企業分析NOTE
プライム(内国株式)機械7004

カナデビア株式会社

旧社名:日立造船

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

カナデビア株式会社は機械に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数12,964人、平均年収792万円(機械平均より110万円高い水準)です。ごみ焼却発電や水処理施設、橋梁、シールド掘進機といった社会インフラから、自動車・食品・医薬向け機械、脱炭素化技術まで幅広く手掛ける大手機械メーカーです。設計から保守運営まで一貫して提供しています。

業界ポジション

色付き数値 = 機械平均との差
792万円66
12.3h/月59
有給取得率78%
16.0年68
平均年齢43.6歳
4.4%51
+9.8%54
11.2%53
32.5%25
総合スコア
59/ 100
この企業機械平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

大手機械メーカーとして、環境・インフラ・脱炭素化分野で社会基盤を支えています。直近の業績は売上4024.5億円、営業利益138.9億円と大幅に回復。一方で自己資本比率29.2%は改善の余地があり、安定性を見極める視点も重要です。

事業概要

ごみ焼却発電や水処理施設、橋梁、シールド掘進機といった社会インフラから、自動車・食品・医薬向け機械、脱炭素化技術まで幅広く手掛ける大手機械メーカーです。設計から保守運営まで一貫して提供しています。

セグメント分析

「環境」および「脱炭素化」セグメントは、社会的なニーズが高く、特に成長機会が期待できます。ごみ焼却発電や水処理、風力発電、電解・PtGといった分野での技術開発やプロジェクト推進に携わる職種は、社会貢献性とキャリアアップの両面で狙い目と言えるでしょう。

こんな人に向いている

社会インフラや環境・脱炭素化技術を通じて社会貢献したい方、大規模プロジェクトに携わりたい方に適しています。

知っておきたい注意点

自己資本比率29.2%は大手企業としてはやや低め。また、有給取得率などの人的資本情報が不足しており、入社前に確認が必要です。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

ごみ焼却発電・リサイクル施設

環境

海水淡水化プラント

環境
🏗️

自動車用プレス機械

機械・インフラ
🏗️

橋梁

機械・インフラ

舶用原動機

脱炭素化

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
Forward 252023年発表 → 2025年目標

2023年度からの3か年計画で、既存事業の持続的成長と成長事業の創出・拡大を目指す。海外事業の拡大や事業構造改革を推進し、環境負荷ゼロや資源循環を重視したサステナブルビジョンの実現に向けた具体的施策を展開している。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

海外展開
海外Waste to X事業の拡大
その他
事業ポートフォリオの見直し・改革推進
成長投資
カーボンニュートラルに向けた脱炭素化事業拡大
成長投資
資源循環事業の拡大
技術開発
製造プロセスのエネルギー効率化と再生可能エネルギー導入

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

㈱プロモテックを吸収合併予定2025
㈱エイチアンドエフ株式を㈱アマダへ譲渡予定2025
日立造船プラント技術サービス㈱を吸収合併2024

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

カナデビア株式会社は、ごみ焼却発電施設のEPC事業を主力とし、個別受注案件のコスト超過や工程遅延、技術トラブルによるペナルティリスクが収益に重大影響を及ぼす。加えて、成熟市場での価格競争激化、鋼材や非鉄金属等素材価格の高騰、海外事業に伴うカントリーリスクも重要なリスク要因である。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

個別受注
受注前に技術・コスト・納期リスクを評価し、リスク検討会を実施。(対処すべき課題)
価格競争
新技術開発とアフターサービス充実、人件費・経費削減を推進。(対処すべき課題)
素材価格
資材調達機能集中とグループ共同購買で資材費圧縮を図る。(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+61%成長。利益率4.4%で安定推移。
6,105億
+9.8%
269億
+10.8%
4.4%
221億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で+23%増加。人員増と同時に一人当たり売上高も向上しており、質と量の両面で成長しています。平均年収は+18%上昇。
12,964人
-
792万
4,709万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は233%向上し、生産性が大きく改善。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
170万円
前年比
+9.0%
464.3%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は180%増加しており、積極的な成長投資を実行中。設備投資が中心で、生産能力やインフラの拡充に注力しています。
275億円
120億円
6.5%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+56.7%の上昇。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
1,194円
+56.7%
-27pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.94)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
67万円
残業代(月額推定)業界比率
3万円
賞与(年間推定)業界比率
151万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
792万円
7年変動
+17.8%
変動額
+119万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
792万円
機械平均
43.6
機械平均
16.0
機械平均
労働環境
12.3h
| 平均 26.7h
78%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
4%
全上場平均 9.4%
13%
18%
80%
女性÷男性 (100%=同一)
95%
+64.6pt
全上場平均 30.2%
91%
認定制度
くるみん
子育てサポート企業認定(厚生労働大臣)

育児休業の取得推進や残業削減など、子育てしやすい職場環境の基準を満たした企業に与えられる認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qカナデビアの平均年収はいくらですか?

カナデビア株式会社の平均年収は792万円です(有価証券報告書 2025期)。

機械の業界平均682万円と比較すると110万円高い水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qカナデビアの生涯年収はいくらですか?

カナデビア株式会社の推定生涯年収は約3.2億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

機械の業界平均の推定生涯年収約2.6億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qカナデビアの残業時間はどのくらいですか?

カナデビア株式会社の平均残業時間は月12.3時間です(有価証券報告書 2025期)。

機械の業界平均15.1時間と比較すると少ないです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Qカナデビアの有給休暇取得率は?

カナデビア株式会社の有給休暇取得率は78.1%です。

機械の業界平均74.4%と比較すると同程度の水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

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Qカナデビアはブラック企業ですか?激務ですか?

カナデビア株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月12.3時間(機械平均15.1時間)、有給休暇取得率は78.1%(機械平均74.4%)、平均勤続年数は16.0年(機械平均15.5年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間は業界平均以下、有休取得率は業界平均以上であり、データ上は業界平均より良好な労働環境と言えます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qカナデビアの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

カナデビア株式会社の主要指標:

  • 残業:月12.3時間
  • 有休取得率:78.1%
  • 勤続年数:16.0年
  • 営業利益率:4.4%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

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Qカナデビアは長く働ける会社ですか?

カナデビア株式会社の平均勤続年数は16.0年(機械平均15.5年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+9.8%です。

営業利益率は4.4%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qカナデビアの業績・将来性はどうですか?

カナデビア株式会社の直近の売上高は6,105億円(前年比+9.8%)です。

営業利益率は4.4%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qカナデビアは女性が働きやすい企業ですか?

カナデビア株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:4.4%
  • 男性育児休業取得率:78.3%
  • 男女の賃金差異:80.3%

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企業基本情報

英語社名
Kanadevia Corporation (旧英訳名 Hitachi Zosen Corporation) (注) 2024年6月20日開催の第127回定時株主総会の決議により、2024年10月 1日から会社名及び英訳名を上記のとおり変更いたしました。
証券コード
7004
業種
機械
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
大阪府
本店所在地
大阪市住之江区南港北一丁目7番89号
設立
1934年5月29日
資本金
454.4億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
12,964名(連結)
電話番号
06(6569)0022
企業サイト
kanadevia.com
IR情報
IRページ
採用情報
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