企業分析NOTE
プライム(内国株式)卸売業7458

株式会社第一興商

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

株式会社第一興商は卸売業に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数3,516人、平均年収611万円(卸売業平均を83万円低い水準)です。業務用カラオケ機器の販売・賃貸、通信カラオケコンテンツの提供を主力とし、カラオケルーム「ビッグエコー」や飲食店舗の運営も展開。音楽・映像ソフトの制作・販売も行う、エンターテイメント企業グループです。

業界ポジション

色付き数値 = 卸売業平均との差
611万円48
17.0h/月43
12.4年52
平均年齢41.2歳
11.7%63
+4.3%50
15.4%59
56.3%59
総合スコア
57/ 100
この企業卸売業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

コロナ禍からのV字回復を果たし、FY2024には売上1467.5億円、営業利益186.0億円を達成。業界平均を27.9%上回る高年収と56.3%の自己資本比率を誇る、安定成長企業です。

事業概要

業務用カラオケ機器の販売・賃貸、通信カラオケコンテンツの提供を主力とし、カラオケルーム「ビッグエコー」や飲食店舗の運営も展開。音楽・映像ソフトの制作・販売も行う、エンターテイメント企業グループです。

セグメント分析

主力は業務用カラオケとカラオケ・飲食店舗の運営。コロナ禍からの回復期を経て、店舗運営は引き続き成長ドライバー。海外展開も進む業務用カラオケ事業は、グローバルな成長機会を求める職種に魅力。音楽ソフト事業も安定的な収益源です。

こんな人に向いている

エンタメ業界で安定した大手企業を志向し、高水準の待遇を求める方。カラオケや飲食店舗運営に興味がある方に向いています。

知っておきたい注意点

有給取得率など働き方に関する詳細データは非開示。FY2025は増収ながら営業利益は微減予想のため、今後の収益動向は注視が必要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

中長期的経営戦略として、業務用カラオケ事業及びカラオケ・飲食店舗事業に経営資源を投入し、ブランド価値向上による競争力・収益力強化を目指す。成長事業であるパーキング事業の育成にも注力し、持続的成長を図る。新商品投入やエルダー市場への展開、異業種協業、ボックス型カラオケ活用により、新たな歌唱場の創出や社会課題解決にも貢献する。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
業務用カラオケ・飲食店舗事業への経営資源投入
成長投資
パーキング事業の育成
成長投資
新フラッグシップモデル「LIVE DAM WAO!」の拡販
成長投資
エルダー市場専用機「FREE DAM LIFE」の拡販
新規事業
異業種協業やボックス型カラオケ活用による新歌唱場創出

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

第一興商は、カラオケ機器の販売・レンタル、カラオケ・飲食店舗事業、音楽ソフト事業などを展開しており、これらの事業は市場の縮小、競争激化、ユーザーニーズの変化、媒体の変化、再販制度の見直しといったリスクに晒されています。特に、業務用カラオケ機器の出荷台数や設置台数の変動、音楽CD販売量の減少は業績に直結する可能性があります。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

カラオケ
新フラッグシップモデル「LIVE DAM WAO!」を発売し、拡販を通じてカラオケ利用者のすそ野拡大を図る。(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間ほぼ横ばい。利益率11.7%を安定維持しており、高い収益力があります。
1,530億
+4.3%
179億
-3.5%
11.7%
182億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。
3,516人
-
611万
4,352万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中1期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
517万円
前年比
+40.5%
118.1%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は安定推移。対売上12.7%と積極的な投資姿勢です。
195億円
-
12.7%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で-9.0%の下落。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
1,624円
-9.0%
-74pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。卸売業・小売業の業界統計を企業の年収比率(×1.494)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
50万円
残業代(月額推定)業界比率
2万円
賞与(年間推定)業界比率
113万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
611万円
7年変動
+1.4%
変動額
+9万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
611万円
卸売業平均
41.2
卸売業平均
12.4
卸売業平均
労働環境
17.0h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
100%
全上場平均 9.4%
10%
28%
49%
女性÷男性 (100%=同一)
23%
全上場平均 30.2%
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q第一興商の平均年収はいくらですか?

株式会社第一興商の平均年収は611万円です(有価証券報告書 2025期)。

卸売業の業界平均694万円と比較すると83万円低い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q第一興商の生涯年収はいくらですか?

株式会社第一興商の推定生涯年収は約2.4億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

卸売業の業界平均の推定生涯年収約2.6億円と比較すると同程度の水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q第一興商の残業時間はどのくらいですか?

株式会社第一興商の平均残業時間は月17.0時間です(有価証券報告書 2025期)。

卸売業の業界平均14.6時間と比較すると多いです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q第一興商の有給休暇取得率は?

株式会社第一興商の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q第一興商はブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社第一興商の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月17.0時間(卸売業平均14.6時間)、平均勤続年数は12.4年(卸売業平均13.4年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q第一興商の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社第一興商の主要指標:

  • 残業:月17.0時間
  • 勤続年数:12.4年
  • 営業利益率:11.7%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q第一興商は長く働ける会社ですか?

株式会社第一興商の平均勤続年数は12.4年(卸売業平均13.4年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+4.3%です。

営業利益率は11.7%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q第一興商の業績・将来性はどうですか?

株式会社第一興商の直近の売上高は1,530億円(前年比+4.3%)です。

営業利益率は11.7%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q第一興商は女性が働きやすい企業ですか?

株式会社第一興商の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:60.0%
  • 男性育児休業取得率:22.5%
  • 男女の賃金差異:48.6%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
DAIICHIKOSHO CO., LTD.
証券コード
7458
業種
卸売業
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
東京都
本店所在地
東京都品川区北品川5丁目5番26号
資本金
123.5億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
3,516名(連結)
電話番号
03(3280)2151(大代表)
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