企業分析NOTE
プライム(内国株式)機械6269

三井海洋開発株式会社

2025年12月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月9日

三井海洋開発株式会社は機械に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数222人、平均年収1,196万円(機械平均より514万円高い水準)です。海の上で石油やガスを生産・貯蔵・運搬するための巨大な設備(FPSOなど)を設計・建造し、設置するサービスや、それらの設備を貸し出して運用するサービスを提供しています。主な顧客は海外の石油・ガス開発会社で、世界のエネルギー供給を支える重要な役割を担っています。

業界ポジション

色付き数値 = 機械平均との差
1,196万円100
業界平均(推定)
7.5年31
平均年齢41.7歳
264.9%54
+9.4%54
24.8%57
30.5%23
総合スコア
72/ 100
この企業機械平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

東証プライム上場の大企業で、海洋石油・ガス開発というニッチな分野で専門性の高い事業を展開。平均年収は業界平均を130.5%上回る1,061万円と非常に高く、安定した基盤と高待遇が魅力です。ただし、直近の売上高に大きな変動が見られるため、事業構造の変化を理解することが重要です。

事業概要

海の上で石油やガスを生産・貯蔵・運搬するための巨大な設備(FPSOなど)を設計・建造し、設置するサービスや、それらの設備を貸し出して運用するサービスを提供しています。主な顧客は海外の石油・ガス開発会社で、世界のエネルギー供給を支える重要な役割を担っています。

こんな人に向いている

グローバルな舞台で専門性の高い技術を活かしたい方、高年収を追求したい方、大規模プロジェクトに携わりたい方に適しています。

知っておきたい注意点

FY2021以降の売上高が大幅に減少しており、営業利益も不明なため、事業構造の変化と収益性について詳細な確認が必要です。自己資本比率もやや低い水準です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

🏗️

FPSO (Floating Production, Storage and Offloading unit)

浮体式生産・貯蔵・積出設備
🏗️

FSO (Floating Storage and Offloading unit)

浮体式貯蔵・積出設備
🏗️

TLP (Tension Leg Platform)

係留式海洋プラットフォーム
🏗️

EPCIサービス

海洋設備EPCIサービス検索

チャーターサービス

設備リース・オペレーションサービス検索

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
中期経営計画2024-2026『イノベーションで持続可能な未来を拓く』2024年発表 → 2026年目標

収益力強化を軸にFPSO事業の脱炭素化推進と新規事業開拓を掲げる。2024年に純利益目標を前倒し達成し、2026年目標を上方修正。人的資本強化やガバナンス体制も整備し、持続可能な成長基盤を構築中。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

技術開発
FPSO事業の脱炭素化推進
新規事業
新規事業の開拓・育成
その他
人的資本を含む事業基盤強化
技術開発
AI・デジタルソリューション活用による生産性向上
技術開発
FPSOデコミッショニング専門ノウハウ獲得

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

大型FPSO建造プロジェクト2件受注2023

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

三井海洋開発は海外プロジェクト中心のFPSO事業を展開し、地政学リスクや原油価格低迷、アセットの経年劣化、価格変動、化石燃料需要減少、新規受注の建造遅延リスクなど多様なリスクに直面。特に超大水深油田向けFPSOの建造・運用における技術的・市場的課題が重要である。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年12月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

地政学リスク
主要サプライチェーンの多角化と顧客連携によるリスク分散を推進(対処すべき課題)
原油価格
FPSO事業開発を継続し、脱炭素対応も推進し受注機会を確保(対処すべき課題)
アセット劣化
アセット・インテグリティ強化に注力し、操業率改善と費用抑制を図る(対処すべき課題)
価格変動
為替ヘッジと資機材調達先多様化で価格変動リスクを低減(対処すべき課題)
化石燃料需要
洋上風力等の代替エネルギー技術開発を中期計画で推進(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で-99%縮小。利益率は-1.4%→263.0%に改善しており、収益力が強化されています。
46億
+9.4%
121億
265.0%
4億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で-95%減少。一人当たり売上高は-73%低下しており、生産性に課題があります。平均年収は+31%上昇。
222人
-
1196万
2,064万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中3期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
162万円
前年比
+3950.0%
736.0%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は100%縮小しており、投資を抑制しています。
0億円
0億円
0.7%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+555.3%の上昇。日経平均を大きく上回り、市場の期待が高い銘柄です。
12,910円
+555.3%
+155pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-12 期末時点株主数 22,266

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

40.1%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 59.9%自己株式 0.0%

外国人持株比率

28.9%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 28.9% /外国個人 0.07%

株主カテゴリ別構成

金融機関 20.8%
金融商品取引業者 4.8%
外国人 28.9%
法人 34.6%
個人・その他 10.9%

主要株主(上位10名)

1株式会社商船三井
15.00%
2三井物産株式会社
14.86%
3日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
11.92%
4株式会社日本カストディ銀行(信託口)
6.57%
5株式会社三井E&S
3.66%
6THE CHASE MANHATTAN BANK,N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
2.05%
7J.P. MORGAN BANK LUXEMBOURG S.A. 384513 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
1.88%
8STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
1.64%
9JPモルガン証券株式会社
1.17%
10BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
1.10%
流通株式
40.1%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×2.931)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
101万円
残業代(月額推定)業界比率
5万円
賞与(年間推定)業界比率
228万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
1196万円
7年変動
+31.0%
変動額
+283万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
1,196万円
機械平均
41.7
機械平均
7.5
機械平均
労働環境
非公開
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
15%
全上場平均 9.4%
20%
--
非公開
70%
女性÷男性 (100%=同一)
100%
+69.8pt
全上場平均 30.2%
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q三井海洋開発の平均年収はいくらですか?

三井海洋開発株式会社の平均年収は1,196万円です(有価証券報告書 2025期)。

機械の業界平均682万円と比較すると514万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q三井海洋開発の生涯年収はいくらですか?

三井海洋開発株式会社の推定生涯年収は約4.9億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

機械の業界平均の推定生涯年収約2.6億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q三井海洋開発の有給休暇取得率は?

三井海洋開発株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q三井海洋開発はブラック企業ですか?激務ですか?

三井海洋開発株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均勤続年数は7.5年(機械平均15.5年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q三井海洋開発の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

三井海洋開発株式会社の主要指標:

  • 勤続年数:7.5年
  • 営業利益率:265.0%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q三井海洋開発は長く働ける会社ですか?

三井海洋開発株式会社の平均勤続年数は7.5年(機械平均15.5年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+9.4%です。

営業利益率は265.0%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q三井海洋開発の業績・将来性はどうですか?

三井海洋開発株式会社の直近の売上高は46億円(前年比+9.4%)です。

営業利益率は265.0%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q三井海洋開発の年収が高い理由は?

三井海洋開発株式会社の平均年収1,196万円は、機械の業界平均682万円を大きく上回っています。

高年収の背景としては、営業利益率が265.0%と高水準であること、一人当たりの売上高が大きいことなどが考えられます。利益率が高い企業は社員への還元余力も大きく、年収に反映されやすい傾向があります。

Q三井海洋開発は女性が働きやすい企業ですか?

三井海洋開発株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:14.5%
  • 男性育児休業取得率:100.0%
  • 男女の賃金差異:69.7%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

証券コード
6269
業種
機械
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
資本金
181.7億円
会計基準
日本基準
従業員数
222名(連結)
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