企業分析NOTE
プライム(内国株式)サービス業2379

ディップ株式会社

2025年2月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月9日

ディップ株式会社はサービス業に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数2,530人、平均年収525万円(サービス業平均を79万円低い水準)です。アルバイト・パート向けの「バイトル」や正社員向けの「はたらこねっと」など、インターネットを通じた求人情報サイトを運営し、企業の採用活動を支援しています。また、企業のデジタル化を支援するDX事業も展開し、人とテクノロジーの両面から企業の成長をサポートしています。

業界ポジション

色付き数値 = サービス業平均との差
525万円38
18.1h/月47
有給取得率81%
5.6年38
平均年齢30.3歳
23.8%60
+4.8%50
24.7%66
71.8%71
総合スコア
56/ 100
この企業サービス業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

東証プライム上場のサービス業で、FY2025には売上563.9億円、営業利益134.1億円を見込む成長企業です。人材サービスとDX事業を両輪とし、最新年度の営業利益率は23.8%、自己資本比率71.7%と財務基盤も非常に強固。安定性と成長性を兼ね備えています。

事業概要

アルバイト・パート向けの「バイトル」や正社員向けの「はたらこねっと」など、インターネットを通じた求人情報サイトを運営し、企業の採用活動を支援しています。また、企業のデジタル化を支援するDX事業も展開し、人とテクノロジーの両面から企業の成長をサポートしています。

セグメント分析

「DX事業」は企業のデジタル化を支援する成長分野であり、ITスキルを持つ人材には大きな機会があります。また、主力である「人材サービス事業」では、多様な求人サイトを通じて企業の採用課題を解決するため、Webマーケティングや営業職も重要。特にDX事業関連職種は今後のキャリアパスにおいて有利となるでしょう。

こんな人に向いている

成長産業である人材・DX分野でキャリアを築きたい人。高い収益性と安定した財務基盤を持つ企業で、社会貢献性の高いサービスに携わりたい人に適しています。

知っておきたい注意点

有給取得率や残業時間などの人的資本情報が公開されていないため、入社前に働き方に関する具体的な情報を確認することが重要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
dip30th

中期経営計画「dip30th」は、ビジョン『Labor force solution company』の実現に向け、マテリアリティを軸に多様な就業機会創出やAI活用による人材流動性向上、DEI推進、気候危機対応など社会課題解決を目指す。経営基盤強化も重視し、持続的な企業価値向上を追求している。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
多様な就業機会の創出と雇用ミスマッチ解消
技術開発
AI活用による人材力・経済生産性の向上
その他
DEI推進による多様性・公平性・包括性の実現
リスク対策
気候危機対応とCO₂排出削減の推進
その他
人的資本強化とガバナンスの強化

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

ディップ株式会社は、インターネット求人情報サイトを基盤とする事業のため、システム停止やサイバー攻撃、情報漏えいリスクが重大である。特に大規模災害や不正アクセスによるシステム停止は事業継続に影響し、個人情報漏えいは法的責任やブランドイメージ悪化を招く可能性が高い。また、法令遵守の強化や規制変化も事業運営に影響を与える重要リスクである。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年2月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

システム停止
システムのバックアップ体制整備と継続的なセキュリティ対策を実施(対処すべき課題)
情報漏えい
SSL通信の全通信採用とISMS認証維持による個人情報厳格管理(対処すべき課題)
法令遵守
法令改正に対応し、コンプライアンス遵守とリスクマネジメント強化(対処すべき課題)
営業力
営業人員増強と生産性向上により人材サービス事業を強化(事業の状況)
多様性
dip DEIプロジェクトで多様性・公平性・包括性の推進を図る(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+34%成長。利益率は30.1%→23.8%に低下しており、コスト増や競争激化の影響が考えられます。
564億
+4.8%
134億
+5.0%
23.8%
90億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+55%増加。人員増の一方で一人当たり売上高は低下。採用先行で生産性は課題です。平均年収は+11%上昇。
2,530人
-
525万
2,229万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は35%低下。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
354万円
前年比
+5.7%
148.3%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は100%縮小しており、投資を抑制しています。
0億円
0億円
0.0%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で-30.0%の下落。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
1,821円
-30.0%
-75pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-02 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。サービス業(他に分類されないもの)の業界統計を企業の年収比率(×1)でスケーリングしています。
基本給×12残業代×12賞与
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
525万円
6年変動
+10.9%
変動額
+52万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
525万円
サービス業平均
30.3
サービス業平均
5.6
サービス業平均
労働環境
18.1h
| 平均 26.7h
81%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
37%
全上場平均 9.4%
35%
54%
83%
女性÷男性 (100%=同一)
100%
+69.8pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
くるみん
子育てサポート企業認定(厚生労働大臣)

育児休業の取得推進や残業削減など、子育てしやすい職場環境の基準を満たした企業に与えられる認定です。

えるぼし 3段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中3段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qディップの平均年収はいくらですか?

ディップ株式会社の平均年収は525万円です(有価証券報告書 2025期)。

サービス業の業界平均604万円と比較すると79万円低い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qディップの生涯年収はいくらですか?

ディップ株式会社の推定生涯年収は約2.0億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。有価証券報告書の平均年収×38年間(22歳〜60歳)で算出しています(退職金は含みません)。

サービス業の業界平均の推定生涯年収約2.3億円と比較すると低い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qディップの残業時間はどのくらいですか?

ディップ株式会社の平均残業時間は月18.1時間です(有価証券報告書 2025期)。

サービス業の業界平均16.7時間と比較すると同程度です。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Qディップの有給休暇取得率は?

ディップ株式会社の有給休暇取得率は80.7%です。

サービス業の業界平均71.7%と比較すると高い水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

ホワイト企業ランキングで総合的な働きやすさを確認

Qディップはブラック企業ですか?激務ですか?

ディップ株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月18.1時間(サービス業平均16.7時間)、有給休暇取得率は80.7%(サービス業平均71.7%)、平均勤続年数は5.6年(サービス業平均7.9年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qディップの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

ディップ株式会社の主要指標:

  • 残業:月18.1時間
  • 有休取得率:80.7%
  • 勤続年数:5.6年
  • 営業利益率:23.8%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Qディップは長く働ける会社ですか?

ディップ株式会社の平均勤続年数は5.6年(サービス業平均7.9年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+4.8%です。

営業利益率は23.8%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qディップの業績・将来性はどうですか?

ディップ株式会社の直近の売上高は564億円(前年比+4.8%)です。

営業利益率は23.8%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qディップは女性が働きやすい企業ですか?

ディップ株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:36.8%
  • 男性育児休業取得率:100.0%
  • 男女の賃金差異:82.5%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
dip Corporation
証券コード
2379
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都港区六本木三丁目2番1号
資本金
10.9億円
決算期
2月
会計基準
日本基準
従業員数
2,530名(連結)
電話番号
03(5114)1177(代表)
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