企業分析NOTE
プライム(内国株式)電気機器6810

マクセル株式会社

旧社名:マクセルホールディングス

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

マクセル株式会社は電気機器に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数3,797人、平均年収746万円(電気機器平均より43万円高い水準)です。電池などの「エネルギー」、粘着テープなどの「機能性部材料」、光学部品や映像機器などの「光学・システム」の3つの事業を柱とする大手電気機器メーカーです。私たちの身の回りにある様々な製品の基盤となる技術や部品を提供しています。

業界ポジション

色付き数値 = 電気機器平均との差
746万円60
18.9h/月36
有給取得率71%
19.4年83
平均年齢44.8歳
7.2%51
+0.5%49
4.3%51
57.2%54
総合スコア
59/ 100
この企業電気機器平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

東証プライム上場の大手電気機器メーカー。電池や機能性材料、光学システムと多角的な事業展開で安定した経営基盤を持ちます。最新年度の営業利益率は6.8%、自己資本比率47.7%と財務健全性も高い企業です。

事業概要

電池などの「エネルギー」、粘着テープなどの「機能性部材料」、光学部品や映像機器などの「光学・システム」の3つの事業を柱とする大手電気機器メーカーです。私たちの身の回りにある様々な製品の基盤となる技術や部品を提供しています。

セグメント分析

3つのセグメントがあり、特に「エネルギー」はリチウムイオン電池などEVやIoTの進化に伴い需要拡大が見込まれます。また「機能性部材料」も次世代デバイス向けなど技術革新が期待され、研究開発や生産技術職は成長機会が豊富でしょう。

こんな人に向いている

大手メーカーで安定した基盤のもと、幅広い技術分野に携わりたい方。社会インフラを支える製品開発に貢献したい方。

知っておきたい注意点

有給取得率や残業時間などの人的資本情報が公開されていないため、入社前に確認することをお勧めします。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

民生用リチウムイオン電池

エネルギー 38.6%
⚙️

粘着テープ

機能性部材料 34.1%Amazon
📷

光学部品

光学・システム 27.3%
📱

乾電池

ライフソリューションAmazon
🎵

音響機器

ライフソリューションAmazon

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
MEX262022年発表 → 2026年目標

MEX26は2030年に向けた持続可能な価値創造を目指し、マテリアリティのKGI・KPIを設定。独創技術のイノベーション追求と社会課題解決を軸に、サステナビリティを重視した経営を推進する中期計画である。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

技術開発
独創技術のイノベーション追求
成長投資
事業ポートフォリオ改革の推進
リスク対策
コーポレートガバナンス体制の強化
リスク対策
製造拠点の最適配置による事業継続性確保
その他
環境・社会価値創出のためのサステナビリティ推進

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

マクセルは世界各地で事業展開し、経済動向、自然災害、国際情勢、為替変動、原材料価格変動、激しい市場競争など多様なリスクに直面。特に中国の政治・経済環境の変化や原油価格の変動が業績に大きく影響しうるため、これらのリスク管理が重要である。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

為替
外貨建て取引のバランス調整と為替予約でリスクヘッジを実施(事業の状況)
原材料
調達ルート見直しと安定供給可能な材料の活用推進(対処すべき課題)
競争
原価低減・固定費削減・生産地変更で競争力強化を継続(事業の状況)
災害
製造拠点配置の最適化と法令・文化遵守で事業継続性確保(事業の状況)
経済
市場動向注視とコスト削減で景気変動影響の最小化を図る(事業の状況)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で-14%縮小。利益率は3.6%→7.2%に改善しており、収益力が強化されています。
1,298億
+0.5%
93億
+15.3%
7.2%
41億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で-28%減少。人員削減と同時に一人当たり売上高が向上。効率化・選択と集中が進んでいます。平均年収は-37%減少。
3,797人
-
746万
3,419万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中3期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
108万円
前年比
-43.5%
692.6%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は32%縮小しており、投資を抑制しています。設備投資と研究開発をバランスよく配分しています。対売上9.3%と積極的な投資姿勢です。
64億円
57億円
9.3%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+75.9%の上昇。日経平均を大きく下回っており、株価は低迷しています。
1,995円
+75.9%
-51pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.829)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
63万円
残業代(月額推定)業界比率
3万円
賞与(年間推定)業界比率
142万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
746万円
7年変動
-36.7%
変動額
-432万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
746万円
電気機器平均
44.8
電気機器平均
19.4
電気機器平均
労働環境
18.9h
| 平均 26.7h
71%
平均 58.2%
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
6%
全上場平均 9.4%
13%
29%
70%
女性÷男性 (100%=同一)
83%
+53.1pt
全上場平均 30.2%
100%
認定制度
くるみん
子育てサポート企業認定(厚生労働大臣)

育児休業の取得推進や残業削減など、子育てしやすい職場環境の基準を満たした企業に与えられる認定です。

えるぼし 2段階
女性活躍推進の認定(厚生労働大臣)

採用・継続就業・労働時間・管理職比率・多様なキャリアの5項目のうち、基準を達成した項目数に応じて1〜3段階で認定されます。 3段階中2段階目の認定です。

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qマクセルの平均年収はいくらですか?

マクセル株式会社の平均年収は746万円です(有価証券報告書 2025期)。

電気機器の業界平均703万円と比較すると同程度の水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qマクセルの生涯年収はいくらですか?

マクセル株式会社の推定生涯年収は約3.0億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

電気機器の業界平均の推定生涯年収約2.7億円と比較すると高い水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qマクセルの残業時間はどのくらいですか?

マクセル株式会社の平均残業時間は月18.9時間です(有価証券報告書 2025期)。

電気機器の業界平均14.6時間と比較すると多いです。

ただし、裁量労働制やみなし残業制度を導入している企業では、有報の数値と実際の労働時間が異なる場合があります。

Qマクセルの有給休暇取得率は?

マクセル株式会社の有給休暇取得率は71.0%です。

電気機器の業界平均77.0%と比較すると同程度の水準です

有休取得率が高い企業は、制度として取得を推進している傾向があり、働きやすさの指標のひとつです。

ホワイト企業ランキングで総合的な働きやすさを確認

Qマクセルはブラック企業ですか?激務ですか?

マクセル株式会社の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均残業時間は月18.9時間(電気機器平均14.6時間)、有給休暇取得率は71.0%(電気機器平均77.0%)、平均勤続年数は19.4年(電気機器平均15.6年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

残業時間が業界平均を上回り、有休取得率が業界平均を下回っているため、業界平均と比べて負荷が高い傾向が見られます。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qマクセルの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

マクセル株式会社の主要指標:

  • 残業:月18.9時間
  • 有休取得率:71.0%
  • 勤続年数:19.4年
  • 営業利益率:7.2%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Qマクセルは長く働ける会社ですか?

マクセル株式会社の平均勤続年数は19.4年(電気機器平均15.6年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+0.5%です。

営業利益率は7.2%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qマクセルの業績・将来性はどうですか?

マクセル株式会社の直近の売上高は1,298億円(前年比+0.5%)です。

営業利益率は7.2%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qマクセルは女性が働きやすい企業ですか?

マクセル株式会社の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:5.6%
  • 男性育児休業取得率:83.3%
  • 男女の賃金差異:69.8%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
Maxell, Ltd.
証券コード
6810
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
京都府
本店所在地
京都府乙訓郡大山崎町大山崎小泉1番地(上記は登記上の本店所在地であり、実際の業務は下記の場所で行っております。)
資本金
122億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
3,797名(連結)
他の企業と比較する

マクセル株式会社と気になる企業を並べて比較できます

比較ページへ