企業分析NOTE
スタンダード(内国株式)輸送用機器7314

株式会社小田原機器

2025年12月期 有価証券報告書のデータを掲載
最終更新:2026年5月9日

株式会社小田原機器は輸送用機器に属するのスタンダード(内国株式)上場企業です。従業員数137人、平均年収646万円(輸送用機器平均を16万円低い水準)です。株式会社小田原機器は、路線バスの運賃箱など運賃収受機器の開発から製造、販売、メンテナンスまで一貫して手掛けるメーカーです。また、交通系インフラやETC関連、その他社会インフラに関するシステム開発も行っており、私たちの生活を支える公共交通や社会基盤のIT化に貢献しています。

業界ポジション

色付き数値 = 輸送用機器平均との差
646万円47
業界平均(推定)
8.9年37
平均年齢41.6歳
-1.2%51
+10.9%54
2.6%51
56.3%52
総合スコア
51/ 100
この企業輸送用機器平均

企業レポート

有価証券報告書をもとに作成した事業分析

株式会社小田原機器は、バス用運賃収受機器と交通系システム開発を手掛ける企業です。最新年度の売上は61.1億円、営業利益は3.9億円と好調な業績を維持し、自己資本比率も42.0%と安定した財務基盤を築いています。特に、業界平均を49.9%上回る年収水準は、求職者にとって魅力的な要素と言えるでしょう。

事業概要

株式会社小田原機器は、路線バスの運賃箱など運賃収受機器の開発から製造、販売、メンテナンスまで一貫して手掛けるメーカーです。また、交通系インフラやETC関連、その他社会インフラに関するシステム開発も行っており、私たちの生活を支える公共交通や社会基盤のIT化に貢献しています。

セグメント分析

同社は運賃収受機器事業とシステム開発事業を展開しています。特にシステム開発事業は、交通系インフラやETC関連など社会インフラのDX化を担っており、今後の成長が期待されます。エンジニア職やプロジェクトマネージャー職を志望する方は、この分野でのキャリア形成を検討すると良いでしょう。安定した基盤の上で新しい技術に挑戦できる機会があります。

こんな人に向いている

公共交通や社会インフラを支えるニッチな分野で、安定した環境と業界平均を大きく上回る高年収を求める人に適しています。技術力で社会貢献したい方にも良いでしょう。

知っておきたい注意点

有給取得率など働き方に関する詳細データが不足しているため、入社前に確認することをお勧めします。また、中小規模の企業である点を理解しておく必要があります。

データ更新: 2026-03-17 時点

代表的な商品・サービス

🚗

バス用運賃箱

運賃収受機器
🚗

カード機器関連製品

運賃収受機器
🚗

キャッシュレス決済機器

運賃収受機器
🚗

精算機

バス事業者向けシステム
☁️

交通系インフラシステム開発

システム開発検索

中期経営計画

有価証券報告書の経営方針より
ONG20302025年発表 → 2030年目標

2026年度から2030年度の5年間を対象に、稼ぐ力の向上、成長投資による新事業創出、売上成長の加速を重点施策とし、製番方式からMRP方式への生産方式転換や運賃収受機器の品揃え強化、新規事業の早期事業化を目指す持続的成長戦略である。

中期経営計画の数値目標と実績推移に基づく評価

重点施策有報「対処すべき課題」より

コスト改善
MRP方式導入による収益構造の改革
成長投資
運賃収受機器・マルチ決済端末の品揃え強化
新規事業
データサービスソリューション等の新規事業創出
成長投資
首都圏大型更新需要の受注によるシェア拡大
成長投資
専任マーケティング体制による新規事業の早期事業化

リスクプロファイル

有価証券報告書「事業等のリスク」より

当社はバス事業者向け運賃収受機器の高い品質要求に対応しつつ、大型案件の開発遅延や追加費用、優秀人材の確保難、景況変動や補助金見直しによる設備投資計画の変化、競争入札による価格低下リスク、知的財産権訴訟リスク、サイバー攻撃による情報システム停止リスク、自然災害による事業継続リスクなど多様なリスクに直面している。

有報のリスク記述をカテゴリ比率・重要ワードで分析した評価

有価証券報告書「事業等のリスク」よりOkapi BM25で自動抽出(2025年12月期

リスクへの対応状況有報「対処すべき課題」「事業の状況」より

品質
品質管理専門部署による徹底管理と品質保証体制の強化を継続実施(対処すべき課題)
開発遅延
プロジェクト毎の進捗管理と開発・製造工程の改善・効率化を推進(対処すべき課題)
人材
優秀人材の確保・育成に注力し、CDFによる計画的キャリア開発を推進(対処すべき課題)
入札
競争入札に対応しつつ価格競争力強化とシェア拡大を目指す(対処すべき課題)
情報システム
サイバーリスク対策を強化し、運用監視体制を常時実施(対処すべき課題)

業績データ

直近5年間の有価証券報告書に基づく
売上高・利益の推移
📊売上高は6年間ほぼ横ばい。直近期は営業赤字。
68億
+10.9%
-1億
赤字転落
-1.2%
1億
売上高営業利益純利益
従業員数・平均年収の推移
📊従業員数は6年間で-22%減少。人員削減と同時に一人当たり売上高が向上。効率化・選択と集中が進んでいます。
137人
-
646万
4,948万円
従業員数平均年収一人当たり売上高
従業員一人当たり利益・給与還元率
📊7期中1期が赤字と、利益が不安定な状態です。給与が一人当たり利益を上回っており、人材確保を優先する姿勢です。
71万円
前年比
-48.9%
916.4%
一人当たり純利益(黒字)一人当たり純利益(赤字)給与還元率(右軸)100%ライン
還元率は「平均年収÷一人当たり純利益×100」で算出。100%未満は利益が給与を上回る状態。赤字年度は算出対象外です。
設備投資・研究開発費の推移
📊投資総額は100%増加しており、積極的な成長投資を実行中。設備投資と研究開発をバランスよく配分しています。
1億円
1億円
2.7%
設備投資研究開発費対売上比率(右軸)
株価・市場パフォーマンス(月次)
📊株価は5年間で+133.9%の上昇。日経平均を下回っており、市場平均に劣後しています。
1,188円
+133.9%
-14pt
対日経パフォーマンス(100=日経平均と同等)
株価(月次終値)出来高対日経パフォーマンス

株主・株式構成

2025-12 期末時点株主数 7,807

流通株式比率(東証プライム基準 35%以上)

40.8%✓ 基準クリア
35% (基準)

上位10株主合計 59.2%自己株式 0.1%

外国人持株比率

0.3%
20% (放送法)
33.3% (1/3ルール)

外国法人 0.3% /外国個人 0.00%

株主カテゴリ別構成

金融機関 0.5%
金融商品取引業者 0.5%
外国人 0.3%
法人 12.9%
個人・その他 85.7%

主要株主(上位10名)

1津川 直樹
26.16%
2津川 佳代子
11.22%
3株式会社正英
11.22%
4小田原機器社員持株会
5.29%
5丸山 美紀
1.24%
6佐藤 誠
0.93%
7入山 圭司
0.86%
8佐藤 健一
0.80%
9関 正道
0.75%
10井上 博之
0.67%
流通株式
40.8%

年収分析

e-Stat賃金構造統計 + 有報データに基づく推定
年齢別 推定年収の内訳
推定値です。製造業の業界統計を企業の年収比率(×1.584)でスケーリングしています。
※ 内訳は業界平均の比率(基本給・残業代・賞与)から推定
基本給×12残業代×12賞与
※ 内訳データがないため業界平均の比率から推定しています
基本給(月額推定)業界比率
55万円
残業代(月額推定)業界比率
3万円
賞与(年間推定)業界比率
123万円
賞与比率
15%
平均年収の推移(有報実績)
最新年度
646万円
7年変動
+3.4%
変動額
+21万円

働き方・ダイバーシティ

有報 + 女性活躍推進企業DBに基づく
基本情報
646万円
輸送用機器平均
41.6
輸送用機器平均
8.9
輸送用機器平均
労働環境
非公開
--
非公開
--
非公開
ダイバーシティ・女性活躍
8%
全上場平均 9.4%
0%
--
非公開
80%
女性÷男性 (100%=同一)
50%
+19.8pt
全上場平均 30.2%
--
非公開
認定制度
くるみん・えるぼし等の認定情報は確認されていません
出典:女性活躍推進企業データベース(厚生労働省)

よくある質問

有価証券報告書データに基づく回答です

Q小田原機器の平均年収はいくらですか?

株式会社小田原機器の平均年収は646万円です(有価証券報告書 2025期)。

輸送用機器の業界平均662万円と比較すると同程度の水準です

なお、この数値は全社員(総合職・一般職・現業職等を含む)の平均であり、職種や役職によって個人差があります。

Q小田原機器の生涯年収はいくらですか?

株式会社小田原機器の推定生涯年収は約2.6億円です。

22歳で新卒入社し60歳で定年退職するまでの38年間を想定。e-Stat賃金構造基本統計調査に基づく年齢別推定年収を、22歳入社・60歳定年の38年間で積み上げて算出しています(退職金は含みません)。

輸送用機器の業界平均の推定生涯年収約2.5億円と比較すると同程度の水準です。

※実際の生涯年収は、昇給ペース・役職・ボーナス変動・転職等によって大きく異なります。

Q小田原機器の有給休暇取得率は?

株式会社小田原機器の有給休暇取得率は現在公開されているデータでは確認できません。

企業分析NOTEでは、ホワイト企業ランキングで働きやすさを総合的に評価しています。

Q小田原機器はブラック企業ですか?激務ですか?

株式会社小田原機器の労働環境を有価証券報告書のデータで確認すると、平均勤続年数は8.9年(輸送用機器平均16.8年)です。

「ブラック企業」の明確な法的定義はありませんが、上記のデータを業界平均と比較することで客観的な判断材料になります。

データは業界平均と同程度の水準です。

ただし、裁量労働制やみなし残業を導入している企業では、有報の残業データが実態と異なる場合があります。

Q小田原機器の評判・総合評価は?

企業分析NOTEでは、口コミではなく有価証券報告書の公的データに基づき企業を評価しています。

株式会社小田原機器の主要指標:

  • 勤続年数:8.9年
  • 営業利益率:-1.2%

ネット上の口コミは個人の主観に左右されますが、有価証券報告書のデータは企業が法的責任を持って開示した公的情報です。

ホワイト企業ランキングで業界内の位置づけを確認

Q小田原機器は長く働ける会社ですか?

株式会社小田原機器の平均勤続年数は8.9年(輸送用機器平均16.8年)です。

業界平均を下回っていますが、設立年が新しい企業、中途採用を積極的に行っている企業、業界全体の人材流動性が高い場合にも短くなる傾向があります。

直近の売上成長率は前年比+10.9%です。

営業利益率は-1.2%です。

売上成長率ランキングで成長企業を確認

Q小田原機器の業績・将来性はどうですか?

株式会社小田原機器の直近の売上高は68億円(前年比+10.9%)です。

営業利益率は-1.2%です。

売上成長率がプラスの場合は事業が拡大傾向にあり、営業利益率が高い企業は社員への待遇還元余力も大きい傾向があります。

売上成長率ランキングを確認

Q小田原機器は女性が働きやすい企業ですか?

株式会社小田原機器の女性活躍に関するデータは以下の通りです。

  • 女性管理職比率:8.1%
  • 男性育児休業取得率:50.0%
  • 男女の賃金差異:79.9%

女性活躍ランキングで業界内の位置づけを確認

企業基本情報

証券コード
7314
市場区分
スタンダード(内国株式)
所在地
神奈川県
設立
1979年10月15日
資本金
3.7億円
会計基準
日本基準
従業員数
137名(連結)
企業サイト
odawarakiki.com
IR情報
IRページ
採用情報
採用ページ
他の企業と比較する

株式会社小田原機器と気になる企業を並べて比較できます

比較ページへ