企業分析NOTE
プライム(内国株式)電気機器6504

富士電機株式会社

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

富士電機株式会社は電気機器に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数27,391人、平均年収810万円(電気機器平均より107万円高い水準)です。発電所から工場、店舗、家庭まで、社会を支える様々な電気機器やシステムを提供する総合メーカーです。再生可能エネルギー関連や半導体、食品流通など幅広い分野で、製品の開発から販売、サービスまで一貫して手掛けています。

業界ポジション

色付き数値 = 電気機器平均との差
810万円69
18.6h/月37
有給取得率100%
20.5年88
平均年齢44.9歳
10.5%51
+1.8%50
12.6%53
55.7%52
総合スコア
63/ 100
この企業電気機器平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

富士電機は、電気機器業界の超大手企業であり、FY2025には売上高1兆1,234億円、営業利益1,176億円を達成。安定した財務基盤と高い収益性を持ち、業界平均を大きく上回る年収水準も魅力です。持続的な成長と社会貢献を両立する企業と言えるでしょう。

事業概要

発電所から工場、店舗、家庭まで、社会を支える様々な電気機器やシステムを提供する総合メーカーです。再生可能エネルギー関連や半導体、食品流通など幅広い分野で、製品の開発から販売、サービスまで一貫して手掛けています。

セグメント分析

「エネルギー」セグメントは、地熱・水力発電や再生可能エネルギー、蓄電システムなど、社会インフラの脱炭素化に貢献する成長分野です。また、「半導体」はDX推進を背景に需要が高く、技術革新の最前線でキャリアを築けるでしょう。これら成長領域での職種は、特に将来性や待遇面で期待できる可能性があります。

こんな人に向いている

社会インフラやエネルギー分野で安定したキャリアを築きたい方、高い技術力を持つ大手メーカーで専門性を追求したい方に向いています。

知っておきたい注意点

有給取得率など働き方に関する詳細なデータが開示されていないため、入社前に確認することをお勧めします。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

📱

無停電電源装置 (UPS)

エネルギー

蓄電システム

エネルギー
📱

インバータ

インダストリー
📱

FAシステム

インダストリー
📱

パワー半導体

半導体

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
熱く、高く、そして優しく20262023年発表 → 2026年目標

2026年度を最終年度とする3カ年計画で、利益重視経営により企業価値向上を目指す。営業利益率11%超、純利益率7%超、ROE12%以上、ROIC10%以上の目標を掲げ、収益力強化と成長戦略推進に注力。環境ビジョン2050を基盤に脱炭素化やデジタル技術活用も重視し、持続可能な成長を図る。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
脱炭素ソリューションで受注拡大
コスト改善
生産能力増強とデジタル技術活用による生産性向上
成長投資
製販一体化による体質強化と収益力向上
リスク対策
環境ビジョン2050に基づく温室効果ガス削減
リスク対策
グローバルでのESG活動推進

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

エネルギー事業に設備工事を編入しプラントシステム事業強化2025
インダストリー事業に器具を編入しFAコンポーネントとシナジー創出2025

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

富士電機は半導体分野の短い製品サイクルと激しい競争により投資回収リスクを抱え、環境規制強化やESG評価の影響で石炭火力事業の評判リスクも存在。また、感染症拡大による事業活動制約やコーポレート・ガバナンスの機能不全、M&A統合の文化的課題、製品需給変動による収益悪化リスクが業績に影響を及ぼす可能性がある。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

半導体
顧客との物量・価格交渉に基づき設備投資判断を実施し、研究開発はロードマップに沿い定期審議を実施(対処すべき課題)
環境規制
環境ビジョン2050を推進し、サプライチェーン全体で脱炭素社会の実現を目指す(対処すべき課題)
感染症
グローバル拠点での感染症対策を強化し、営業活動や工場稼働の制約を最小化(事業の状況)
ガバナンス
経営の透明性向上と監査機能強化を推進し、内部統制の維持に努める(対処すべき課題)
M&A
経営理念・方針共有と経営会議での緊密なコミュニケーションにより統合を推進(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+23%成長。利益率は6.6%→10.5%に改善しており、収益力が強化されています。
11,234億
+1.8%
1,176億
+10.9%
10.5%
922億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。一人当たり売上高は+23%向上し、生産性が改善しています。平均年収は+6%上昇。
27,391人
-
810万
4,101万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は129%向上し、生産性が大きく改善。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
337万円
前年比
+22.1%
240.7%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は60%増加しており、積極的な成長投資を実行中。設備投資が中心で、生産能力やインフラの拡充に注力しています。対売上10.9%と積極的な投資姿勢です。
852億円
378億円
10.9%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+186.6%の上昇。日経平均を大きく上回り、市場の期待が高い銘柄です。
13,085円
+186.6%
+88pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象
日経225日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.986)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
68万円
残業代(月額推定)業界比率
4万円
賞与(年間推定)業界比率
155万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
810万円
7年変動
+5.9%
変動額
+45万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
810万円
電気機器平均
44.9
電気機器平均
20.5
電気機器平均
労働環境
18.6h
| 平均 26.7h
100%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
4%
全上場平均 9.4%
9%
20%
70%
女性÷男性 (100%=同一)
29%
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
くるみん
子育てサポート企業認定(厚生労働大臣)

育児休業の取得推進や残業削減など、子育てしやすい職場環境の基準を満たした企業に与えられる認定です。

えるぼし 3段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中3段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q富士電機の平均年収はいくらですか?

富士電機株式会社の平均年収は810万円です(有価証券報告書 2025期)。

電気機器の業界平均703万円と比較すると107万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q富士電機の生涯年収はいくらですか?

富士電機株式会社の推定生涯年収は約3.3億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

電気機器の業界平均の推定生涯年収約2.7億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q富士電機の残業時間はどのくらいですか?

富士電機株式会社の平均残業時間は月18.6時間です(有価証券報告書 2025期)。

電気機器の業界平均14.6時間と比較すると多いです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Q富士電機の有給休暇取得率は?

富士電機株式会社の有給休暇取得率は100.0%です。

電気機器の業界平均77.0%と比較すると高い水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

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Q富士電機はブラック企業ですか?激務ですか?

富士電機株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月18.6時間(電気機器平均14.6時間)、有給休暇取得率は100.0%(電気機器平均77.0%)、平均勤続年数は20.5年(電気機器平均15.6年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q富士電機の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

富士電機株式会社の主要指標:

  • 残業:月18.6時間
  • 有休取得率:100.0%
  • 勤続年数:20.5年
  • 営業利益率:10.5%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

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Q富士電機は長く働ける会社ですか?

富士電機株式会社の平均勤続年数は20.5年(電気機器平均15.6年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+1.8%です。

営業利益率は10.5%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q富士電機の業績・将来性はどうですか?

富士電機株式会社の直近の売上高は11,234億円(前年比+1.8%)です。

営業利益率は10.5%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q富士電機は女性が働きやすい企業ですか?

富士電機株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:3.8%
  • 男性育児休業取得率:92.6%
  • 男女の賃金差異:69.5%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
FUJI ELECTRIC CO.,LTD.
証券コード
6504
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
神奈川県
本店所在地
川崎市川崎区田辺新田1番1号 (上記は登記上の本店所在地であり、実際の業務は下記「最寄りの連絡場所」において行っております。)
資本金
475.9億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
27,391名(連結)
電話番号
該当事項はありません。
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