企業分析NOTE
スタンダード(内国株式)倉庫・運輸関連業9369

株式会社キユーソー流通システム

2025年11月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

株式会社キユーソー流通システムは倉庫・運輸関連業に属するのスタンダード(内国株式)上場企業です。従業員数7,971人、平均年収607万円(倉庫・運輸関連業平均を44万円低い水準)です。食品メーカーであるキユーピーグループを主要顧客とし、食品の保管、運送、荷役、情報処理といった総合的な物流サービスを提供しています。全国規模での共同配送も手掛け、日本の食を支える重要なインフラを担う企業です。

業界ポジション

色付き数値 = 倉庫・運輸関連業平均との差
607万円42
19.8h/月49
15.1年64
平均年齢40.1歳
2.8%51
+3.8%50
4.6%51
41.9%40
総合スコア
54/ 100
この企業倉庫・運輸関連業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

キユーピーグループを基盤とする大手物流企業で、FY2025には売上2026.0億円、営業利益56.4億円と堅調な成長を続けています。業界平均を51.8%上回る年収水準も魅力で、安定性と待遇を重視する求職者にとって有力な選択肢です。

事業概要

食品メーカーであるキユーピーグループを主要顧客とし、食品の保管、運送、荷役、情報処理といった総合的な物流サービスを提供しています。全国規模での共同配送も手掛け、日本の食を支える重要なインフラを担う企業です。

こんな人に向いている

安定した大手企業で、社会インフラを支える物流に携わりたい方。業界平均以上の年収を重視する方に向いています。

知っておきたい注意点

営業利益率が2.8%とやや低めであり、物流業界特有の収益構造を理解しておく必要があります。有給取得率のデータは不明です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

🚚

全国共同配送

物流サービス
🚚

食品の保管・荷役

倉庫サービス
🚚

コンビニエンスストア向け物流センターオペレーション

物流センター運営
🚚

油脂・食酢等のローリー輸送

特殊輸送
🚚

中国・インドネシアにおける倉庫・輸配送

国際物流

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
第8次中期経営計画2025年発表 → 2028年目標

2025~2028年度の4カ年計画で、物流の持続性確保と新たな価値創出をテーマに、国内事業整備、新領域開拓、経営基盤強化を基本方針とし、営業収益2100億円、営業利益73.5億円、ROE6%以上を目指す。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

コスト改善
物流基盤の拡充と最適化・効率化
新規事業
新領域の拡充と更なる開拓
海外展開
海外における新たな地域への進出
リスク対策
人材の採用強化と成長促進環境の拡充
その他
サステナビリティ経営の更なる推進

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

海外新地域への進出を開始2025
事業セグメントの再編を実施2025

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

キユーソー流通システムは食品物流に特化し、法規制遵守や環境対応コスト増加、燃料価格・電力料金の変動、人材確保の難しさ、海外事業の政治経済リスク、食品・小売・外食業界依存の高い構造が業績に影響を及ぼすリスク要因である。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年11月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

法規制
法令遵守と環境規制対応を徹底し、リスクマネジメント委員会で管理強化。(対処すべき課題)
コスト増加
物流拠点整備と合理化改善で効率化を推進し、設備投資負担を抑制。(事業の状況)
燃料価格
燃料価格上昇分の価格転嫁を進め、合理化施策でコスト吸収を図る。(対処すべき課題)
人材確保
積極採用と社内研修充実で専門人材育成、魅力ある職場づくりを推進。(対処すべき課題)
海外事業
海外リスク管理強化と新地域進出で事業多角化を図る。(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+18%成長。利益率2.8%で安定推移。
2,026億
+3.8%
56億
+1.5%
2.8%
26億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+35%増加。人員増の一方で一人当たり売上高は低下。採用先行で生産性は課題です。平均年収は+11%上昇。
7,971人
-
607万
2,542万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中1期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
33万円
前年比
-5.7%
1827.2%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は56%増加しており、積極的な成長投資を実行中。
125億円
-
6.2%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+323.7%の上昇。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
3,080円
+323.7%
-22pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-11 期末時点株主数 11,793

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

27.3%▲ 基準未達
35% (基準)

上位10株主合計 72.7%自己株式 2.0%

外国人持株比率

9.2%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 9.2% /外国個人 0.01%

株主カテゴリ別構成

金融機関 7.2%
金融商品取引業者 4.3%
外国人 9.2%
法人 57.5%
個人・その他 21.9%

主要株主(上位10名)

1キユーピー株式会社
43.29%
2株式会社中島董商店
5.93%
3三菱倉庫株式会社
5.10%
4日本マスタートラスト信託銀行株式会社
5.02%
5MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)
3.97%
6キユーソー持株会
2.70%
7JPモルガン証券株式会社
2.09%
8株式会社日本カストディ銀行
2.05%
9野村證券株式会社
1.51%
10JP JPMSE LUX RE UBSAG LONDON BRANCH EQCO (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
0.99%
流通株式
27.3%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。運輸業・郵便業の業界統計を企業の年収比率(×1.454)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
47万円
残業代(月額推定)業界比率
4万円
賞与(年間推定)業界比率
106万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
607万円
7年変動
+11.3%
変動額
+62万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
607万円
倉庫・運輸関連業平均
40.1
倉庫・運輸関連業平均
15.1
倉庫・運輸関連業平均
労働環境
19.8h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
9%
全上場平均 9.4%
21%
67%
50%
女性÷男性 (100%=同一)
50%
+19.8pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qキユーソー流通システムの平均年収はいくらですか?

株式会社キユーソー流通システムの平均年収は607万円です(有価証券報告書 2025期)。

倉庫・運輸関連業の業界平均651万円と比較すると同程度の水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qキユーソー流通システムの生涯年収はいくらですか?

株式会社キユーソー流通システムの推定生涯年収は約2.5億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

倉庫・運輸関連業の業界平均の推定生涯年収約2.5億円と比較すると同程度の水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qキユーソー流通システムの残業時間はどのくらいですか?

株式会社キユーソー流通システムの平均残業時間は月19.8時間です(有価証券報告書 2025期)。

倉庫・運輸関連業の業界平均17.4時間と比較すると多いです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Qキユーソー流通システムの有給休暇取得率は?

株式会社キユーソー流通システムの有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Qキユーソー流通システムはブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社キユーソー流通システムの労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月19.8時間(倉庫・運輸関連業平均17.4時間)、平均勤続年数は15.1年(倉庫・運輸関連業平均14.6年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qキユーソー流通システムの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社キユーソー流通システムの主要指標:

  • 残業:月19.8時間
  • 勤続年数:15.1年
  • 営業利益率:2.8%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Qキユーソー流通システムは長く働ける会社ですか?

株式会社キユーソー流通システムの平均勤続年数は15.1年(倉庫・運輸関連業平均14.6年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+3.8%です。

営業利益率は2.8%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qキユーソー流通システムの業績・将来性はどうですか?

株式会社キユーソー流通システムの直近の売上高は2,026億円(前年比+3.8%)です。

営業利益率は2.8%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qキユーソー流通システムは女性が働きやすい企業ですか?

株式会社キユーソー流通システムの女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:8.9%
  • 男性育児休業取得率:66.7%
  • 男女の賃金差異:49.3%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
K.R.S.Corporation
証券コード
9369
市場区分
スタンダード(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都調布市調布ケ丘三丁目50番地1
資本金
40.6億円
決算期
11月
会計基準
日本基準
従業員数
7,971名(連結)
電話番号
042(441)0711(代表)
企業サイト
krs.co.jp
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