企業分析NOTE
プライム(内国株式)電気機器6448

ブラザー工業株式会社

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

ブラザー工業株式会社は電気機器に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数42,801人、平均年収804万円(電気機器平均より101万円高い水準)です。ブラザー工業は、プリンターや複合機などの情報通信機器から、工業用ミシン、工作機械、さらには産業用印刷機まで、幅広い製品を手がけるグローバルメーカーです。家庭用から業務用まで、多様な「ものづくり」を通じて社会を支えています。

業界ポジション

色付き数値 = 電気機器平均との差
804万円68
17.1h/月42
14.2年60
平均年齢43.6歳
業界平均(推定)
+6.5%52
7.9%52
74.1%73
総合スコア
60/ 100
この企業電気機器平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

ブラザー工業は東証プライム上場の大手電気機器メーカーで、FY2025には売上8,765.6億円を見込むなど着実な増収を続けています。自己資本比率74.1%と財務基盤は極めて安定しており、平均年収は業界平均を74.6%上回る800万円超と、高待遇が期待できる安定成長企業です。

事業概要

ブラザー工業は、プリンターや複合機などの情報通信機器から、工業用ミシン、工作機械、さらには産業用印刷機まで、幅広い製品を手がけるグローバルメーカーです。家庭用から業務用まで、多様な「ものづくり」を通じて社会を支えています。

セグメント分析

プリンティング・アンド・ソリューションズ事業を基盤としつつ、マシナリー事業やドミノ事業など、多岐にわたる7つの事業を展開しています。特にBtoB領域の「マシナリー事業」や「ドミノ事業」は専門性の高い技術を要するため、技術開発職や研究職には深い専門性と成長機会があるでしょう。グローバル展開も活発なため、海外志向の強い方にもチャンスがあります。

こんな人に向いている

安定した大手企業で高待遇を望む方、多様な事業領域で自身の専門性を活かしたい方、グローバルな環境でキャリアを築きたい方に適しています。

知っておきたい注意点

営業利益や営業利益率、有給取得率など、一部の重要な経営指標や人的資本情報が公開データからは不明な点に留意が必要です。選考過程で確認しましょう。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

📱

複合機・プリンター

印刷 64.4%Amazon
📱

ラベルライター

印刷 64.4%Amazon
📱

産業用インクジェットプリンター

Domino 14.1%
📱

工業用ミシン

Machinery 10.1%
📱

家庭用ミシン

Personal And Home 6.8%Amazon

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
CS B20272025年発表 → 2027年目標

ビジョン「At your side 2030」実現に向けた中期戦略。多様な独自技術とグローバルネットワークを強みに、お客様のボトルネック解消を目指す。産業用領域とプリンティング領域を注力領域とし、事業ポートフォリオ変革と複合事業体としての成長を目指す。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

その他
循環経済型ビジネス推進
成長投資
契約型サービス・サブスクリプション拡大
成長投資
業務用ラベリング事業拡大
成長投資
産業用印刷市場での成長・収益性向上
コスト改善
生産拠点の最適化

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

産業用領域とプリンティング領域を注力領域へ変革2030

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

ブラザー工業はグローバル展開に伴う地政学リスク、特に米中関係やロシア・ウクライナ情勢、中東情勢の変化がサプライチェーンやコストに影響を与えるリスクを抱えています。また、デジタル化によるプリンティング市場の縮小は、売上の半分以上を占める事業領域として業績に大きな影響を与える可能性があります。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

腐敗
腐敗防止に関する方針を策定・周知し、コンプライアンス体制を強化。(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+28%成長。
8,766億
+6.5%
-
-
548億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+13%増加。人員増と同時に一人当たり売上高も向上しており、質と量の両面で成長しています。
42,801人
-
804万
2,048万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は安定推移。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
128万円
前年比
+64.1%
628.1%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は36%増加しており、積極的な成長投資を実行中。設備投資と研究開発をバランスよく配分しています。対売上10.9%と積極的な投資姿勢です。
460億円
495億円
10.9%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+49.1%の上昇。日経平均を下回っており、市場平均に劣後しています。
2,984円
+49.1%
-13pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.97)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
68万円
残業代(月額推定)業界比率
4万円
賞与(年間推定)業界比率
153万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
804万円
7年変動
+4.4%
変動額
+34万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
804万円
電気機器平均
43.6
電気機器平均
14.2
電気機器平均
労働環境
17.1h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
7%
全上場平均 9.4%
9%
25%
76%
女性÷男性 (100%=同一)
80%
+49.4pt
全上場平均 30.2%
96%
認定制度
くるみん
子育てサポート企業認定(厚生労働大臣)

育児休業の取得推進や残業削減など、子育てしやすい職場環境の基準を満たした企業に与えられる認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qブラザー工業の平均年収はいくらですか?

ブラザー工業株式会社の平均年収は804万円です(有価証券報告書 2025期)。

電気機器の業界平均703万円と比較すると101万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qブラザー工業の生涯年収はいくらですか?

ブラザー工業株式会社の推定生涯年収は約3.3億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

電気機器の業界平均の推定生涯年収約2.7億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qブラザー工業の残業時間はどのくらいですか?

ブラザー工業株式会社の平均残業時間は月17.1時間です(有価証券報告書 2025期)。

電気機器の業界平均14.6時間と比較すると多いです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Qブラザー工業の有給休暇取得率は?

ブラザー工業株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Qブラザー工業はブラック企業ですか?激務ですか?

ブラザー工業株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月17.1時間(電気機器平均14.6時間)、平均勤続年数は14.2年(電気機器平均15.6年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qブラザー工業の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

ブラザー工業株式会社の主要指標:

  • 残業:月17.1時間
  • 勤続年数:14.2年

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Qブラザー工業は長く働ける会社ですか?

ブラザー工業株式会社の平均勤続年数は14.2年(電気機器平均15.6年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+6.5%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qブラザー工業の業績・将来性はどうですか?

ブラザー工業株式会社の直近の売上高は8,766億円(前年比+6.5%)です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qブラザー工業は女性が働きやすい企業ですか?

ブラザー工業株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:6.9%
  • 男性育児休業取得率:79.6%
  • 男女の賃金差異:76.0%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
BROTHER INDUSTRIES, LTD.
証券コード
6448
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
愛知県
本店所在地
愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号
資本金
192.1億円
決算期
3月
会計基準
IFRS(国際会計基準)
従業員数
42,801名(連結)
電話番号
052-824-2102
企業サイト
global.brother
IR情報
IRページ
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