企業分析NOTE
プライム(内国株式)小売業8005

株式会社スクロール

2025年3月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月10日

株式会社スクロールは小売業に属するのプライム(内国株式)上場企業です。従業員数920人、平均年収571万円(小売業平均より13万円高い水準)です。株式会社スクロールは、オンラインで商品を購入する「通信販売」と、他の企業が通信販売を行うための「物流・決済代行サービス」を提供する会社です。アパレル、化粧品、旅行など幅広い商品を扱い、EC事業者のビジネスを多角的に支援しています。

業界ポジション

色付き数値 = 小売業平均との差
571万円43
業界平均(推定)
12.5年53
平均年齢41.6歳
7.2%56
+5.3%51
11.7%56
65.1%71
総合スコア
54/ 100
この企業小売業平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

株式会社スクロールは、東証プライム上場の安定した財務基盤を持つ小売企業です。自己資本比率65.1%と高く、堅実な経営が伺えます。直近の業績は減収減益傾向にありますが、FY2025には売上840.3億円、営業利益60.5億円への回復を計画しており、今後の動向が注目されます。業界平均を約20%上回る年収水準も魅力です。

事業概要

株式会社スクロールは、オンラインで商品を購入する「通信販売」と、他の企業が通信販売を行うための「物流・決済代行サービス」を提供する会社です。アパレル、化粧品、旅行など幅広い商品を扱い、EC事業者のビジネスを多角的に支援しています。

セグメント分析

同社は「ソリューション事業」と「通信販売事業」の二本柱で展開しています。EC市場の拡大を背景に、他社のEC事業を支援するソリューション事業は、物流や決済代行といった専門性の高い領域で成長機会が見込めます。デジタル技術や顧客課題解決に興味がある方は、ソリューション事業でのキャリア形成が有望でしょう。

こんな人に向いている

EC・通販業界でキャリアを築きたい方、安定した財務基盤のもとで業界平均以上の年収を求める方、特にソリューション事業で専門性を高めたい方に向いています。

知っておきたい注意点

有給取得率や具体的な人的資本情報が開示されていないため、入社前に働き方や社内制度について詳しく確認することをお勧めします。

データ更新: 2026-03-16 時点

代表的な商品・サービス

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
Marketing Solution 20262024年発表 → 2026年目標

「成長軌道への回帰 事業ポートフォリオの修正」と「実効性のあるResponsibility経営の推進」を二大重点方針とし、事業領域拡大と顧客提供価値向上を目指す。ソリューション事業は拡大したが収益性が低下、通販事業は収益性確保に努め、eコマース事業は黒転換した。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

コスト改善
成長軌道への回帰・事業ポートフォリオ修正
その他
実効性のあるResponsibility経営の推進
リスク対策
環境配慮、脱炭素社会への取組み
その他
タスク・ダイバーシティ経営の推進
その他
企業価値向上に向けた取組み

事業ポートフォリオの変化有報「事業の状況」より

HBT事業をeコマース事業に統合2024

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

スクロールは、国内市場環境の変化(景気減退、少子高齢化)やパンデミック・大規模災害といった異常事態リスクに直面している。これらはアパレル、雑貨等の需要減退や、海外生産・物流の停滞に繋がり、財政状態・経営成績に影響を与える可能性がある。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年3月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

顧客
事業ポートフォリオ見直し、高収益事業基盤構築、ソリューション事業成長戦略策定(事業の状況)
災害
事業運営機能・オフィスの分散化、物流機能の多拠点化、海外生産拠点の分散化(事業の状況)
財務
決済代行における貸倒引当金計上による収益性低下への対応(対処すべき課題)
市場
通販事業における販売価格コントロール、コスト低減による収益性確保(対処すべき課題)
事業
eコマース事業の不採算事業からの撤退による黒字転換(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間で+18%成長。利益率は2.4%→7.3%に改善しており、収益力が強化されています。
840億
+5.3%
61億
+13.9%
7.2%
43億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数はほぼ横ばい。平均年収は+10%上昇。
920人
-
571万
9,134万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊一人当たり利益は527%向上し、生産性が大きく改善。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
464万円
前年比
+12.6%
123.2%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資額は80%縮小しており、投資を抑制しています。
3億円
-
0.3%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+71.2%の上昇。日経平均を大きく上回り、市場の期待が高い銘柄です。
1,325円
+71.2%
+31pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2026-03 期末時点

構成指数

TOPIX日銀ETF買入対象

日本銀行はETFを通じてこの銘柄を間接保有しています

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。卸売業・小売業の業界統計を企業の年収比率(×1.398)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
47万円
残業代(月額推定)業界比率
2万円
賞与(年間推定)業界比率
106万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
571万円
7年変動
+10.0%
変動額
+52万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
571万円
小売業平均
41.6
小売業平均
12.5
小売業平均
労働環境
非公開
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
31%
全上場平均 9.4%
20%
--
非公開
69%
女性÷男性 (100%=同一)
67%
+36.5pt
全上場平均 30.2%
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Qスクロールの平均年収はいくらですか?

株式会社スクロールの平均年収は571万円です(有価証券報告書 2025期)。

小売業の業界平均558万円と比較すると同程度の水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Qスクロールの生涯年収はいくらですか?

株式会社スクロールの推定生涯年収は約2.3億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

小売業の業界平均の推定生涯年収約2.1億円と比較すると同程度の水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Qスクロールの有給休暇取得率は?

株式会社スクロールの有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Qスクロールはブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社スクロールの労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均勤続年数は12.5年(小売業平均11.4年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Qスクロールの評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社スクロールの主要指標:

  • 勤続年数:12.5年
  • 営業利益率:7.2%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Qスクロールは長く働ける会社ですか?

株式会社スクロールの平均勤続年数は12.5年(小売業平均11.4年)です。

業界平均を上回っており、社員が長く働き続けている傾向がうかがえます。

直近の売上成長率は前年比+5.3%です。

営業利益率は7.2%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Qスクロールの業績・将来性はどうですか?

株式会社スクロールの直近の売上高は840億円(前年比+5.3%)です。

営業利益率は7.2%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Qスクロールは女性が働きやすい企業ですか?

株式会社スクロールの女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:31.1%
  • 男性育児休業取得率:66.7%
  • 男女の賃金差異:69.4%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

英語社名
Scroll Corporation
証券コード
8005
業種
小売業
市場区分
プライム(内国株式)
所在地
静岡県
本店所在地
静岡県浜松市中央区佐藤二丁目24番1号
資本金
61.2億円
決算期
3月
会計基準
日本基準
従業員数
920名(連結)
電話番号
053(464)1114(直通)
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