風評
情報発信管理と従業員教育で不適切情報の拡散防止に注力(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間ほぼ横ばい。利益率は11.4%→15.9%に改善しており、収益力が強化されています。
522億
+3.0%
83億
+2.0%
15.9%
51億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。平均年収は+15%上昇。
1,919人
-
658万
2,722万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中1期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
266万円
前年比
+0.4%
247.1%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は安定推移。対売上14.4%と積極的な投資姿勢です。
75億円
-
14.4%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で-55.6%の下落。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
2,260円
-55.6%
-77pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。運輸業・郵便業の業界統計を企業の年収比率(×1.575)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
51万円
残業代(月額推定)業界比率
5万円
賞与(年間推定)業界比率
115万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
658万円
7年変動
+14.6%
変動額
+84万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
658万円
陸運業平均
38.4
陸運業平均
13.4
陸運業平均
労働環境
非公開
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
12%
全上場平均 9.4%
12%
--
非公開
67%
女性÷男性 (100%=同一)
100%
+69.8pt
全上場平均 30.2%
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q富士急行の平均年収はいくらですか?

富士急行株式会社の平均年収は658万円です(有価証券報告書 2025期)。

陸運業の業界平均631万円と比較すると同程度の水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q富士急行の生涯年収はいくらですか?

富士急行株式会社の推定生涯年収は約2.7億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

陸運業の業界平均の推定生涯年収約2.4億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q富士急行の有給休暇取得率は?

富士急行株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q富士急行はブラック企業ですか?激務ですか?

富士急行株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均勤続年数は13.4年(陸運業平均15.5年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q富士急行の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

富士急行株式会社の主要指標:

  • 勤続年数:13.4年
  • 営業利益率:15.9%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q富士急行は長く働ける会社ですか?

富士急行株式会社の平均勤続年数は13.4年(陸運業平均15.5年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+3.0%です。

営業利益率は15.9%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q富士急行の業績・将来性はどうですか?

富士急行株式会社の直近の売上高は522億円(前年比+3.0%)です。

営業利益率は15.9%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q富士急行は女性が働きやすい企業ですか?

富士急行株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:12.0%
  • 男性育児休業取得率:100.0%
  • 男女の賃金差異:67.2%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
FUJI KYUKO CO., LTD.
証券コード
9010
業種
陸運業
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
山梨県
本店所在地
山梨県富士吉田市上吉田二丁目5番1号(注) 本社業務は下記本社事務所において行っております。(本 社事務所) 山梨県富士吉田市新西原五丁目2番1号(東京本社事務所) 東京都渋谷区初台一丁目55番7号
設立
1926年9月18日
資本金
91.3億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
1,919名(連結)
電話番号
(本 社事務所) 0555(22)7112番(東京本社事務所) 03(3376)1124番
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