企業分析NOTE
プライム(内国株式)電気機器6965

浜松ホトニクス株式会社

2025年9月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月9日

浜松ホトニクス株式会社は電気機器に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数6,601人、平均年収728万円(電気機器平均より25万円高い水準)です。光の技術を専門とし、光電子増倍管や光半導体、レーザ装置などを製造・販売するメーカーです。医療、科学、産業など幅広い分野で使われる「光」の製品を通じて、社会の発展に貢献しています。

業界ポジション

色付き数値 = 電気機器平均との差
728万円58
10.6h/月65
有給取得率86%
15.9年67
平均年齢39.8歳
7.6%51
+4.0%51
4.4%51
71.1%70
総合スコア
62/ 100
この企業電気機器平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

大手プライム上場の電気機器メーカー。光技術を核に多岐にわたる製品を展開し、自己資本比率71.1%と安定した財務基盤を持つ。平均年収は業界平均を58.2%上回る高水準ですが、直近の営業利益は大幅な減少傾向にあり、今後の事業戦略に注目が集まります。

事業概要

光の技術を専門とし、光電子増倍管や光半導体、レーザ装置などを製造・販売するメーカーです。医療、科学、産業など幅広い分野で使われる「光」の製品を通じて、社会の発展に貢献しています。

セグメント分析

電子管、光半導体、画像計測機器、レーザなど複数の事業セグメントを持つ。特に「光半導体」や「レーザ」は、AIやIoT、次世代通信など先端技術分野での需要拡大が期待され、成長機会が大きい。これらの分野での研究開発や技術営業職は、専門性を高めながらキャリアを築きやすいでしょう。

こんな人に向いている

光技術への深い興味を持ち、専門性を追求したい研究開発・技術職志望者。安定した財務基盤と高年収を求める方に向いています。

知っておきたい注意点

直近の業績、特に営業利益が大幅な減少傾向にある点は注意が必要です。今後の事業戦略や収益改善策を注視しましょう。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

📱

光電子増倍管

電子管事業
📷

イメージ機器及び光源

電子管事業
📱

光半導体素子

光半導体事業
📱

画像処理・計測装置

画像計測機器事業
📱

レーザ装置

レーザ事業

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

デバイス技術の革新的進化と、受光・発光技術を組み合わせた高付加価値モジュール・システム製品への注力を成長戦略の核とする。既存市場でのシェア確保、新規ビジネスモデル、子会社活用による新規市場開拓、中央研究所からの新市場創出を目指す。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
既存市場での新技術投入によるポジション確保
新規事業
社内技術融合による高付加価値モジュール提供
海外展開
子会社シナジー創出と新市場での成長加速
技術開発
中央研究所研究成果による新市場確立
技術開発
継続的な研究開発投資による技術的優位性維持・強化

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

エヌケイティ・ホトニクス・エイ・エス買収2024

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

浜松ホトニクスは、医用、学術、産業分野など多岐にわたる顧客に光電子部品や画像計測機器を提供するが、経済情勢の変化、市場競争の激化、技術革新の速さが業績に影響を与える。特に、光の未知領域の探求や新技術開発が競争力維持の鍵となる一方、研究開発投資が必ずしも収益に直結しないリスクがある。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年9月期

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+45%成長。利益率は17.4%→7.6%に低下しており、コスト増や競争激化の影響が考えられます。
2,121億
+4.0%
162億
-49.7%
7.6%
142億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+31%増加。人員増と同時に一人当たり売上高も向上しており、質と量の両面で成長しています。
6,601人
-
728万
3,212万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は46%低下。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
215万円
前年比
-45.3%
338.6%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は74%増加しており、積極的な成長投資を実行中。設備投資が中心で、生産能力やインフラの拡充に注力しています。対売上25.1%と非常に高い投資水準です。
348億円
184億円
25.1%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で-31.7%の下落。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
2,023円
-31.7%
-59pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-09 期末時点株主数 68,732

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

60.5%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 39.5%自己株式 6.2%

外国人持株比率

30.0%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 29.9% /外国個人 0.10%

株主カテゴリ別構成

金融機関 30.4%
金融商品取引業者 2.7%
外国人 30.0%
法人 4.7%
個人・その他 32.2%
政府・地方公共団体 0.1%

主要株主(上位10名)

※ この有報には株主名称データが含まれていません

1
16.62%
2
7.72%
3
2.95%
4
2.14%
5
1.99%
6
1.78%
7
1.67%
8
1.58%
9
1.55%
10
1.43%
流通株式
60.5%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.785)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
62万円
残業代(月額推定)業界比率
3万円
賞与(年間推定)業界比率
139万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
728万円
7年変動
+2.8%
変動額
+20万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
728万円
電気機器平均
39.8
電気機器平均
15.9
電気機器平均
労働環境
10.6h
| 平均 26.7h
86%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
4%
全上場平均 9.4%
14%
--
非公開
72%
女性÷男性 (100%=同一)
92%
+61.9pt
全上場平均 30.2%
--
非公開
認定制度
くるみん
子育てサポート企業認定(厚生労働大臣)

育児休業の取得推進や残業削減など、子育てしやすい職場環境の基準を満たした企業に与えられる認定です。

えるぼし 2段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中2段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q浜松ホトニクスの平均年収はいくらですか?

浜松ホトニクス株式会社の平均年収は728万円です(有価証券報告書 2025期)。

電気機器の業界平均703万円と比較すると同程度の水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q浜松ホトニクスの生涯年収はいくらですか?

浜松ホトニクス株式会社の推定生涯年収は約3.0億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

電気機器の業界平均の推定生涯年収約2.7億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q浜松ホトニクスの残業時間はどのくらいですか?

浜松ホトニクス株式会社の平均残業時間は月10.6時間です(有価証券報告書 2025期)。

電気機器の業界平均14.6時間と比較すると少ないです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q浜松ホトニクスの有給休暇取得率は?

浜松ホトニクス株式会社の有給休暇取得率は85.6%です。

電気機器の業界平均77.0%と比較すると高い水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

ホワイト企業ランキングで総合的な働きやすさを確認

Q浜松ホトニクスはブラック企業ですか?激務ですか?

浜松ホトニクス株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月10.6時間(電気機器平均14.6時間)、有給休暇取得率は85.6%(電気機器平均77.0%)、平均勤続年数は15.9年(電気機器平均15.6年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間は業界平均以下、有休取得率は業界平均以上であり、データ上は業界平均より良好な労働環境と言えます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q浜松ホトニクスの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

浜松ホトニクス株式会社の主要指標:

  • 残業:月10.6時間
  • 有休取得率:85.6%
  • 勤続年数:15.9年
  • 営業利益率:7.6%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q浜松ホトニクスは長く働ける会社ですか?

浜松ホトニクス株式会社の平均勤続年数は15.9年(電気機器平均15.6年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+4.0%です。

営業利益率は7.6%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q浜松ホトニクスの業績・将来性はどうですか?

浜松ホトニクス株式会社の直近の売上高は2,121億円(前年比+4.0%)です。

営業利益率は7.6%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q浜松ホトニクスは女性が働きやすい企業ですか?

浜松ホトニクス株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:4.4%
  • 男性育児休業取得率:92.1%
  • 男女の賃金差異:71.5%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
HAMAMATSU PHOTONICS K.K.
証券コード
6965
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
静岡県
本店所在地
静岡県浜松市中央区市野町1126番地の1 (注)上記は登記上の本店所在地であり、実際の本社業務は「最寄りの連絡 場所」において行っております。
設立
1953年9月29日
資本金
352億円
決算期
9月
会計基準
日本基準
従業員数
6,601名(連結)
電話番号
053(434)3311(代表)
企業サイト
hamamatsu.com
IR情報
IRページ
他の企業と比較する

浜松ホトニクス株式会社と気になる企業を並べて比較できます

比較ページへ