企業分析NOTE
グロース(内国株式)医薬品4572

カルナバイオサイエンス株式会社

2025年12月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

カルナバイオサイエンス株式会社は医薬品に属するのグロース(内国株式)上場企業です。従業員数57人、平均年収792万円(医薬品平均を32万円低い水準)です。がんやリウマチなどの病気の原因となる「キナーゼ」という酵素の異常な働きを抑える新薬の研究開発を行う企業です。最先端のバイオサイエンス技術を駆使し、難病に苦しむ患者さんの治療に貢献することを目指しています。

業界ポジション

色付き数値 = 医薬品平均との差
792万円66
業界平均(推定)
11.6年49
平均年齢47.6歳
-416.0%47
-22.8%37
-3284.7%0
5.8%0
総合スコア
45/ 100
この企業医薬品平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

カルナバイオサイエンスは、キナーゼ創薬に特化した研究開発型企業です。平均年収は795万円と業界平均を大きく上回り、自己資本比率も89.3%と高い点が特徴。一方で、営業利益は連続して大幅な赤字が続いており、事業の収益化が喫緊の課題となっています。

事業概要

がんやリウマチなどの病気の原因となる「キナーゼ」という酵素の異常な働きを抑える新薬の研究開発を行う企業です。最先端のバイオサイエンス技術を駆使し、難病に苦しむ患者さんの治療に貢献することを目指しています。

こんな人に向いている

高年収を求め、キナーゼ創薬という専門分野で新薬開発に貢献したい研究・開発職志望者。ベンチャー企業での挑戦意欲がある人。

知っておきたい注意点

営業利益が継続して大幅な赤字であるため、事業の安定性や将来的な収益化モデルについて、深く理解し、リスクを許容できるか検討が必要です。

データ更新: 2026-03-17 時点

代表的な商品・サービス

💊

キナーゼ阻害薬の研究開発

医薬品開発
💊

がん治療薬

医薬品
💊

免疫・炎症疾患治療薬

医薬品
💊

神経変性疾患治療薬

医薬品

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より

中期的な経営方針として、アンメット・メディカル・ニーズの高いがん・免疫・炎症疾患を重点領域とし、キナーゼ創薬基盤技術を活用した画期的な医薬品候補化合物の創出を目指しています。創薬事業では、臨床開発段階のパイプラインを自社で進め価値を高めた上で導出することを基本方針とし、創薬支援事業で安定収入を得て研究開発を加速させるビジネスモデルです。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

成長投資
有望創薬プログラムへ研究リソースを重点投入
技術開発
キナーゼ創薬基盤技術を活用し新規医薬品候補を創出
成長投資
臨床開発段階のパイプラインを自社で進め価値最大化
成長投資
創薬支援事業で安定収入を獲得し研究開発を加速
技術開発
大学等アカデミアとの共同研究を推進

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

カルナバイオサイエンスは、創薬事業における医薬品開発の長期化・中止リスク、導出交渉の不確実性、および創薬支援事業における特定技術(キナーゼ阻害薬)への依存リスクを抱えています。特に、開発中止や導出交渉の失敗は、研究開発投資の回収不能や収益機会の喪失に直結し、業績に重大な影響を与える可能性があります。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年12月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

キナーゼ
キナーゼ創薬基盤技術をコアに低分子医薬品創薬研究を実施(対処すべき課題)
導出
臨床開発段階のパイプラインを複数保有し価値最大化を図る(対処すべき課題)
フェーズ
がん領域はフェーズ2まで、他疾患はフェーズ1/前臨床段階での導出を基本方針(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で-84%縮小。直近期は営業赤字。
5億
-22.8%
-20億
赤字1.6%縮小
-416.0%
-22億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。一人当たり売上高は-83%低下しており、生産性に課題があります。平均年収は+9%上昇。
57人
-
792万
862万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中6期が赤字と、利益が不安定な状態です。
-3,810万円
前年比
赤字10.2%拡大
-
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は36%増加しており、積極的な成長投資を実行中。研究開発が投資の中心で、技術主導型の企業です。対売上378.9%と非常に高い投資水準です。
0億円
19億円
378.9%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で-70.4%の下落。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
388円
-70.4%
-97pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-12 期末時点株主数 9,576

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

78.6%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 21.4%自己株式 0.1%

外国人持株比率

9.0%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 8.9% /外国個人 0.12%

株主カテゴリ別構成

金融機関 0.3%
金融商品取引業者 2.3%
外国人 9.0%
法人 5.4%
個人・その他 82.9%

主要株主(上位10名)

1MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)
4.99%
2川村 剛
2.90%
3小野薬品工業株式会社
2.63%
4上原 俊彦
2.61%
5堀田 和男
2.44%
6吉野 公一郎
1.74%
7小川 義水
1.33%
8BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
1.02%
9BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
0.94%
10鈴木 隆啓
0.77%
流通株式
78.6%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.941)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
67万円
残業代(月額推定)業界比率
3万円
賞与(年間推定)業界比率
151万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
792万円
7年変動
+8.6%
変動額
+63万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
792万円
医薬品平均
47.6
医薬品平均
11.6
医薬品平均
労働環境
非公開
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
--
非公開
11%
--
非公開
--
非公開
--
非公開
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qカルナバイオサイエンスの平均年収はいくらですか?

カルナバイオサイエンス株式会社の平均年収は792万円です(有価証券報告書 2025期)。

医薬品の業界平均824万円と比較すると同程度の水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qカルナバイオサイエンスの生涯年収はいくらですか?

カルナバイオサイエンス株式会社の推定生涯年収は約3.2億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

医薬品の業界平均の推定生涯年収約3.1億円と比較すると同程度の水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qカルナバイオサイエンスの有給休暇取得率は?

カルナバイオサイエンス株式会社の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Qカルナバイオサイエンスはブラック企業ですか?激務ですか?

カルナバイオサイエンス株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均勤続年数は11.6年(医薬品平均10.8年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qカルナバイオサイエンスの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

カルナバイオサイエンス株式会社の主要指標:

  • 勤続年数:11.6年
  • 営業利益率:-416.0%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Qカルナバイオサイエンスは長く働ける会社ですか?

カルナバイオサイエンス株式会社の平均勤続年数は11.6年(医薬品平均10.8年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比-22.8%です。

営業利益率は-416.0%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qカルナバイオサイエンスの業績・将来性はどうですか?

カルナバイオサイエンス株式会社の直近の売上高は5億円(前年比-22.8%)です。

営業利益率は-416.0%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

企業基本情報

証券コード
4572
業種
医薬品
市場区分
グロース(内国株式)
所在地
兵庫県
設立
2003年4月10日
資本金
1,485万円
会計基準
日本基準
従業員数
57名(連結)
企業サイト
carnabio.com
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