企業分析NOTE
スタンダード(内国株式)非鉄金属5724

株式会社アサカ理研

2025年9月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

株式会社アサカ理研は非鉄金属に属するのスタンダード(内国株式)上場企業です。従業員数194人、平均年収561万円(非鉄金属平均を106万円低い水準)です。電子部品の廃棄物などから金や銀といった貴金属を独自の技術で回収・精製する「都市鉱山」事業を展開。エッチング廃液の再生や計測データ処理システムの開発も手掛け、資源循環に貢献しています。

業界ポジション

色付き数値 = 非鉄金属平均との差
561万円36
18.2h/月38
12.0年51
平均年齢41.5歳
5.7%51
+9.0%53
6.1%52
35.7%28
総合スコア
43/ 100
この企業非鉄金属平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

貴金属回収・環境事業を手掛けるニッチな技術企業。業界平均を21.8%上回る年収が魅力です。直近の業績は変動が見られるものの、FY2025には売上86.9億円、営業利益4.9億円への回復を見込む。安定した事業基盤を持つ中小企業として、専門性を活かしたい求職者に適しています。

事業概要

電子部品の廃棄物などから金や銀といった貴金属を独自の技術で回収・精製する「都市鉱山」事業を展開。エッチング廃液の再生や計測データ処理システムの開発も手掛け、資源循環に貢献しています。

セグメント分析

主力の貴金属事業と環境事業は、資源循環や環境負荷低減に貢献する社会性の高い事業であり、今後も安定した需要が見込めます。特に、独自の技術を活かした貴金属回収・精製や廃液再生の技術職は、専門性を深めながら社会貢献を実感できるでしょう。システム事業もこれらを支える重要な役割を担います。

こんな人に向いている

独自の技術で社会貢献したい方、安定した高年収を望む方、中小企業で専門性を高めたい技術志向の方に適しています。

知っておきたい注意点

直近2期の業績は減収減益傾向にあり、今後の推移を注視する必要があります。有給取得率など働き方の詳細情報は別途確認が必要です。

データ更新: 2026-03-17 時点

代表的な商品・サービス

🧪

ハイエクト装置

貴金属回収装置
⚙️

貴金属回収サービス

貴金属回収
🧪

塩化第二鉄廃液再生サービス

廃液再生
⚙️

銅回収・販売

銅回収
⚙️

炭酸リチウム販売

リチウム製品

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

中期的にはリチウムイオン電池(LiB)再生事業の量産開始(2028年4月)を目標に据え、既存の貴金属・環境事業の収益力強化と新規事業の早期収益化に注力。設備投資を増額し技術開発と生産効率向上を図ることで、持続的成長と企業価値向上を目指している。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
LiB再生事業の量産体制構築と早期収益化
技術開発
既存事業の技術開発と工程改善による収益力強化
成長投資
主要顧客とのリレーション強化と新規顧客獲得
リスク対策
環境負荷低減を目指した資源循環型社会の実現
リスク対策
財務リスク管理と資本効率の向上

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

LiB再生事業の量産工場稼働準備強化2025

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

アサカ理研は電子部品・デバイス業界の需給変動や貴金属・銅相場の価格変動により業績が大きく左右される。特に主要取引先への依存度が高く、競争激化やコストダウン要求が利益率低下のリスクとなっている。また、有利子負債の依存度が高く、金利変動や財務制限条項のリスクも存在する。加えて、化学物質使用に伴う法令遵守リスクも重要である。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年9月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

需給変動
主要顧客依存度低減のため新規取引先獲得とLiB再生事業で収益基盤多角化を推進(対処すべき課題)
価格変動
貴金属の先渡取引活用で価格変動リスクを低減し、加工賃取引で収益源確保(対処すべき課題)
財務リスク
長期借入金は原則固定金利とし金利スワップで変動リスクをヘッジ、財務制限条項をモニタリング(対処すべき課題)
法令遵守
化学物質管理法規を遵守し、環境負荷低減と安全管理体制を強化(事業の状況)
競争激化
独自技術を武器に営業強化し、顧客満足度向上で他社乗換え防止に努める(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で-10%縮小。利益率は2.1%→5.7%に改善しており、収益力が強化されています。
87億
+9.0%
5億
+67.9%
5.7%
3億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。一人当たり売上高は-15%低下しており、生産性に課題があります。
194人
-
561万
4,477万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は252%向上し、生産性が大きく改善。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
155万円
前年比
-26.9%
362.4%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は475%増加しており、積極的な成長投資を実行中。設備投資が中心で、生産能力やインフラの拡充に注力しています。対売上26.8%と非常に高い投資水準です。
16億円
7億円
26.8%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+94.3%の上昇。日経平均を大きく上回り、市場の期待が高い銘柄です。
3,045円
+94.3%
+66pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-09 期末時点

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.375)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
47万円
残業代(月額推定)業界比率
2万円
賞与(年間推定)業界比率
107万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
561万円
7年変動
+1.9%
変動額
+10万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
561万円
非鉄金属平均
41.5
非鉄金属平均
12.0
非鉄金属平均
労働環境
18.2h
| 平均 26.7h
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
8%
全上場平均 9.4%
13%
19%
81%
女性÷男性 (100%=同一)
100%
+69.8pt
全上場平均 30.2%
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qアサカ理研の平均年収はいくらですか?

株式会社アサカ理研の平均年収は561万円です(有価証券報告書 2025期)。

非鉄金属の業界平均667万円と比較すると106万円低い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qアサカ理研の生涯年収はいくらですか?

株式会社アサカ理研の推定生涯年収は約2.3億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

非鉄金属の業界平均の推定生涯年収約2.5億円と比較すると同程度の水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qアサカ理研の残業時間はどのくらいですか?

株式会社アサカ理研の平均残業時間は月18.2時間です(有価証券報告書 2025期)。

非鉄金属の業界平均16.3時間と比較すると多いです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Qアサカ理研の有給休暇取得率は?

株式会社アサカ理研の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Qアサカ理研はブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社アサカ理研の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月18.2時間(非鉄金属平均16.3時間)、平均勤続年数は12.0年(非鉄金属平均15.3年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qアサカ理研の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社アサカ理研の主要指標:

  • 残業:月18.2時間
  • 勤続年数:12.0年
  • 営業利益率:5.7%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Qアサカ理研は長く働ける会社ですか?

株式会社アサカ理研の平均勤続年数は12.0年(非鉄金属平均15.3年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+9.0%です。

営業利益率は5.7%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qアサカ理研の業績・将来性はどうですか?

株式会社アサカ理研の直近の売上高は87億円(前年比+9.0%)です。

営業利益率は5.7%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qアサカ理研は女性が働きやすい企業ですか?

株式会社アサカ理研の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:8.3%
  • 男性育児休業取得率:100.0%
  • 男女の賃金差異:80.5%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
Asaka Riken Co.,Ltd.
証券コード
5724
市場区分
スタンダード(内国株式)
所在地
福島県
本店所在地
福島県郡山市田村町金屋字マセ口47番地
設立
1969年8月25日
資本金
5億円
決算期
9月
会計基準
日本基準
従業員数
194名(連結)
電話番号
024(944)4744
企業サイト
asaka.co.jp
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